2015年08月01日

6)束草・霊界メッセージによって崩れたもの

6)束草・霊界メッセージによって崩れたもの

    20111121 CARPカフェ 匿名                              


束草・霊界メッセージによって崩れたものは以下のごとくだ。


第一に、地に落ちた統一家の指導者たちの権威。

政界と変わらない。手段と方法を選ばず、権力を勝ち取ろうとする指導者たちの姿が顕わになった。指導者の仮面が暴かれたのだ。責任を持つ人々は、明らかに責任を果たさなければならない。

第二に、統一教文化の真実性の権威。

このようなことが公開席上において展開したことも大問題だが、このような問題を収拾しようとする姿が見えないということだ。挙げ句の果ては、お父様が操作したという言葉まで出てきている。統一教文化の真実性と自浄能力は完全に喪失したのだ。

第三に、清平・訓母様の権威。

大母様と霊界の提案だといって読まれた怪文書が、たとえ訓母自らが関与しなかったと明かしたからといって責任を免れるものではない。霊界メッセージを操作するということは、霊界を否定する行為であり、また清平役事の根幹を揺るがす事件だ。厳重に対処しなければならなかった。すでに3年の歳月が過ぎながら、この事件が埋もれてしまうかと思ったが、このように堂々と怪文書の原文がインターネットで流れている。

第四に、真の家庭の権威。

文亨進世界会長は、後継者の位置のために虚偽を動員したという罪を脱ぐことはできなくなった。そして、このような虚偽と操作の役事は一度で終わったのではなく、無実のご自分の兄を背信者、横道者、泥棒、暴力者、甚だしくはサタンとして追いやる役事を続けている。霊界メッセージ操作事件は、境界線を超えた事件となった。すでに売り払った良心は、これ以上、呵責すら感じない立場に置かれるようになったのだ。

第五に、真の父母様の権威。

真のお父様は、み言が正しい、間違っているということをおっしゃられなかったので、価値判断をしないのが良いと考える。以後、一度も、お父様がこのような霊界メッセージを基礎として判断されたというみ言を語られたことがない。しかし、真の父母様の権威もやはり傷ついたことは明らかである。子女が父母を騙すなら、父母にとってはどうしようもないことだ。騙されてやるしかないのではないか? そんな子女を持ったことを恨む以外に…。

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2015年07月25日

5)霊界メッセージ論争は信仰的良心と食口の人権にかかわる問題 (2011.12.2  金白山)

5)霊界メッセージ論争は信仰的良心と食口の人権にかかわる問題 (2011.12.2  金白山)


梁昌植会長の束草霊界メッセージの顛末に関する解明と、幾つかの疑問点に対して質問した公開書信に対するカフェ会員たちの熱い反応は、統一家にまだ信仰的な良心が生きている方々が多いということを反証してくれる。

しかし、文章に対するカフェ会員たちの一般的な反応とは異なり、数名の批判的な方々の論理は、私が指摘しようとする本質的な内容とは距離が遠いものに過ぎない。彼らの批判は、大部分、お父様がそのように決定して発表したことに異議を申し立てるのは、非信仰的で傲慢な態度だと指摘している。メッセージ作成過程と発表動機に関係なく、ご父母様が認定したことは、超越的権威を持つのだと主張している。そのような理由で、メッセージ作成手続きに対する問題を提起するのは正しくないと主張する。これらの中には、付け加えて、歴史上の聖人たちの中にも、目的のために嘘をついた人もいるという例えも挙がっている。

しかし、このような論理は普遍性を獲得しにくい、似非宗教においてのみ通用する無理な論理に過ぎない。目的のために手段を正当化したり、動機が不純であるのならば、それは善なるものではなく低レベルの正当化と宗教的狂信に過ぎない。これは、天のみ旨を実現し、人類最高の良心を志向しなければならない宗教の根本の教えに一致しない主張である。

私たちが束草メッセージの真偽論争と手続き的正当性に対して、最も重要な点として提起するのは、それがご父母様の承認を受けたことの有無に関することではない。本質は目的と動機、そして、手続きが善なるものであったのかという問題だ。この問題は当事者たちの信仰的良心と、真の父母様に従う正しい信仰を実践しなければならない、私たち祝福家庭と食口たちの人権に対する問題でもある。

束草事件の前後の事情を知らない食口たちに、すべてのことをご父母様の指示事項だと公表し、これに絶対服従するようにという教義が通じることはあり得るが、事件の前後を知っている者には、これは本当に卑劣な無理強いであるのみだ。果たして、信仰的良心を持つ者として、どうしてこのような非常識的な行為と状況を容認することができるだろうか? 大部分の食口たちはどうしようもなく、教会で主張する絶対服従の教義に従うしかないとはいえ、摂理に対して心配する目覚めている食口たちの胸の中には、抑えることのできない憤怒が湧き上がっている。

再度、強調するが、束草・霊界メッセージ捏造は、私たち食口たちの信仰的信頼を裏切った天人共怒の蛮行である。そのどんな内容も正当化することはできず、必ず本来の状態に戻されなければならない。これは線路を脱線している摂理の道を正す道であり、私たちすべての霊的生命を生かす道だ。

私たちが束草事件の真実を知りたいのは、正義と善であることを追求する人間本性の指向性に基づいたものだ。不義で、善ではない行動に対して目をつむって通り過ぎるのは、良心が許さないためだ。このような本性的な行動は、教権が絶対服従の教理をどんなに強要するとしても絶対に消えることはない。誰が言わなくても自然発生的に現れて、抑えればさらに強くなるのがまさにこれである。これは、歴史の中において文明の進歩の土台になるだけでなく、宗教を中心とした神様の摂理を一次元高めていく原動力だ。イエス様とルターがユダヤ教権主義に挑戦し、中世キリスト教の宗教的堕落を撃破するために険しく困難な道を行ったようにである。

今の時期の私たちの抵抗は、ご父母様の摂理に対する不服従ではなく、偽りの報告とインチキで染みがついた統一家の共同体を生かし、摂理の正しい道を開拓する中で、天に対する忠孝の手本を再び立て、神様とご父母様を解放する動きだ。天の切迫した摂理が、非良心的な少数の群れに揺るがされて破綻することを防ごうとする使命感から湧き出してくる自発的な動きである。

私たち祝福家庭は、すでに世俗化して信仰の本質を忘却した彼らに、霊的生命と信仰的運命を抵当に入れることはできない。彼らは、お父様の権威に頼り、教権を笠に着て、限りなく絶対服従を強要するが、教権主たちが押し出す絶対服従の教義は、摂理の正しい方向と何ら関連もないものであり、ただ、教会権力を強固にし、自分たちのヘゲモニーを強固にするためのものであるのみだ。

冷徹にみることができなければ、容易く見過ごして、私たちすべての信仰的自主性と人権が侵奪される結果をもたらす以外にない。そして摂理の正しい方向を立てられないことはもちろん、一段階、跳躍できないようにする障害物となるようになり、結局、天一国の理想は白昼夢となってしまうだろう。また、永遠に少数似非宗教の分派として人々に記憶されながら、差別を受け、無視される運命の中から抜け出すことができないようになるだろう。

教会権力の核心部にいる者たちは、あらゆる豪奢と恩恵を享受する中で、食口たちが窮乏し、悲惨に生きている姿はいまや眼中にない。韓国にいる大部分の多文化家庭は、平均以下の生活をし、経済的に非常に窮乏した生活をしているのにもかかわらず、無分別な献金摂理で彼らをさらに追い立てている。経済的窮乏のために献金をちゃんとできず、教会に通うこともできないようにつくる状況、このために自ら罪人という自己恥辱感に陥り、食口たちと交流することもできない状況が多くなっていっている。このような状況にもかかわらず、教会権力者たちは、ただ教会のためだけに献金を強要し、自分たちの位置を守るためのデマを宣伝することに血眼となっているだけだ。彼らは食口たちの抵抗を反摂理的であり、非信仰的なものと規定し冒涜するが、真に反摂理的で非良心的な姿は、彼らが持っていることを否定できないだろう。

