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三重の方言・かわいい方言一覧|やんやん/ささって/おだつ/しない

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三重の方言について書いた記事ですが、三重県の三重弁に限らず日本各地の方言や世界中の言葉にも興味を持ってもらいたいという思いを込めて記事にしました。かわいい方言が多い三重と三重の人々と触れ合う事で自分の世界を広げるきっかけになればよいと思っています。

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三重弁のイントネーションはかわいいものが多い

神社仏閣が多く、また鈴鹿サーキットやナガシマスパーランドなどの有名な施設があり、日本の歴史を深く感じられる土地としても知られる三重県ですが、その魅力的な土地に住む人々の使う方言がとても特徴的です。標準語では表現できないイントネーションや言葉の柔らかさ、土地柄や人柄を表現している日本の方言です。日本の心とも言える土地で使われている三重県の方言を紹介しながら、三重県の方言の魅力に迫っていきたいと思います。

三重の方言の言葉の数々

三重弁「やんやん」という方言の特徴

まずは、「やんやん」という三重弁の方言です。無理だとかできないとかよとかの意味だそうですが、標準語を使っている人にはすぐには何を言っているのか三重の方に聞かないと分からないような言葉です。香港などで使われている広東語に数字の番号を指す言葉にも似ています。 「こんな道けやんやん」と使い、標準語では「こんな道歩けないよ」というように使います。「やんやん」という言葉は標準語の「やだ」という言葉に近いものがあります。

三重弁「ささって」という方言の特徴

次は「ささって」という三重弁の方言です。明後日の次の日の事を指して、「しあさって」は 「ささって」の次の日の事を指すようです。この言葉はあさっての「さ」という言葉が残っているので、普段標準語を使う人もよく言葉を分析すれば、分からなくもないです。 「ささって」というと、何か食べ物にフォークで刺したり、人を指で指したりという言葉と混同してしまって、普段使うには少し不便で分かりづらいと言えます。

三重弁「おだつ」という方言の特徴

この「おだつ」という言葉はふざけると言う言葉です。喧嘩の際や砕けた会話などで使うようです。「おだってんな」というように使用するようです。この言葉は標準語とかけ離れていて、この「おだつ」という言葉を発した人に聞かないと三重の方言だとは気づかないです。普段違う方言を使う人や、標準語を使う人には分からないと思います。 三重に旅行へ行ったら、現地で聞く機会はあっても、旅行者には使う機会がない言葉と言えます。

三重弁「しない」という方言の特徴

次の三重弁は「しない」という方言です。これはそのまま「〜をしない」という意味です。この方言は他の方言を使う人や、標準語を使う人にも分かりやすいですね。 会社の転勤などで、地方に移動になって住むようになっても、その土地での言葉を使っていれば、ある程度の期間使っていれば、どんな方言でも使っていて違和感なく使えそうです。方言にはその土地の歴史があるので、使っていると地元の人と仲良くしていけそうです。

三重弁「そうなん」という方言の特徴

次は「そうなん」という言葉です。テレビドラマや他の地方の人が使っていそうです。そういうのという言葉ですが、若い女性などがよく使っているのをテレビなどで見かけます。割とかわいい感じの言葉で「そうなん」と「女性」がセットになっているイメージが三重弁の中では一番強いのではないでしょうか。 「そうなん」は文章の最後や、「そうなん」で意味が分かるので船が難破する「遭難」と間違える人はそんなにいないと思います。

三重弁「なんさ」という方言の特徴

次は「なんさ」という三重弁です。この言葉は質問文として、語尾を上げながら使われる言葉です。さきほど紹介しました「そうなん」と言う言葉と一緒に聞き覚えがある方も多いと思います。意味は「そうなの」と質問する意味だそうです。使うときは標準語の「そうなの」のように「なんさ」自体単語でも使用します。 この言葉も女性の方が使う頻度は高い言葉というイメージはあります。三重弁はよく耳にする言葉が多く、標準語に近い言葉が多い事も大きな特徴です。

