仮想通貨の採掘計算(マイニング)能力売買サービス「NiceHash」は1月31日(現地時間)、同サービスが2017年12月6日に受けたハッキングにより流出した約4700ビットコイン(当時のレートで約76億円)について、「数カ月間で全てをユーザーに返還する」と発表した。
ユーザーへの返済は2月2日から始めるとしており、まず当時の残高の10%を払い戻し、「全てのユーザーに同時に同じ条件で払い戻していく」という。他の仮想通貨などにレート換算はせず、ビットコインで全額返済する。
ハッキングについての調査は、国際的な法執行機関やサイバー犯罪捜査チームの協力を受けて継続しているとした上で、「できる限り状況を透明かつオープンにしたいが、調査のため現在は詳細を明かせない」と述べている。
NiceHashは17年12月6日にハッキングを受け、サービスを停止。この際にユーザーから預かっていた約4700ビットコインが流出した。それから2週間後の12月20日にサービスを復旧し、「国際投資家のグループから、残高復旧のための資金を確保できた。残高の払い出しについては2018年1月31日にアナウンスする」と声明を出していた。
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