摂理は私たちすべての祝福家庭が主人精神を持って出ていく時、より力強く前進する。今この時期に、摂理がどの段階に来ており、正しい方向に向かっているかに対して、苦悩せずにただ従っていくことを美徳とするのは、自らの運命を他人に預けることに過ぎない。

私たち祝福家庭に、天一国は自動的に開かれている所ではない。清平に行って先祖を解怨し、入籍したとしても、地上に天一国が成されない限り、天国の門は決して開かれることはないだろう。地上に神様の下の人類一家族理想、天一国理想を実現できない限り、真の父母様、真の家庭をはじめとする祝福家庭の誰であっても神様がいらっしゃる天国に入ることができないであろう。これが原理であり、天の公法だ。

過去、金孝南・訓母様と金英順夫人の間に、李相軒院長の霊界書信をめぐり真偽論争がさかんに行われている時にも、お父様が訓母様の反対にもかかわらず、金英順夫人が書いた、李相軒院長の霊界メッセージをそのまま認定された事例を、束草事件の首謀者たちが利用した可能性もあるとみる。霊界メッセージといえば、いったんはご父母様の立場から認めざるを得ない、そのような心情を自分たちの目標達成のために利用した事例が、まさに束草事件の本質となるだろう。しかし、その責任は、そのまま彼らに永遠に讒訴条件として残ることであろう。

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2015年07月22日

4)梁昌植会長に送る公開書簡 ( 2011.11.27 金白山 )

4)梁昌植会長に送る公開書簡

       2011.11.27  金白山

https://truelegacyblog.wordpress.com/%e7%ac%ac%ef%bc%93%e7%ab%a0%e3%80%80%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%a8%e7%9c%9f%e5%ae%9f/part-%ef%bc%91%ef%bc%8e-%e4%bf%a1%e9%a0%bc%e3%81%8c%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%ab%e5%b4%a9%e3%82%8c%e3%81%9f/%ef%bc%91%ef%bc%8e-%e6%9d%9f%e8%8d%89%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%af%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%a8%e9%9c%8a%e7%95%8c%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%8d%8f%e9%80%a0/4%ef%bc%89%e6%a2%81%e6%98%8c%e6%a4%8d%e4%bc%9a%e9%95%b7%e3%81%ab%e9%80%81%e3%82%8b%e5%85%ac%e9%96%8b%e6%9b%b8%e7%b0%a1/


梁昌植会長! ついに勇気を出して束草霊界メッセージに対する真実を明らかにしてくださり、本当に感謝いたします。3年という歳月、私は世界の統一家を揺るがすこの問題が、このような*釈明として現れたため、一方では虚脱した思いにならざるを得ません。

梁会長! 私は会長の真の父母様に対する信仰的忠心を疑いません。私たちすべてが信仰者として、そのような姿勢を持ってきたことは事実だからです。ただ、会長と私たちの違いは、実体のご父母様の傍で侍っているかということについての違いでしょう。実際、私は真の父母様の近くに行くことができる立場にはありませんが、常に心情の中ではご父母様が教えてくださった、神様のみ旨と摂理のビジョンを大切にして生きていると思っています。

梁会長! 私は会長と80年代からの一時代を、熾烈に左翼の学生運動圏と闘争してきながら生きてきた思い出があります。その当時、私たち皆が持っていた食口としての熱い情と愛、そして摂理を成していこうとする戦士としての自負心は、私たちが生きる力であったのではないかと思います。

会長! 実際、私は今までこのカフェに文章を書いたことはほとんどありません。顯進様と、至近距離ではありませんが、それでも共に働く者として、私が書いた文章が顯進様の考えを代弁するという誤解を受けることを願わなかっただけでなく、一つの時代に同じ役割を果たした者として、同じ食口として生きてきた方々に、心の傷を与えないように強く自制してきました。カフェ成立の初期に、12回、書きこんだ記憶もありますが、それ以後はほぼ文章を書いたことがありません。実際、文章というのは観点によって解釈が異なり、人を説得するのに限界があるからです。一つの論理に対する反駁と再反駁を経る過程で、論理は消え去り、感情だけが激化して、結局は私たちの心情が意固地になってしまうからです。このような理由から文章を書く事を自制していたところ、私と共に働く人たちは、このような私に「少し文章を書け」と、冗談めかせて言ったりもしました。実際、私の文章は、いまだに運動圏と闘争したあの時代の記憶の中から自由になれないでいます。私がみても、ある時には私の文章が強すぎるように感じることもあります。文章を書いてみると、事件の真偽を明らかにするために、やむを得ず批判しなければならない立場に置かれるからです。

実際、私は会長の今回の霊界メッセージに対する長文の文章を読んで、多くのことを考えました。文章を書くべきか、書くまいかに対する思いから始まってです。しかし、会長が発表した文章を見ながら、全体的に疑問が湧き、共感できない部分があると判断し、このように公開書信をお送りするようになりました。

1.3年余りの歳月が過ぎた後に束草霊界メッセージに*釈明される理由に対して、誠実さを感じることができません。

会長は最近、霊界メッセージ論争が膨れ上がってきたために事実を明らかにするとおっしゃいました。しかし、実際、束草メッセージ問題はカフェでも論争になったことが1度や2度ではありません。2009年、束草事件直後からこれまで、途切れることなく論争になってきた問題です。今になって論争が増幅しているととってつけた説明までされながら真実を公開するとおっしゃる真意が疑わしく思われます。実際、3年間、顯進様に対する非難がどれほどたくさんありましたか? 世界的に、言葉では表現できない非難と人格殺人教育が進められた結果、多くの食口たちはいまや、顯進様に対して形容できないほど多くの誤解をしている段階にきています。財団と協会側では、言葉では顯進様が戻ってくることを期待すると言いますが、一方ではとてつもない非難を浴びせかけ、告訴と告発を濫発しています。顯進様が戻って行ける道を開くのではなく、むしろ一つ一つ、妨害してしまっていました。

いまや顯進様は教会食口たちに、お母様を告訴する背倫児、教会財産を盗んだ人、そして、最終的に堕落したアダムと断罪されました。教会を通して、ほぼサタンとして冒涜されるようになった顯進様が、いまや戻って行ける道がどこにありますか? 本当に顯進様が戻ってくることを、会長をはじめとする教会指導者たちが願われたのなら、このような無毛な人格殺人と断罪はご自身の良心をかけて防がなければならなかったのではありませんか? 会長はこのカフェを指して、50年間の統一家の共同体にいなかった幽霊たちが横行していると言われたのですが、果たしてこのような抵抗がどこに由来しているのか、まったくその原因を分からないとおっしゃるのですか? 教会組織と食口たちを掌握した教権主義者たちの誤った行動に対抗する最低限の抗議手段と民主的論議の場であるカフェをこのように冒涜しながら、私たちの共同体が本当に疎通することができるとお思いですか? 全斗煥暴圧政権よりもさらなる言論統制を、今の統一教会指導部が牧会者たちと食口たちに行っていることを、会長は二つの目で見ることができないというのですか? 食口たちが互いに監視し合うようにし、牧会者たちを日本婦人たちを通して監視させ、報告させるようにするその態勢は、果たしてどこから来た文化だというのですか?

