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1629話
本来なら翌日……下手をすれば、数日は帰ってこないと思われていたレイ達だったのだが、予想外のことにその日のうちに帰ってきたレイ達は、当然のように皆に歓迎された。
食事はともかく、やはり寝る時に馬車や地面の上というのは、どうしても嫌だったのだろう。
期待の視線に負けるかのように、レイは砂上船を取り出す。
千人近い人数が砂上船の中で寝るというのは、当然ながらかなり狭くなる。
だが、それでも座ったまま馬車で寝たり、風や雨を防ぐ屋根のない地面の上で眠ったり……といった風に寝るよりは、砂上船の方は圧倒的に寝やすいし、疲れも取れやすい。
また、ここまでの旅路では砂上船で寝ていたので、慣れているということもあった。
それだけに、レイの帰還は歓迎されたのだ。
勿論歓迎されたのは、砂上船だけの問題ではない。
精神的な主柱と言ってもおかしくはないセトの存在、ヴィヘラに負けないだけの強さを持つレイ、エレーナ、マリーナの存在、夕食はともかく、明日の朝食は美味い料理が食べられるという期待。
様々な思いから、レイ達が帰ってきたのは大歓迎となった。
「まさか、こんなに喜ばれるとは思わなかったな。……大半が砂上船目当てみたいだけど」
砂上船に中に入って、少しでもいい寝床を確保しようとする女達。
セトに群がっている女達。
大まかにその二手に分かれている様子を眺めながら、レイが呟く。
「ふふっ、しょうがないですよ。レイさん達がいないというだけで、今日の移動中は色々と暗かったですし」
レイの忙しさが一段落したのを見て、ギメカラが笑みを浮かべてそう話しかけてくる。
「俺じゃなくて、セトじゃないか?」
「それも含めて、レイさんの力ではないかと。……それで、これだけ早く戻ってこられたということは、使節団の方々にお会い出来たと考えてもよろしいのでしょうか?」
ギメカラにとって、そこが一番気に掛かるところなのだろう。
また、リュータスも同様にその辺りが気に掛かるのか、ギメカラの側でレイが口を開くのを待っている。
「ああ、その辺は問題なく合流出来た。一応、護衛の方も少ないが貸して貰えることになったから、多少は楽になる筈だ」
「それは、そうでしょうね」
レーブルリナ国のような小国の、それも強さより問題を起こさない性格を重視して選ばれた護衛の冒険者達に比べて、ミレアーナ王国という大国の、それも辺境のギルムで活躍している者であれば、腕は間違いなく立つ筈だった。
そういう意味では、この集団の援助をしているゾルゲー商会のギメカラにとっても、レイからの提案はこれ以上ない程にありがたい。
「それで、使節団に俺達のことは?」
「ああ、言っておいた。もっとも、ダスカー様にその辺りの話は既に通してるんだから、使節団の方に何か言われたりしても問題はないと思うけどな。ああ、ただ……一応お前達からは合流したら色々と情報を聞きたいって言ってたぞ」
「それは問題ありません。ですよね?」
「そうだな。寧ろ、こっちから望むところだ」
ギメカラとリュータスの二人は、お互いに顔を合わせてそう頷く。
(へぇ。……元から仲はそんなに悪くなかったと思うけど、今日だけでより仲良くなったみたいだな)
レイがいる時も、二人は仲が悪い訳ではなかった。
だが、今朝レイ達が出ていった時よりも、今の方が二人の関係は良好なように思える。
レイがいない間、やはり馬車の中で男は二人だけということもあって、より深く話し合うことができたのだろう。
(ヴィヘラとビューネも一緒の馬車に乗ってただろうけど、相性的によくなかったのか?)
