最近巷でよく聞くこの≪審美歯科≫。実際何をもって審美歯科なのでしょう?漠然と審美歯科と言っても色々とあります。
ここで当医院で行っている審美治療をお伝えしたいと思います。
まず審美とはどう見えると審美的なのかをご説明したいと思います。一言で言うと≪バランス≫です。歯の大きさ・歯の並び・左右対称性、歯茎のラインまずここが整うと非常に綺麗に違和感なく見えます。
歯の大きさが不揃いです | バランスが取れていますね |
個人差はありますが大体の 比率が存在します。 |
このラインが強調する程 若々しい印象になります。 |
そして色調も大事な要素です。ただ単純に白といってもペンキのような白さは逆におかしいです。根元の方は程よく黄色く先に向かって徐々に白く最後に透明感を与える、どこかひとつ強調しすぎると不自然に見えるのでこれも≪バランス≫が大事です。
犬歯は意外と茶色いですよね | 被せ物にもバランスを反映させます。 技工士さんのセンスが現れます。 |
審美歯科といっても口の中を直接見る方はいません。唇からそっと覗く程度ですが口元のふくらみを作るのが歯です。口元にも≪バランス≫はあります。
審美的なものがご理解いただけたところで実際の症例を見ていただきましょう。
虫歯で歯の頭の部分が ほとんど無くなってしまった状態です |
咬み合わせと審美が整った状態です |
右上の犬歯がどうしても残すことができませんでした そこは1本インプラントにしました |
不適合な被せ物による歯茎の炎症です 適合の良い被せ物に変えるだけで健康な状態になりました。 |
オールセラミックというすべてセラミックで作られた被せ物です。 |
虫歯・歯並び・歯茎の連続性さまざまな問題を抱えています 歯周外科により健康な歯が顔を出してきました。 |
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土台が入り歯茎の連続性も整いました。 最終的な被せ物もとても綺麗ですね。 |
ご覧頂いたのが基本的な症例です。実際はもっといろんな問題を抱えたケースがほとんどです。
これらの問題を改善せずにただ削って被せる・詰めるだけでは到底長持ちしません。問題解決のために長期間の安定を得る為に当医院では歯周外科・矯正(MTM)を積極的に行っていきます。