2.霊界メッセージだと誤解する、手続き上のミスだと言及したことを理解しがたいです。

束草霊界メッセージが3年の間、統一家に与えた傷は、言葉では癒すことができません。会長は、そのメッセージがお父様の指示事項を整理したものなのに、発表当時、孝進様の霊界メッセージと合わせて読んだために、人々が誤解したものだと主張しました。そして、前半部分、孝進様の霊界メッセージ部分に対しては知っていることがないと主張しました。であるならば、私が一度、お尋ねします。果たして会長は、真の父母様に侍る関係を離れて、ご自身の良心をかけて、神様の前にこれを事実だと言うことができますか? 巷では、このメッセージは梁会長とピーター・キム補佐官が書いたものと話題になっているのですが。私の分析からすれば、初めの部分は、文体上、ピーター・キム補佐官が作成したものと推測され、後半部の真の子女の使命についての部分は、会長が作成したのが明らかであるようにみえます。そして、後半が霊界メッセージではなく、お父様の指示事項だと主張されるならば、なぜ導入部に「敬愛する天地人真の父母様」とおっしゃったのか、到底、理解ができません。万一、真の父母様の指示事項であるのなら、必ずしもこのような形式を用いて発表される理由がないのではないですか? このような事例は、真に前例のない怪異なものではないでしょうか? このメッセージの作成過程において、果たしてお父様の直接の指示事項が、霊界の孝進様のメッセージより権威がないと思われた方は誰でしょうか? このメッセージを自ら作成された方々が、お父様の権威を否定し、霊界の力を借りて、亨進様の相続者としての権威を正当化するためのものではなかったのか疑わしく思います。

私の所見では、その当時、もし顯進様に対する問題を霊界メッセージという形態で発表するのではなく、お父様が直接、指示した形態でおっしゃったならば、最小限、そのような状況は発生しなかっただろうとみます。実際、顯進様は、霊界メッセージ、またはお父様の指示事項だという文献内容に憤怒されるよりは、(憤怒された理由は)その文献が作成された経緯を信頼できないためであると思います。顯進様はその当時、自分たちの目的のために霊界メッセージまで操作した人たちに憤怒され、摂理のためにこれを必ず正さなければならないと切迫さを感じられたものとみています。実際この問題は、私たちすべての問題でもあります。信仰の本質と良心の問題であり、私たち統一家の正体性と定義の問題でもあります。手続きや動機が正当でないならば、どんなに結果が良かったとしても何の関係があるでしょうか。旧約時代には通じたタマルとリベカの逸話、そしてエソウとヤコブの逸話のような物語を、成約時代を超えて天一国摂理時代に正当化させる摂理的な名分はないと思います。復帰された真の家庭の中において、便法で長子権が入れ替わって相続権が確定されるという、そのようなことは到底あり得ないことであると思われるからです。

3.霊界メッセージの内容が真の子女様すべてに公平だという内容は、同意し難いです。

いわゆる「霊界メッセージ」という内容を読んでみると誰でも分かるように、顯進様の役割が非常に縮小されていることが分かります。名目上、顯進様がUCIと天宙平和連合の責任者であり、米国総会長ではありますが、結局、亨進様に報告して、重要な事項は裁可を受けなければならず、國進様に監査を受けなければならず、米国内においては仁進様に教会に対する全責任を奪われ、実質的に顯進様が独自的にできる内容がほとんどありません。このような二重、三重の足かせをしておいて、顯進様がどんな役割を果たすことができると思われますか? そして、仁進様が総会長の許可もなく不法に教会理事陣を変えて自分に近い人たちを入れたことに対して、その過ちを正すために処置をしたことを、お父様と敵対したのだと冒涜したことから分かるように、顯進様が米国摂理機関内でできることがほとんどなかったことを知ることができます。実際、顯進様によって招集、進行された理事会が65で霧散となったことが、それを証明してくれるのではありませんか?

人の情の常により、どの家庭においても長子は父母の代身です。長男がどんなに学がなく、知識がないとしても、弟たちが勝手に兄を無視できないことは、韓国的な家族の伝統に起因した礼儀範式でもあります。ですから家庭内の大小の事柄を決定する時、常に長男は中心になります。教育の有無や財産の大小に関係なしにです。それが、韓国的伝統の家庭です。ましてや、真の家庭においてはどうしなければならないでしょうか? 当然、秩序があるのです。しかし、不義なる手段によりこのような秩序をひっくり返し、弟たちが兄を攻撃することに対して、顯進様にだけ忍耐を強要してはならないのではないでしょうか? それも、いわゆる「ご父母様の指示」という仮面を被ってです。3年を耐えてこられた顯進様は、今日になって食口たちに送るご自身の声明書を発表されました。そのような顯進様の心情を、一度でも察したことがありますか? 会長ご自身が、家庭においてそのようなことを弟たちにされたと、一度、仮定してみてください。本当にあきれることではないですか?(中略)

文章を終えながら、お願いします。

会長! 私は、すべての信仰路程において本当に貴い記憶を持っています。会長もそうであったように、皆がそうです。そして、そのような思い出と記憶、また体験が、今までこの険しく困難な道を行く動機になり、生命力になっています。信仰が揺らぐ時、常に私たちは皆、その初心を思い出して再び決心したものです。それは純粋なものです。その懐かしい時期の純粋さです。しかし、今の私たちの共同体は、前例のない危機的状況に直面しています。誰もこの状況おいて、よく思う者はいません。もどかしく、一方では腹立たしくもあります。しかし、このすべてのことが誰の責任でもありません。すべて、私たち全員の責任です。真の父母様とご子女様によく侍ることができない私たちの責任です。天の摂理をはっきりと分からず、生活の中で実体化させられない不足な者たちである私たち自身のためです。

私は最後に、一つの場面を回想しながら、この文章を終えたいと思います。私が小学校の時、肉身の母について入教した後、毎日、徹夜精誠の祈祷に通ったことが思い出されます。邑にある教会に行くために、私の村にいる食口たちは遠い道のりを、歩いて教会に通ったものです。徹夜を終えて明け方に帰ってくる道で歌った「園の歌」は、本当に恩恵に満ちたものでした。分別のない小学生時代でしたが、明け方の冷たい空気の中で清明な月の光の下、食口たちと列をつくって田の畦道を歩きながら歌ったその歌の思い出は、数十年が過ぎた今もまだはっきりと残っています。食口たちを慕わしく思い、牧師様に会うということがただただ良かったあの時期が今、本当に懐かしいです。会長! 果たして私たち皆が、そのような純粋な時代にもう一度戻ることはできないものでしょうか?

20111127日  金白山拝上
(*筆者注: 翻訳原文の「解明」を「釈明」で記載してあります。)

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2015年07月20日

3)梁昌植会長の偽りの主張について

3)梁昌植会長の偽りの主張について

     20111127  金慶孝  CARPカフェ


梁会長が公開的にこの文書を発表され、内容の中に私に対する部分も言及されているが、私も梁会長の書信に対する自分の立場を公開的に発表することができる最小限の権限はあるとみます。


この文章では、相手に対する人身攻撃的な発言や解釈は、最大限、自制するつもりであり、簡単に、梁会長が言及された幾つかの内容が文書を読まれる方々に混乱を与え、場合によっては私が侍っている顯進様に対して誤解を呼び起こすこともあり得るため、これに対して私の意見と立場を明らかにしようと思います。


1.訓母様の報告書に対して


私は38日、束草にはいませんでしたが、録音テープを通して何回もその日の事件を聞きました。私の考えでは、束草メッセージについては梁会長が解明される内容ではなく、時が来たならば訓母様が直接、顯進様に解明されればよいと思います。なぜならば、その日、訓母様が顯進様に、この報告書はご自身が作成されなかったと告白されたからです。


梁会長の報告書のどこにも「訓母様の報告書」という表現がありません。それなのに実際には、梁会長が孝進様の書信を読んだ後、正確に20分後にお父様がこのように語られました。

「さあ、これからは、訓母。訓母。訓母様は来たか?訊いてるんだ。え?どこ?訓母。(訓母様を呼ばれたが、出てこられなかった)訓母様の報告だ。霊界の実像だ。そうだ、読んであげなさい。読みなさい。(はい‐梁会長の答え)よく聞きなさい。(梁会長が代わりに読み始める:敬愛する万王の王、真の父母様に報告差し上げます…)これは訓母の報告だ

梁会長の手紙に、この内容は自身が作成し、お父様にも報告して一つ一つ確認を受けたとなっていますが、人々は実に理解しがたいことでしょう。いったいどのようにして、梁会長が書いた報告書を、お父様が訓母様の報告だと言われ、霊界の実像だとおっしゃるでしょうか?

