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オランウータンを斬首し逮捕の男2人、自己防衛を主張 インドネシア
2018年2月1日 22:46 発信地:ジャカルタ/インドネシア
【2月1日 AFP】インドネシアで、オランウータンを銃で何度も撃った後に首を斬り落とし、死骸を川に投げ捨てた疑いで男2人が逮捕された。警察が1日、明らかにした。男らは、自己防衛のためだったと主張しているという。
いずれもカリマンタン島(Kalimantan Island、別名:ボルネオ島、Borneo Island)のゴム農園で働いている容疑者2人は、絶滅の危機にひんしているボルネオオランウータンの雄を殺したことを認めた。
地元住民が先月、頭部のないオランウータンの死骸を発見。少なくとも17発の弾痕があり、体毛は焼けてしまっていたという。
地元警察幹部はAFPに対し、「容疑者らは、あれほど大きな動物が突然自分たちの方へ向かってくるのを見て、怖くなって殺したと主張している」と明かし、「捜査を続行中」だと述べた。
この警察幹部は、容疑者らが「オランウータンを複数回撃ったが死ななかった」と話したとし、「2人のうち1人が背後から首を斬った。その後自宅の裏庭に頭部を埋め、体は川に捨てた」と説明している。(c)AFP