fujiの日記

「下町ロケット」を読み終えた 2017/01/02 21:37

読書


新年あけましておめでとうございます。

年末に新幹線経由で、ジーンズの町児島に帰省しました。

帰りの新幹線で読み始めたこの本、

新幹線だけでは読み終えることができず、元旦に読み終えました。

ロケットは、すこし関係者もいて、12月20日にはイプシロンIIロケットを無事打ち上げました。

というわけで、ロケット関係はちょっと知っているのだ。

 

そして、ロケット関係だと「下町のロケット」という本がとても有名で、そのうち読みたいと思っていたところで、ロケットが打ち上がったので、つい買ってしまったのだ。

年末、それなりに忙しかったので、正月休みまで読み始めるのを延期して、新幹線で読み始めだったのだ。

 

最近は、管制室はどんどん小さくなっていて、イプシロンロケットはパソコンがあれば世界のどこからでも打ち上げ可能という状態になっているんだと。

 

本書ではバルブの話が中心になっていたが、非常にたくさんの部品が組み合わされていて、全部がちゃんと動作しないといけないので、なかなか大変だが、最近の日本のロケットはみんな成功している。あとは、本小説でも出てきたが、コストの問題。

 

技術の話もあるのだが、大企業と中小企業の問題が中心になっている。

知り合いの中にも、宇宙航空系を目指していたのだが、政治的な問題が多すぎる世界が嫌になって結局航空宇宙系に進まず、家の仕事(鉄工所)を継いだ者がいます。

そんな感じで、色々なことをつい思い出す本であった。

あ、そうだ、ロケットエンジンの燃焼実験のデータ分析のためのソフトをつくる手伝いもしたことがあります。もう25年くらい前のことなのだが、今作れば簡単なことなのだが、当時はそれなりに手間のかかる仕事だった。

当時は、まだ都内に工場や研究所が有り、行ったら、そこあたりにミサイルがゴロゴロしているようなところであった。


ブラボー(3

コメント (1)

sozee
sozee
2017/01/03 08:10
東海メディカルプロダクツ(本社愛知県)は、バルーンカテーテルのメーカー、「下町ロケット」佃製作所のモデルとも云われている - - - 田宮「みんなが知らない超優良企業」講談社(2016, pp.122-123)、技術力の高い、キラリと光る中小企業。30億の売上、従業員200名とか。
下町ロケット2:ガウディ計画、こちらには、人工心臓弁が出て来ます。どちらも面白そうです。
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パソコン小心者@ひまつぶし

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