梁会長のおっしゃるとおり、「絶対服従」を真の父母様が最も強調されているなどと、私がこのような内容に心苦しい意見を述べたくはありませんが、私の信仰的基準が不足なのか、私の霊魂と良心に垢がついてなのか、感謝できる気分ではありません。

2.ウォーカーヒル・シェラトンホテルのミーティング


梁会長は、少し正直にならなければなりません。万一、私が会おうと連絡しなかったならば、絶対に出てこられなかったことでしょう。私は束草事件当日、顯進様から、訓母様の報告書を訓母様が作成したのではないというみ言を聞いて、これを直接、確認するために梁会長に会おうと言ったのでした。その時、梁会長は私にこのメッセージは梁会長が草案を練られて、金孝律補佐官と共に検討したと言ってくださり、これを指示されたのはお父様ではなく、私がここで名前を挙げることができない別の方であると、明らかに語ってくださいました。私は、この事案に対して、梁会長に約束したとおり、最近までも口を噤んできました。梁会長の手紙に、メッセージ作成背景に対して、すべてのことを私に説明したかのように表現してありますが、それは梁会長の記憶が間違っているか、でなければ故意に嘘をついているのです。もし正しい事実を知りたいのでしたら、その時の対話内容を、後で直接、聞かせてさしあげます。

3.金慶孝がEmailを通して真と真実を歪曲し、先輩を害そうとしたという主張に対して

梁昌植会長、私と私の妻は、梁会長を大学時代から近く見守ってきました。梁会長もやはり私に対してよくご存知でしょう。梁会長がそのように軽く文章を書かれれば、結果的に私の人格が毀損されるのではなく、梁会長の器の中身が透けて見えるということを考慮してくださればと思います。

私がE-mailで送った文章があるとおっしゃいましたが、私に見せてくださればと思います。私は公式的に、この事案に対して、私のE-mailを通して言及したことはありませんが、そのような文章を見て、私に対して誤解されてもいいのでしょうか? むしろ、去る612日、チョ・ソンイル氏が鮮文大学で発表した中で、このような発表をしたといいます。(カフェからコピーした文章)

お父様がご子女様たちの役割において整理された内容を、2月から梁昌植会長を通して準備されました。そのメッセージを梁会長に、霊界メッセージと共に読むようにおっしゃいました。顯進様が同意することができないと外に出ていかれたところ、大母様と鉢合わせ、「どうなっているのか」と訊かれると、大母様は「状況をよく分かっておらず、『よく分かりません』。このように申し上げます」、「このようになったことを、あちらにいるUCIのスタッフたちが知らないのかというと、知っています」、「金誰々というスタッフに、梁会長が資料もすべて与えて、すべて共有しました」(チョ・ソンイル氏の発表内容)

梁会長、その時、私は資料はおろか、ジュース一杯、お茶一杯も飲んだ記憶がなく、私に聞かせてくださった内容は、チョ・ソンイル氏が発表した内容ではありませんでした。

4.顯進様がご父母様から遠ざかれるようになった過程と原因に対する梁会長の分析に対して

他の方に対する文章の内容は一言一句、たくさん出てきますが、ただ一人、梁会長自身に対する内容はありませんね。いつか、梁会長自身に対する懺悔録が出るならば、深く心の扉を開いて、私の懺悔録も公開しながら読んでみます。梁会長がまるで代弁人のように、数名の方々の人格と人生に対して表現なさいましたが、私はそれが梁会長の真実だとは思いません。いつか真実のこもった文章が出てくるならば、再度、読んでみます。そして、梁会長の表現と文章の内容を通して、真のお父様がどのような観点で顯進様を眺めていらっしゃるかということを少し感じて、そのギャップを埋めることが、現在の状況ではとても難しそうであるという感じを正直、受けました。

最後に、最近、顯進様の著書、「神様の夢の実現」が出版され、今日、食口たちに送る顯進様の公開書信が発表されたので、必ず精読してくださり、できればご父母様にも伝達してくだされば感謝いたします。

2011年 11月 27

金慶孝


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2015年07月19日

2)理事会原状復帰への取組みをクーデターに追いやった事件の真相

2)理事会原状復帰への取組みをクーデターに追いやった事件の真相

                                                                                                          金慶孝

https://truelegacyblog.wordpress.com/%e7%ac%ac%ef%bc%93%e7%ab%a0%e3%80%80%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%a8%e7%9c%9f%e5%ae%9f/part-%ef%bc%91%ef%bc%8e-%e4%bf%a1%e9%a0%bc%e3%81%8c%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%ab%e5%b4%a9%e3%82%8c%e3%81%9f/%ef%bc%91%ef%bc%8e-%e6%9d%9f%e8%8d%89%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%af%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%a8%e9%9c%8a%e7%95%8c%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%8d%8f%e9%80%a0/2%ef%bc%89%e7%90%86%e4%ba%8b%e4%bc%9a%e5%8e%9f%e7%8a%b6%e5%be%a9%e5%b8%b0%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%96%e7%b5%84%e3%81%bf%e3%82%92%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%ab%e8%bf%bd%e3%81%84/



1  序論

結果だけをもってみれば、明らかに顯進様が問題を起こしたように見える。しかし、本当にその問題の原因と結果を正確に明らかにしようとするならば、事件の前後を詳細に明かさなければならない。これまで私たちが言うことがなくて沈黙していたわけではない。すべてのことを明らかにしようとすれば、それが即、数名の真の子女様たちにまで問題が飛び火するためにそうできなかったのだ。問題がここまで拡散した以上、今やこれ以上隠すこともないので、一部の内容をここで整理してみようと思う。


2  本論

2008729日、仁進様を米国統一運動を代表するチェアマン(総会長)に発令するという公文が亨進様の名前で出された。当時、南北米は顯進様が責任を持って活動してこられたので、現場では少なくない混乱が生じた。最終的に、金炳和大陸会長が真の父母様に直接確認した結果、仁進様は総会長ではなく祝司長であり、珍成様は教会の仕事には一切関与してはいけないというみ言を受けたが、その意見は無視された。そして約1ヵ月が過ぎた821日、突然、米国家庭連合理事会が召集された。夜10時頃に公示が出たのだが、翌日の朝7時に電話会議を通して既存の理事たちの大部分を解任したというのであった。招集公告を48時間前にしなければならない規定も破ったようで、顯進様ともまったく調整されていないものであった。顯進様の代わりに理事会に入っていた郭珍満氏も解任対象に含まれていた。本人がその日の夜、仁進様の補佐官である尹ギョンジョンに電話し、なぜそんなに急に理事会を変えようとしたのかと訊いたところ、「米国では責任者が変われば、本来そうである」という答えを聞いた。