三重弁「はしかい」という方言の特徴

次は「はしかい」という言葉です。この言葉は肌に当たってチクチクする、ゴワゴワすることを指します。三重に旅行などに行っても耳に出来る機会は少なそうです。 山にハイキングに行き草むらの草が「はしかい」と使ったり、ゴワゴワする服を着て「はしかい」と発するので三重に長期滞在していれば聞く機会があると思います。

よく使われているかわいい三重の方言

三重県は大阪や志摩に近い土地柄ということもあり、方言のイントネーションが柔らかく、会話の相手に親しみを感じさせる言葉が多いです。芸人さんや女優さんががドラマなどで使っている方言も大阪弁が多いですし、三重弁で東京の人が耳にする方言が多い事も確かです。 ここではかわいい三重弁を取り上げて紹介していきましょう。 「あんなーうち帽子忘れたんさー」 「昨日、あれだけ注意したやんー!」 「やもんで貸してくれへん?」 「今日だけやでー!?」 「助かるわーうちら最強の友達やんなー?」 など実際女性が使っている場面を切り取ってみましたが、「な」と「や」を連発しているのが分かります。 学生が話しているような例で話すとこのようの会話になります。学校でよく耳にする会話だと思うので標準語と三重弁の違いが分かりやすい会話で、かわいい三重弁を紹介してみました。 また、 やもんで などは三重弁は親しみがあり、柔らかく感じます。

三重出身の有名人など

三重出身の女性はかわいい方言を使うことだけでなく芸能 音楽 スポーツで有名な女性が多い事で知られます。 三重出身の女性では女優さんでは水野美紀さん 加藤紀子さん ミュージシャンでは西野カナさん スポーツ選手では浅田美和選手などが三重出身の有名人でそれなりの実績を残されてらっしゃいます。 水野美紀さんや加藤紀子さんが、ドラマで三重弁を使う場面を見た事はありませんが、実際使われた脚本が作られた場合、三重弁の魅力と三重の土地柄や人柄を表現するドラマを作っても面白いと思います。三重の女性の魅力や言葉の美しさ、かわいさを表現できるドラマが出来ると思います。

標準語とは違う三重弁の語尾の特徴あれこれ

テレビドラマなどで三重出身の役柄を演じる俳優さんがドラマなどで使っている三重弁の方言の特徴は語尾に標準語では使わないような語尾をつけることが大きな特徴があり、標準語にない独特の雰囲気を醸し出しています。日本国内の他の地域の方言もそれぞれ特徴を持っていますが、三重弁の語尾というのは親しみを持つ事ができ、また柔らかな感じを受けるので、かわいい方言として三重弁が話題になる理由の一つと思います。 三重弁は4種類の方言を含む言葉としても知られており、「伊勢弁」「伊賀弁」「志摩弁」「紀州弁」は近畿地方の4種類の三重弁とも言えます。この4種類の三重弁はその中でも共通の意味や方言もあるので一括りされることが多いそうです。普段標準語を使う人にはテレビドラマや舞台劇などからしか耳にできないので未知な言葉のイメージが大きいです。三重弁の意味や語彙などは三重県の周りの愛知県や名古屋にも広がっている為、三重県に住んでいる人を含め近畿地方の人が使う方言の共通点が多い事なども大きな特徴で、標準語を話して育った人は三重弁が生まれた時代に戻り、三重弁の誕生の起源を知りたくなる方言です。 三重弁は4種類の方言で構成されていることも三重弁の歴史の長さや奥深さを感じる事ができて21世紀の今になっても注目されるのが分かります。 *三重弁のイメージが強い「伊勢弁」「伊賀弁」 4種類の三重弁の最大の特徴である語尾に「な」「さ」「やん」がついて話せれている事もあり、テレビドラマや映画などで耳にする事も多いと思います。「伊勢弁」「伊賀弁」に関しては大阪、京都でよく話されている方言に近く、三重弁=大阪と考えることもできます。「伊賀弁」は「さ〜」が語尾につくので標準語を普段使う人にとっては少しキツい感じに聞こえるかもしれません。静岡の言葉も語尾に「さ」がつき、また標準語で「さ」を付けても両方ともキツい感じがします。「伊勢弁」の「な」も標準語の「な」も両方とも語尾につけると優しい感じがします。 *4種類の中の三重弁でも異質な「志摩弁」多様性を持つ「紀州弁」 「志摩弁」は「伊勢志摩弁」とも呼ばれ、公家言葉のなごりがあり、三重の鳥羽市・志摩市で話されてる言葉です。公家言葉に近いというだけで標準語を使っている人には公家言葉というのはどういう言葉なのかも想像がつかないので異質な言葉という風に感じてしまいます。 「紀州弁」は三重県南部で使われ、南牟婁方言、和歌山弁とも呼ばれ、また「紀州弁」は新宮市の言葉も含んでいるので三重弁の中では一番多様性のある言葉と言われています。アメリカの英語の西部なまりのような多様性を「紀州弁」から感じることができて、不思議な感覚を持つ言葉です。 *標準語を話す人から感じる三重弁の特徴 標準語や他の方言を使う人にとって、「伊勢弁」「伊賀弁」「志摩弁」「紀州弁」の4種類の言葉がすべて三重弁ということだけでも驚きです。標準語にはない奥深さや未知な感覚があり、三重弁の共通点としては語尾に標準語とは違う言葉をつけて話すという特徴があります。愛知県や岐阜県、名古屋、大阪に近い言葉で三重弁の4種類の言葉の歴史が深い事が挙げられます。三重弁を聞きに現地まで行ってみようという気さえ起こす魅力的な価値のある土地で す。 *現地へもし訪れたら 旅行などで三重に訪れた際は4種類の方言を実際に耳にしてそれぞれの言葉のイントネーションの違いなどを聞くと新しい発見があるかもしれません。三重弁に限らず日本の方言はそれぞれの土地での習慣や生活から生み出された言葉なので歴史や風土を学ぶ上での勉強にもなります。是非、三重に訪れてみてあなた自身で三重弁を体感してみてください標準語にはない言葉を聞く事で五感に訴えるものがきっとあります。

