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富山

アユ集う庄川 夢見て 射水の育成施設 今季飼育が開始

アユの稚魚をホースで水槽に移す組合員ら=射水市二口で

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 大門漁協(射水市)による今季のアユの飼育が三十一日、同市二口の中間育成施設で始まった。育てたアユは四月から五月にかけて、庄川などの県内の川へ放流する。

 稚魚は富山漁協(富山市)の増殖場で体長五センチ、重さ一・五グラムほどに成長。両漁協の組合員らが、タンクを積んだトラックで十四万匹を大門漁協へ運んだ。ホースを通って大型水槽に放たれた稚魚は、群れをなして元気に泳ぎ回っていた。

 さらに十四万匹を運び入れ、水温一四度に保った庄川の伏流水で体長一二センチ、重さ一〇グラムほどまでに育てる。鏡時夫組合長(67)は「健康な魚に育て、庄川を魚と人が集まる豊かな川にしていきたい」と話した。大門漁協では一九八四年からアユを飼育している。 (山本拓海)

 

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