確実ではないが、珍成氏が孝進様の昇華直後、マンハッタンセンターの責任者として赴任し、50万ドルをニューヨーカーホテルからマンハッタンセンターに奪おうとしたが、ホテルの理事会を支配していた統一教会理事会の承認という障壁にぶつかったということがあったために、そのように急いだのだという話もあった。郭珍満氏は、翌日の朝、理事会において自分が顯進様を代身して派遣された理事であることを説明し、自分がなぜ解任されなければならないか顯進様に報告を差し上げる名分が必要だと言うと、珍成氏はそういった事実はまったく知らなかったと弁明した。こうして理事会を通して仁進様は大部分の既存理事たちを整理し、自分側の人たちを立たせた。ところが後にお父様がこの報告を受けられて、理事たちをもう一度元の位置に戻せと指示された。この時、仁進様は一部は元に戻されたが、一部はそうされなかった。


このような事態から約6ヵ月が過ぎ、顯進様は2008年の間中、GPFに主力を注がれ、仁進様はラビンライフ・ミニストリーの基盤を築くのに専念された。そして20092月初めから顯進様は、お父様のみ言を受けて世界巡回に出るべく、その準備でお忙しかった。その時、突然、お父様は215日頃、韓国に帰国されるとすぐに、顯進様、國進様、亨進様に対する責任を言及されながら、顯進様が米国に責任を持たねばならないというみ言を訓読会場で何回か下さった。本人は梁昌植会長に直接、電話をして確認したが、待ちなさいというだけで誰一人何か公式的にお父様の指示を伝達してくれる人はおらず、公文も出なかった。顯進様はワシントンDC、プロスペクトホールで、本人を含めてUPFスタッフたちと共に世界ツアー戦略を計画していらっしゃった。


周知の事実だが、國進様は日本に責任を持てというお父様のみ言を受けて、すぐにその翌日であったか日本に行かれた。しかし顯進様は、米国において、すでに仁進様が責任者の立場で活動していらっしゃったので、公式連絡が来るのを忍耐して待たれた。結局、公文は出ず、最後に米国分捧王である朱東文会長を通して直接、お父様にお尋ねにならなければならなかった。ちょうど真の父母様と幹部たちがセントラルシティーで午餐を共にしている時、朱会長がお父様に尋ねることができた。この時、お父様はもう一度、はっきりと「米国の責任は顯進様にあり、仁進様は総会長ではなく祝司長であり、珍成様は教会のことに一切関与してはならない」というみ言を下さり、許ムンド長官をはじめとして周囲の幹部たちも皆、聞くこととなった。朱会長はこの内容を顯進様に直接伝達した。顯進様はついに公文に対する期待を放棄し、一旦、朱会長の報告を土台として金炳和会長に連絡し、ご自身が米国を発つ前に米国の全体摂理機関の指導者たちに会うという意志を伝えた。それが222日、日曜日の午前であった。顯進様は世界巡回のために長期間米国を離れる前に、長子国家米国の指導者たちが一つの方向に向かい、特にワシントンタイムズに対する責任感を持つように督励したいと言われた。


指導者会議は223日、ニュヨーカーホテルで開催された。顯進様は全体の指導者たちに会うにあたって、まず仁進様と珍成様に個別に出会い、お父様のみ旨を伝えて共に協力してくれることをお願いされた。仁進様との会合は結論が出ないまま終了し、仁進様はお父様に直接、お目にかかって確認すると言って帰られた。以後、この会合に対してよくない噂、特に顯進様を陰謀に陥れる根拠ない怪文書が出回っているという噂が流れ、1年も過ぎてから衝撃的な事実が明らかになった。人々は米国理事会変更から事件が勃発したとみるが、本人は仁進様と顯進様の会議が最初の発端になったとみている。とにかく顯進様は指導者たちが集まっている所に一人で降りてきて会議を主催し、み言を語られた後、出発された。[1]


ところがおかしなことに、顯進様を米国責任者として任命するという公文を送ってくれなかった宣教本部が、翌日の明け方と午前に、まったくでたらめな連絡と公文を発送した。特に明け方に大陸会長宛に到着した石竣昊宣教本部本部長のメールには、「今日、國進様が仁進様の米国総会長の職責は何の変動もないということを金炳和大陸会長に知らせようとされています」という内容が書いてあり、その内容に顯進様は衝撃を受けられた。


顯進様は仁進様を、ご自身の姉であり、公的には祝司長として尊重しながら、共に協力しようとされた。米国の指導者たちには、全体が一つになって一つの方向で協力することを強調された。このような状況において、なぜ突然、顯進様が巡回に発たれる直前、理事会を招集され、お父様のみ言どおりに理事会を元の位置に戻すとおっしゃったのか。その当時、本人は常に顯進様の側にいたが、顯進様の関心は理事会にはなく、世界巡回の準備と、突然、吹き迫った日本の経済危機の中で、米国指導者たちが一つの心、一つの意思でお父様の米国摂理基盤、特にワシントンタイムズを守らなければならないということにあった


結果的に米国統一教理事会は召集されたが、65で解散した。そして、三人のご子女様たちは真の父母様に呼び出されて、束草を訪問するようになった。



[1] 1月に米国のジョシュア・コッター牧師が顯進様批判巡回をしながら、この会合が自分がこれまで参加した会合の中で最悪だったと詭弁を語っているが、その偽善は今後、顯進様のみ言の映像が公開されればすべて明らかになるだろう。



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posted by 聖員闘食口 at 08:10 | Comment(0) | 束草霊界メッセージ事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月18日

1)束草・霊界メッセージ事件に対する梁昌植会長の立場

1)束草・霊界メッセージ事件に対する梁昌植会長の立場  

                    20111127

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昨今、約3年前に束草パインリッジ修練所において発表された、いわゆる「束草・霊界メッセージ」に関する関心が増幅する中で、事実とは異なる誤解、誇張、拡大が多く、ここに事件の顛末を明らかにするものです。下記の、最初の二つの文件の内容は、200938日、束草・天情苑における早朝の訓読会で発表された内容の全文です。5時の敬拝式の直後、お父様の命令によって、当時、韓国教会長であった本人が、訓母様から受け取った封筒の中にあった内容をそのまま訓読したのです。事件の顛末をよりよく理解するために、歴史編纂委員会で当日、録音した内容を添えました。多少、長くとも、事案の正しい理解のために精読してくださるよう願います。(括弧内のコメントは、訓読中にお父様が語られたみ言です)



1.孝進様の霊界からの手紙(梁昌植会長訓読)


不肖の小子、孝進が天地人真の父母様に捧げます。


愛する、慕わしい真の父母様。地上生活を終えて、ここ霊界に来てからすでに1年が経とうとしています。(そうだな。もう1年になったな)小子はここ霊界において時間と空間を超越し、大きな神様の愛を体恤しながら生活しています。


しかし、ご父母様に対する慕わしさは、時間が過ぎればすぎるほど大きくなっていきます。(そうか!) ご父母様、過去の地上生活の期間に、ご父母様に孝の道理を果たすことができないまま、ご父母様に先立って霊界に来た不孝な小子をお許し下さい。ここに来てみると、地上の生活がどれほど重要であるか(そうだ)、そして人類をかき抱いていかれるご父母様の高貴な愛がどれほど大きいかということを、あらためて悟るようになりました。ご父母様の大きな愛を一時も忘れることができず、(その愛は)消えることがありません。


昨年719日、予想もできなかったヘリコプター事故以来、以前の健康を完全に回復される間もなく、神様のみ旨を成してさしあげようと、昼夜なく心を砕かれるご父母様のやるせないお姿に対するたびに、愛するご父母様の傍を先に離れてしまった不孝の胸はつらく、涙を隠すことができません。