ヴィヘラは外見だけではなく性格も非常に魅力的だというのは、レイも分かっている。
しかし魅力的ではあっても、同時に酷く癖の強い性格をしているのも間違いはない。
そもそも、強敵との戦いを好むという時点で普通の男にとっては色々と難しいものがあるだろう。
「取りあえず、無事に情報交換は終わった。そう思っていいんだよな?」
「ああ。リュータスの件もダスカー様含めてきちんと説明してきたから、その辺りの心配はいらないと思うぞ」
「……そうか」
レイの言葉に安堵するリュータス。
ダスカーとの話で大丈夫だとは思っていたが、ダスカーとは対のオーブ越しでしか会ったことがなく、使節団の面々とは直接会うのだ。
もしかして……本当にもしかしてだが、向こうと会った時に捕らえられるという思いがあっただけに、レイの言葉でようやく安心する。
レイすら騙して、合流した時点でリュータスが捕らえられるという可能性は、まだ完全になくなった訳ではない。
だが、レイがこう言っている以上、もし使節団と合流して危害を加えられそうになっても、少なくてもレイが自分達の味方をしてくれるのは間違いなかった。
(まぁ、俺はその使節団と合流したら向こうと一緒に行動することになる以上、レイ達がいなくなってから……って可能性は決して否定出来ないけど、ギルムの人間ならレイを敵にするのがどれだけ割に合わないのか分かってるよな?)
リュータスは、半ば自分に言い聞かせる。
ギルムから連れてきた護衛達が自分に危害を加えようとすれば、自分の護衛達だけでは到底手に負えないというのが分かっているのだ。
自分でも考えすぎだろうというのは分かっていたのだが、それもジャーヤという闇の組織で……それも後継者候補として育ってきた為の用心深さなのだろう。
「取りあえずそっちの話は後で聞くとして……今日の移動はどんな感じだった?」
「あー……その、やっぱり色々と問題はありましたね」
少し言いにくそうに、ギメカラが答える。
「やっぱり食事の問題か? それとも、夜に寝る場所の心配をして?」
「そういうのもあるけど……私とビューネの力が信用出来なかった人も結構いるみたいね」
「いえ、ヴィヘラさん。それは……」
「ああ、安心して。別にそのことに腹を立ててる訳じゃないから。私の戦い方が地味だというのは、私も分かってるし」
「……ヴィヘラの戦い方が地味? それは、何の冗談だ?」
ギメカラとヴィヘラの会話に、レイは心の底から不思議そうに呟く。
実際、娼婦や踊り子を連想させる……もしくはそれ以上に扇情的な薄衣を身に纏い、戦っているその姿は、それこそ踊るかのように優雅な戦い方だ。
とてもではないが、地味という言葉が相応しい戦い方ではない。
「ほら、私の場合は着ている服が問題なのよ。この集団が元々は奴隷の首輪で操られて娼婦をさせられていた人が多いでしょ? それを思い出すというのもあるんでしょうね」
「あー……なるほど」
そう言われれば、レイも納得せざるを得ない。
マリーナの発する女の艶とは少し方向性が違うが、もっとストレートに肉欲や性欲といった欲望を刺激するようなヴィヘラの姿は、娼婦をさせられていた女達にしてみれば色々と思うところはあるのだろうと。
ましてや、今は物好きな少数以外の多くは普通の服を着ている。
それだけに、やはり今のヴィヘラはどうしても目立ってしまい、娼婦をさせられていた時のことを思い出してしまうのだろう。
「まぁ、その辺は私も自分なりの信念に従ってこうどう服装をしてるんだし、それが嫌だというのであれば、私も別にそれを責めるつもりはないわ」
「まぁ、ヴィヘラがそう言うのなら、そっちに関しては俺はこれ以上なにも言わないけど……ただ、俺達がいなくなった時に、本当に大丈夫か?」
「大丈夫じゃなくても、大丈夫にするしかないでしょうね。……出来れば、使節団から派遣される護衛の方が上手く纏めてくれるといいんですが」
「多分大丈夫……だと思う」
はっきりと大丈夫だと断言出来ないのは、やはり誰が来るのかがまだはっきりと決まっていない為だろう。
使節団の方でも、可能な限り有能な人物を護衛に出したいとは思っていたが、それで自分達の戦力が極端に減るのも避けたいというのが正直なところの筈だ。
(取りあえず、ミレイヌは本人が希望するだろうが、ロニタスが許可しないだろうし。……それ以前にスルニンが却下する可能性の方が高いか)
一行の護衛として動くということは、少しの間でもレイ達と共に行動するということを意味している。