三重弁で告白のセリフを言うとこうなる!?

三重という土地に長く住んでいたら、自分の好きな異性との結婚やお付き合いをするときもあると思います。三重という土地は、伊勢神宮、ナガシマスパーランド、二見興玉神社、鈴鹿サーキットなど、告白を成功させる雰囲気の場所は都会より多いように思えます。 人柄と情熱を感じさせる三重弁での告白は三重弁を話す人から、標準語を話す人にもインパクトと成功率は高いと思わせる方言だと言えそうです。

三重弁での告白のセリフの一例

ここで女性から男性に対する告白のセリフを言うならばを想定してセリフを考えるとこうなります「はじめは そんな知らんだけど、〜君と喋っとる時間はむっちゃ楽しかった。これからもっと〜君のこと知りたいし、一緒におりたい。うまん伝わらんと思うけど好きです。付き合ってください。」という風になります。

三重の土地の言葉として

他の方言と標準語と比べても同じ日本語なので、大きな言葉の変化はないですが、男が女性に三重弁で言われたらかなり成功率が高いと思えます。もちろんそれまでのお互いの接し方やお互いをどれだけ知っているのかも重要ですが、三重ならではの美しい土地をバックにしてこのようなセリフを言えば上手くいきそうな気がします。

三重弁や他の方言を知る事で自分の世界を広げよう!

三重県の言葉だけに限った事ではありませんが、日本も含め世界中に沢山の言語の種類があります。コンピュータ言語や動物が話しているかもしれない言葉も含めて、日本の方言だけでも未知の部分はその土地に実際に赴き接してみないとわかりません。 三重県に旅行へ行き、昔ながらの居酒屋さんや旅館の女将さんやお土産売り場の店員さん、神社の僧侶さんなどと接する事で、今まで自分の住んでいた土地や職場では体験できない経験談を聞いたりして三重県で使われている三重弁に触れる事で自分自身の中で生まれる気持ちなどから三重弁の本当の素晴らしさを感じる事ができると言えます。 それは三重県の三重弁だけではなく、世界中の土地での普段使わない言葉を知る事で、人生を何倍にも楽しくできるはずです。まずは三重弁に触れることから始めるのもよいのではないでしょうか。

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