愛するお父様、お母様。ご父母様の恩恵でここ、神様の愛が溢れる霊界に来てみると、(そうだ。ご父母様がいなければ、その霊界に行けないんだ)霊界の修練所を中心として、興進と大母様が多くのことを成されたことが分かりました。(そうだ)真の父母様を代身して、いかなる者も知ることのできない霊界の複雑な内容を整理され、霊界復帰の摂理を担当して忠孝の基準を立ててこられたことは、本当に驚くべき役事であると言わざるを得ません。


今は、真の父母様の地上の摂理に歩調を合わせて、興進を中心とした絶対善の霊界圏が総動員され、人類救援のためのご父母様の地上の摂理に総力を挙げて取り組んでいます。小子もまた、地上で果たせなかった子息の道理を、ここで興進と大母様を助けて差し上げながら最善を尽くします。そして、ここにおいてだけでもご父母様を喜ばせて差し上げ、忠孝の道理を果たす姿となるつもりです。


お父様、お母様、今回、私たち兄弟の米国での出来事によって、ご父母様がどれだけ心を傷められ、心慮が大きくていらっしゃるでしょうか。誰にも言うことのできない痛みと苦痛を隠されながら涙を流されるお父様、お母様の心を、小子はよく知っております。(そうだ) 小子もまた地上にいる時に、兄の位置で弟たちをよく保護し、愛することができなかった責任を深く痛感しながら心を痛めています。


お父様、お母様!今回のことは、私たち兄弟がご父母様を中心として互いに一つになれなかったことで起こったことです。神様とご父母様の心情に似ることができないために起こったことです。そして、互いに愛そうとする心も一つになろうとする心も不足でした。自分の主張だけを立ててみると、想像もできない結果を招くこととなり、ご父母様に不孝、不忠な位置に立ってしまいました。(そうだ) ご父母様、いまや過ちを責めてはなりません。兄は弟を抱き、愛さなければなりません。弟は兄を尊敬し、理解しなければなりません。互いに愛し合い、一つになるという道のみがすべての問題を解決することができます。小子もまた、興進と共に弟たちが一つになれるように努力し、最善を尽くします。


尊敬するご父母様。天一国9年は、霊界からみても非常に困難な年です。今回の事件を解決するためには、まず私たち兄弟が一つになり、すべての食口たちが真の父母様と一心、一体、一念となれば、すべてが解決するでしょう。ご父母様、危機の中にチャンスがあるように、全能であられる神様の無限な能力と真の父母様の天運の中で、驚くべき奇跡が現れるこの時です。3,600億の絶対善霊界圏が天命を受けて総動員され、真の父母様の摂理に同参しています。小子もまた、必ず神様と真の父母様のみ旨を受け、地上で果たせなかった忠孝の道理を果たし、ご父母様に喜びと栄光をお返しして差し上げます。(そうだ) ご父母様、どうか貴い玉体を大事にされてください。小子は、常にご父母の安危をお守りして差し上げながら、愛する兄弟たちと共にやっていきます。喜びと栄光のみがご父母様に溢れますように。


200935


ご父母様を慕いながら、霊界において小子、孝進がお捧げします



2.真の子女様たちの使命に対する真の父母様のみ言整理報告書


(参考:下記の内容は、束草事件以前にマリオットホテルの集会にて、お父様の指示事項を本人が父母様への報告書として作成したもので、38日、束草において孝進様のメッセージに続いて2番目に訓読された内容です)


敬愛する天地人真の父母様


天一国創建のための最高の峠を越えていかれるために、(九旬)九十歳のお年にも関わらず昼夜なく天のみ旨成就のため念慮される姿に、天上と地上の真の家庭の子女たちと祝福家庭すべてが頭を上げることができません。特に昨年、三代圏ヘリコプター事件から立ち上がられたご父母様の前に、真の家庭を中心としてすべての絶対信仰、絶対愛、絶対服従を捧げる姿勢で行かなければならないことでしょう。そして、天一国9年に入ってからは、万王の王、神様解放圏戴冠式を通して、真の父母様の生涯の最も大きな使命であられた神様解放、釈放の大きな使命を成し遂げられました。同時に、祝福を通して人類救援の使命をすべて果たされた万王の王、天地人真の父母様でいらっしゃいます。


いまや、2013113日まで摂理的な日程を定めておかれて、天一国創建に向かって前進される真の父母様の前に、真の家庭を中心として統一家の全祝福家庭は、完全に一体とならなければなりません。(すべての祝福家庭は、一つにならなければいけない!) 真の父母様は、今や天から受けた使命を完遂していかれながら、同時に統一家の千年大計のための法統と秩序を立てていらっしゃいます。従って、縦的神様が万王の王として絶対、唯一、不変、永遠な価値を持たれたように、横的神様であられる天地人真の父母様も、(それは合っている!) 絶対、唯一、不変、永遠の主体であられながら、真の家庭のすべての真の子女たちは、ご父母様の前に絶対対象的な立場に立たなければならないでしょう。すべての祝福家庭は、真の家庭をアベルとして、真の父母様の綱とみなしてご父母様に出ていってこそ絶対原理的な立場が確立されることでしょう。


第一に、天地人真の父母様は、地上におられても霊界におられても、永遠、絶対、唯一、不変であられる真の父母様として永遠に存在されます。従って、すべての秩序は神様、真の父母様、真の家庭、祝福家庭、人類全体の順序で命令と指示が下達されなければなりません。真の父母様ご夫妻は、万王の王戴冠式以後、無形の神様の男性を代表された方がお父様、無形の神様の女性を代表された方がお母様として顯現されました。従って、お父様とお母様は、真の神様の男性と女性の各々完成実体として、目に見える神様の実体聖殿でいらっしゃいます。従って、今回の戴冠式には神様の龍袍と王冠を活用されるようになるのです。それは天地人真の父母様の位相が、実体の神様として即位される瞬間であったからです。(そうだ!)


従って今後、神様の前に真のお父様と真のお母様は同格として並んで立たれるようになります。これからは天の命令は、神様を通して真のお父様、真のお母様、真の子女様、祝福家庭、全人類、このような順序で下命されるようになるでしょう。従って、すべての真の子女様たちは、必ず真のお母様を通してお父様の前に出て行く伝統を立てなければなりません。全祝福家庭は、真の家庭の子女様たちを通して真の父母様に出ていかなければなりません。祝福家庭が、各大陸のアベル格であるご子女様とまず相談してから、ご父母様に報告しなければならないように、ご子女様たちはお母様を通してお父様に出て行く伝統がはっきりと立てられなければならないとみます。


第二に、真の父母様の立場から見た時に、すべてのご子女様たちの価値は同等です。真の子女様は人類のための神様の祝福の産物であり、一人一人のご子女様が出産されるたびに、真の愛の種であるお父様の精子と真の生命の畑であるお母様の卵子が出会い、お母様の子宮の中で、お母様の血と肉を食べながら10ヵ月育ち、地上に誕生したのです。


お父様は億万のサタンと最前線で戦われる時に、お母様は漆黒のような暗闇の勢力がお母様とご子女様たちを襲うことができないよう、生死の境を行き来する精誠と出産の苦痛を通して、一人一人、ご子女様たちを地上に出産されたのです。いまや摂理の完結に向かった天一国を完結していきながら、生涯を通して基準を立てて下さった天の絶対信仰と絶対性の法度に従い、無形の神様と天総官、興進様をはじめとした忠母様と大母様の精誠を基に、14人兄弟、7人の男性の子女様のうち末息子である亨進様をすべての真の子女様たちの中心として選ばれ、立てられました。すべての摂理機関の中心である家庭連合の(それは背を向けるから仕方がない。背を向けるから。末っ子や)摂理機関の中心である家庭連合の世界会長・亨進様を真の父母様の絶対権限によってご父母様の代身者、相続者として任命され、すべての真の家庭のご子女様たちの中でアベルとして祝福されました。


