出力仕様
自然言語理解では、入力テキストと文脈情報(過去のリクエスト履歴など)を入力として受け取り、応答文や応答ドメインなどのレスポンスパラメータを出力します。
レスポンスパラメータは、必ず "キーと値のセット" で表されています。
ここでは、どのようなレスポンスパラメータが出力されるかの仕様を示します。
共通パラメータ
以下のレスポンスパラメータは共通となっており、全てのリクエストにおいて下記の内容が含まれています。
パラメータ |
例 |
説明 |
result/intext |
新宿の天気 |
リクエストの入力テキスト。 |
result/method |
WEATHER |
応答ドメインの種類。TRANSIT(乗り換え)、WEATHER(天気)、SAY(雑談)など。 |
result/status |
200 |
応答ステータスの種類。
200 – 正常。言語理解できて応答が返せる場合。
201 – 正常。言語理解できず応答が返せない場合。
400 – 異常、エラー。
|
キーのプレフィックス
レスポンスパラメータは、キーのプレフィックスごとに役割が異なります。
キーのプレフィックス |
例 |
説明 |
param |
param_query |
スロット値。 |
var |
var_intext_timestamp |
その他の出力情報。過去のリクエスト履歴を引き継いだ際に、このパラメータを参照してレスポンスが変わることがあります。APIの利用者は、このプレフィックスのついたパラメータは無視してください。 |
nvm |
nvm_that |
複数ターン、セッションで保存されるメモリ。過去のリクエスト履歴を引き継いだ際に、このパラメータを参照してレスポンスが変わることがあります。APIの利用者は、このプレフィックスのついたパラメータは無視してください。 |
レスポンスによって変わるパラメータ
methodやstatusといった一部のパラメータ以外は、応答内容(応答ドメインや応答ドメインサブカテゴリ)によってレスポンスに含まれるかが異なります。
詳細は応答ドメインごとの仕様をご覧ください。
※応答ドメインの種類やレスポンスの内容は、予告なく変わりうることに注意してください。