長野越冬の野鳥に氷を割り餌場 諏訪湖白鳥の会
全面結氷した諏訪湖で、コハクチョウなどの餌場を確保するため「諏訪湖白鳥の会」の会員らが毎朝、岡谷市の横河川河口の飛来地で氷割りに取り組んでいる。 一月三十一日も午前六時半から作業を開始。厳寒の中、胴長靴姿の会員二人が三十分ほどかけてトビ口で氷を割った後、農家から寄付されたモミや玄米などを鳥たちに与えた。 同会事務局長の工務店経営花岡幸一さん(62)=同市大栄町=によると、飛来地は一月二十七日から結氷したが、コハクチョウやマガモやオナガガモなどが越冬中という。 中学時代から鳥好きで、週六日作業に参加する花岡さんは「いつも作業が終わると足の指先の感覚がなくなる。これが仕事だったら続かないよ」と笑っていた。 (福永保典) 今、あなたにオススメ
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