今回、万王の王、神様解放圏戴冠式を経ながら、三代圏確定のために亨進様家庭を真の家庭の代表として確定し立てられた土台の上に、信俊様を天正宮の主人として立てられて、韓国と米国における三回の戴冠式行事を通して、父母UNの土台の上に天の皇族圏の三代圏樹立を確定され、霊界と肉界に通報、発表されました。


真の家庭のすべてのご子女様たちは、年齢と職責を超えて、いまや真の父母様の決定を天命として受け止めなければならないでしょう。従って、これから真の家庭のすべての子女様たちは主要公的な行事がある時には、亨進様と相談し、亨進様を通してご父母様に出て行くという伝統に従わなければならないでしょう。仁進様、顯進様、國進様も、亨進様が確かに弟ではありますが、真の父母様の代身者として立てられた天の法度を尊重し、各種事案を亨進様に必ず報告、相談した後に、ご父母様に出ていかなければなりません。


第三に、次は世界平和統一連合と天宙平和連合に関する意見であられます。亨進様は、真の父母様の代身者、相続者として、真の家庭の中で最もアベル的な位相に立っていながら、同時に世界平和統一家庭連合の世界会長です。従って、韓国、日本、米国をはじめとする全世界の大陸会長、及び国家協会長は、亨進様の指示に従わなければなりません。合わせて、外的摂理機関として天一国建設に重要な役割を果たさなければならない天宙平和連合は、顯進様が世界会長として韓国、米国、日本等、さらには全世界(これはカインの位置だ。カインの位置、外的な位置だ。内外が一つにならなければならない!)組織を司ります。同時に、家庭連合はアベル的な立場から天宙平和連合を助けて協力しなければならず、天宙平和連合はカイン格の位置でアベル組織を尊重し、大小様々な事柄を亨進様に報告して協議しなければならないでしょう。


真の父母様は人類の救世主、メシヤ、万王の王として来られ、究極的には祝福を通してサタンの血統を根絶し、神様の息子・娘として復活、重生するよう摂理してこられるのです。従ってすべての摂理機関の根として、教会組織である家庭連合は天宙平和をはじめとするすべての外的摂理機関の上位機関であり、アベル組織です。同時に天宙平和連合は、ご父母様の理念と教えを中心として国家を動かす外的活動のために、法律的には家庭連合と別途に管理していきながら、内的には緊密なカイン、アベル関係を維持していかなければなりません。


第四に、それぞれのご子女様の責任と使命に関することであられます。亨進様は、真の父母様の代身者として世界平和統一家庭連合と天宙平和連合等、真の父母様が創設されたすべての摂理機関の活動報告を受ける権限があり(そうだ!)、同時にこれを真の父母様に報告しなければならない義務があります。合わせて、亨進様は家庭連合の世界会長として韓国、日本、米国をはじめとする全世界家庭連合に対する総括指揮権を持ちます。一方、亨進様は摂理的祖国となる韓国のためには、総会長として、協会長をはじめとする公職者たちを総括指揮しながら、韓国家庭連合の発展にも責任を果たさなければなりません。さらに亨進様は韓国、米国、日本等の主要摂理機関理事長たちを指揮、監督する権限を持たれるようになり、各国における理事会変更、及び新規発令に対しては、必ず亨進様を通してご父母様の許可を得るよう、秩序を立てなければなりません。


一方、顯進様は、米国の総会長として、南北米事業とUCI傘下のワシントン・タイムズ、トゥルー・ワールド等、各種摂理機関を総括指揮します。顯進様は特に、ワシントンタイムズ、及びUPI等の言論機関を総括しながら、米国運動の外的拡散と(外的だ、外的。そうだ)日本からの財政的自立のための一次責任を遵守しなければなりません。世界平和青年連合とGPF等、既存の責任をより強力に推進し、天一国創建の使命完遂のためにさらに努力しなければならず、年長の兄として弟たちと共に天のみ旨を成し遂げていく中で、さらに全力を注がなければならないでしょう。


仁進様は真の家庭において初めて任命される祝司長として、米国の家庭連合に対する総括責任を持たなければならないでしょう。家庭連合理事会の議長として、米国教会本部の建物、及び50ヵ州に広がっている教会の建物等、資産管理に対する責任を持たなければなりません。しかし、米国教会の資産のうち、ニューヨーカーホテルは、もともと真の父母様が世界摂理のために準備されたものであるだけに、ご父母様の直接主管下に、世界本部でシステムを通して管理、運営するようになるでしょう。(仁進はそこに全部、手をつけるなということだろう) 仁進様は家庭連合の諸般の活動事項を、定期的に米国総会長である顯進様と世界会長である亨進様に報告するが、米国総会長である顯進様の指導の下に家庭連合のCEOとして家庭連合に対する人事権と財政権を持ち、文亨進世界総会長の指示を受けて、導いていかなければなりません。合わせて亨進様、顯進様、國進様、仁進様、このように4名のご子女様が皆、米国市民権所有者として米国教会理事会のメンバーとなり、常に状況を把握して、主要事項は互いに協議して、真の父母様の許可を得た後に決定するよう理事会を指導しなければなりません。


國進様は、韓国財団の理事長として、韓国内の企業と宣教会の監査業務を担当しなければなりません。同時に國進様は、日本の責任者として日本内のビジネスと統一運動に対する総括的な監督権を持ちます。しかし、日本も教会運営に関する限り、米国と同様に文亨進家庭連合世界会長の指揮を受けなければならず、日本UPFは國進様の指導下にあるが、文顯進UPF世界会長の指揮を受けるように協助しなければなりません。合わせて國進様は、摂理的なみ旨に従って宣布された天福宮建立のための推進委員会委員長として亨進様を助け、その使命を果たさなければなりません。さらに國進様は、真のお母様が理事長であられる家庭連合宣教会財団の常任監査として全世界家庭連合傘下の事業体と教会資産に関する管理、及び変動事項を監督し、重要事項を真の父母様と文亨進世界会長に報告しなければなりません。将来、國進様は専攻を活かして、ご父母様が設立された全世界のすべての営利、非営利機関企業体全般に対する監査権を持ち、今後、ご父母様に直接、報告しなければならないでしょう。


仁進様のご家庭は、米国教会発展に総力を尽くし、真の父母様の伝統と心情を伝授することに全力を果たさなければならず、珍成様はこれから教会ビジネス、及び業務には絶対に関与してはならず、仁進様が総体的な責任を果たされるようにしなければなりません。仁進様はご父母様が任命された米国大陸会長を中心として(珍成はいるか?珍成はいる?来ているか?来なかったんだな)教会長として米国教会を陣頭指揮し、長子国である米国教会の発展に全力を果たさなければなりません。もう一度強調しますが、仁進様は活動報告を、米国総会長である顯進様と文亨進世界総会長に同時に送らなければならないでしょう。もちろん重要な指針は世界本部から受けるようになるでしょう。


敬愛する天地人真の父母様。真の家庭のご子女様たちが成長していかれながら、これまで摂理の第一線において苦労してこられた一世の摂理指導者たちと共に、天一国創建のために先頭に立っていらっしゃいます。5人のご子女様を、先に天の国に送られた、実にたいへんなアべル圏の犠牲の土台の上に摂理が進展してきたのです。今こそ万王の王、天地人真の父母様を中心として真の家庭のご子女様たちが絶対に一つにならなければならず、すべての祝福家庭がその後に従わなければならない時です。従って今日、亨進様、顯進様、仁進様、國進様と、このように4人のご子女様たちの使命と責任の限界を明らかに立ててくださったことで、天上の天総官であられる興進様と忠孝開門主・孝進様の協助の下に、天一国創建の歩みはより力強いものとなることでしょう。合わせて、主要事項は、真の父母様を中心として真の家庭の中で公的な責任を任せられている4人のご子女様と、清平の訓母様、そして韓国、日本、米国、摂理国家の教会長たちと、各大陸の大陸会長等、主要責任者たちで構成された諮問委員会を許諾してくださり、すべてのことが公開的に会議を経て討論され、その結果がご父母様に報告されるようにするシステムを定着させるのもよいだろうと思われます。