セト愛好家のミレイヌが、そんな絶好のチャンスおを見逃すかと言われれば……レイは首を横に振るしかないだろう。
だが、ギルムにいる冒険者の中でも若手の出世頭――レイのような例外は別として――のミレイヌだ。異名持ち程ではないが、護衛の箔として考えれば間違いなく一級品なのは間違いない。
幾らミレイヌがレイ達と――正確にはセトだが――共に行動しようとしても、そんなミレイヌをロニタスが逃がすようなことをするはずがなかった。
どうしてもレイ達と共に行動するのであれば、それこそ依頼を無視する必要があるが……ミレイヌの外付け良心とでも呼ぶべきスルニンがそれを許可する筈がない。
また、レイとしても、ミレイヌが自分達と一緒に行動するのは出来れば止めて欲しいという思いがある。
ミレイヌのセト好きについてはしっかりと理解しているが、同時にこの集団の中にもセト精神的な主柱としている者が多い。
そのような者達が会ってしまえばどうなるか……ミレイヌとヨハンナのように敵対的な関係になるというのも不味いし、かといってミレイヌの配下になるというのも、面白くはない。
そうである以上、やはりミレイヌは自分達と別行動をとって欲しいと思うのは当然だった。
「取りあえず、レイさんの言うことなので、信じさせて貰います」
そう言うギメカラだったが、本当の意味でレイの言葉を信じている訳ではないというのは、レイの目からでも分かった。
どことなく自信なさげに聞こえたレイの言葉がその原因だろう。
「大丈夫よ。もし何かあったら、こっちの方で調整するから」
「マリーナさんがそう仰るのであれば……」
ギルムの元ギルドマスターというのは、こういう時に強い説得力を持つ。
レイも異名持ちの高ランク冒険者になって冒険者としての箔がついたのは事実だが、それでもやはり長年ギルドマスターをしていたマリーナには、及ばない。
この辺りは、どうしても積み重ねてきた実績の差だろう。
「取りあえず、明日からはまた暫くは一緒に行動出来ると思う。使節団とも……両方とも馬車で移動中だし、向こうの馬車や馬は色々と特別な奴だから、多分数日くらいで合流出来ると思う」
「それは楽しみだな。……俺もようやく役立てる時がくるみたいだし、嬉しい限りだ」
しみじみと呟くリュータスだったが、レイにとってはリュータスとその護衛達はそれなり以上に役立っているという印象があった。
リュータスからはレーブルリナ国上層部についての情報を教えて貰ったし、ジャーヤについても詳しい情報を教えて貰っている。
その護衛達は、跡継ぎ候補のリュータスの護衛をしているだけあって、ギメカラが用意した護衛達よりも確実に腕が立ち、それでいてリュータスに迷惑を掛けないために女達と変に絡んで問題を起こすようなこともない。
(寧ろ、リュータスと一緒に護衛がないくなることを考えれば、使節団から護衛を回して貰っても差し引きマイナス……いや、純粋にやってくる面子はリュータスの護衛の上位互換だから、問題はない……のか? 人数が減るのは痛いけど)
現在必要なのは、腕利きが数人ではなく、ある程度腕の立つ者が十数人だというのが、正直なところだ。
千人近い人数を守るのだから、当然のようにそこには一人辺りがどれだけの人数を守るのかといったことも重要になってくる。
勿論レイの場合は、セトという存在がいるので少し離れた場所で何かがあっても、すぐに駆けつけられるのだが……それを普通の冒険者に求めるのは、酷というものだろう。
(ああ、でも俺とセトが別々ならいいのか)
いつもはセトに乗って移動しているレイだったが、別に歩けない訳ではない。それどころか、ゼパイルによって生み出された肉体の身体能力は非常に高く、それこそ走る速度はギメカラが雇った冒険者達とは比べものにならい。
エレーナとヴィヘラも走る速度は非常に速いし、マリーナは精霊魔法や弓という遠距離攻撃の手段を持っている。
ビューネも、その身軽さを活かした戦闘を得意としている以上、走る速度は相応に速い。
そう考えれば、もしかして何とかなるかも……と考える。
だが、すぐにそれでは何とかなるのは間違いないないが、それはあくまでもレイ達がいる時だけでしかなく……最終的には、やはりレイ達がここから離れる為には、護衛をどうにかする必要があるという結論に達するのだった。
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