ご父母様の九旬(九十歳)をお迎えして、天上天下に顕現する栄光が大きいのですが、忠誠と孝誠を尽くそうとする過程において、わずかに起こり得る不協和音を許して下さり、より結束することを誓うきっかけになるようにしてくだい。


(それは誰に頼んでいるのか。郭錠煥。全体の責任を誰が持たなければならないか。『亨進様と顯進様が責任を持たなければなりません』。お母様は?『ご父母様の下に指導を受けなければならないと思います』 -終-



3.メッセージ作成と発表過程


上記の内容は、200938日、真の父母様ご夫妻に侍る中で開かれた、束草・天情苑における訓読会の時間に、当時、本体論に参加中であった400名の日本食口の他、文顯進様、文亨進様、ご子女様たちが同席された中で真のお父様の命によって、当時、韓国教会長であった本人が訓母様から封筒を受け取って訓読した内容の全文です。


当日の朝、郭錠煥、劉正玉、金孝律、黄善祚 石俊昊、 金炳和会長等、主要幹部たちが参席されました。当時、お父様は現職で仕事をなさっている4人のご子女様(顯進様、國進様、亨進様、仁進様)に対する使命と責任、権限を以下に添付した内容のように、明確に語ってくださいました。この文章の作成背景は、2005年に真の父母様の命によって南北米総責任者として任命された文顯進様の指導下にあった米国に、2008729日、文仁進様が米国教会の教会長として任命されながら、お二人の間の役割と権限に関する混乱があり、これを当時の北米大陸会長である金炳和会長が緊急事案として、当時、韓国教会長であった本人に、お父様に直接、お尋ねして正確な答えをくださるよう要請してきたのです。束草集会の数日前に、主要幹部たちがご夫妻に侍ってマリオットホテルの中華レストランで集まりを持った場で、本人がお父様に米国側の質問を報告し、お父様からはっきりとした回答を得てメモした内容を整理したものです。当日、特別補佐官である金孝律会長が別の公務のために参加しておらず、2~3日後に、ご父母様が束草ですべてのご子女様たちを呼ばれた時、先日、お父様がマリオットホテルの中華レストランでご天命くださった内容を再整理する下命を本人が受けて、すぐにメモしたノートを報告書形式に作成してさしあげたのです。これが、本人が作成するようになった経緯です。当時、教会長としてわずかな私心もなく語られた内容を、そのごとく記録、整理したこの内容が、いわゆる顯進様を隠蔽するための「霊界ノート」として誤解され、さらには周辺スタッフたちの言明によって、ずっと疑惑が増幅してきた点に対する誤解を遅まきながら正そうと思い、作成者としてその経緯の一端を整理、発表するものです。


重ねて申し上げますが、4人のご子女様たちに対する責任と権限に対してお父様が下命されたことを、ほぼ文字で記録、整理したものです。そして、この内容をお父様が直接、確認、訓読され、翌朝、公開席上で発表するように命じられました。お父様がどれほど細密な方でいらっしゃいますか?当時のみ旨と合わなければ、み言の原稿の文字一つでもそのままにしておかれない方ではないですか。ゴマ粒のような字で、文章の合間合間に徹底して付言、削除され、ご自身のみ旨を確定する方であられます。


いわゆる「束草事件」は、ご父母様が20091月、韓国と米国で3次にわたってまったく同じ式順で挙行された「万王の王、神様解放圏戴冠式」を通して、亨進様家庭を、真の家庭全体の中心であり、真の父母様の代行者として確定、発表された2ヵ月後です。当時3次にわたる行事を実務者として準備してきた本人としては、すべての順序、手続きをお父様に何度か下命を受けながら、この行事が外的には「神様戴冠式」であるけれども、内的には事実上、真の父母様の霊的、摂理的後継者を確定、発表する瞬間であったということを深く認識しました。当時、お父様は最後の瞬間まで行事の順序一つひとつを直接、決済されながら、わずかの失敗もないよう直接、陣頭指揮なさいました。第1次行事であった2009115日、天正宮行事の4時間後に、北で金正恩の後継構図を公式的に発表し、後日、お父様は時々、アベルがカインに先立つ瞬間であったと言及なさいました。


真の父母様が、ご子女様たちの中で特定の方を摂理の中心として立てられるのは、万王の王、天地人真の父母様の絶対、固有の権限でいらっしゃいます。これは、妥協や会議で決定できる人間的な事案では決してありません。内的、霊的に「油を注がれた者」は、主体者である真の父母様ご夫妻の絶対権威からはじまる絶対権限です。復帰摂理歴史における中心人物たちの選択過程と同じなのです。そして、非選択者はただ従順あるのみです。


生前の孝進様は、自らを振り返りながらご自身が摂理を引き継ぐ相続者ではないとおっしゃりながら、日曜日も早朝5時前に、まず2階に上がってご父母様に敬拝を捧げ、多くの場合、公式的な場に現れられず、自ら護寧大君のような道を行かれながら、むしろ弟たちの行く道を祈ってくださいました。霊肉界の摂理を見通して管掌されるご父母様の絶対性を信じる統一教人であるならば、ご父母様の決断と指示事項に対しては、ただ絶対信仰と絶対服従で従わなければなりません。ご父母様がみ旨を引き受けられる道は、栄光の道のみではありません。むしろ、とてつもない十字架の道であり、苦難の道であるのです。


問題の発端は、当時まで南北米総会長として総括指揮する立場にあった顯進様が、新しく姉である文仁進会長が米国会長に就任されながら変更した米国教会の理事陣を再び変更されようと理事会を招集されたことにありました。顯進様の動機は、間違ったものを正そうという意味でした。(参照:米国では理事会議は最高の法的議決機関である。お父様は創始者として霊的権威を持って処理してこられるだけであり、実定法による法的な権限は理事会が持つ。よって、伝統的に理事一人一人を任命したり交代したりするには、必ずお父様の事前許可が必要だ。特に理事会で資産管理に対する最終承認をするために、常にお父様の命令に順応することができる元老たちが理事会を構成してきた。長い間、米国理事会を導いてきた本人の立場からみる時、二人のご子女様が新しく米国の公職に任命されて、お父様の許可が必ず前提とならなければならないということを、まったくご存知なかったとみる。仁進様が就任されながら変わった理事は、その後、本人が韓国教会長、兼宣教本部本部長として実務をしながら、金孝律補佐官と共に一人一人、推挙しながらお父様の許可を受け、米国に知らせた。現在、米国教会は教会の局長クラスを人事するのにも、写真と共に経歴、妥当な人事理由等を教会長の名でご父母様に報告し、必ず許可を得た後に決定する。それだけでなく、地方にある教会の建物一つを動かすのにも必ずご父母様の許可を前提とする)米国で理事会を招集するという報告を受けてお父様は、いったん一切の行動を保留とされ、ご子女様たちが皆、直接に天情苑に来るように強い緊急指示を下さいました。このようなお父様のみ旨を確認するために、顯進様はイーストガーデンの自宅から補佐官たちと共に当時、韓国にいた金孝律補佐官に電話をつながれて、お父様の命令が事実であることを確認、伝達を受けることもなさいました。にも関わらず、227日(米国時間、226日)の朝に韓国に入国された顯進様は、束草にいらっしゃるご父母様にお会いする前に、マリオットホテルに留まられながら国際電話を通して米国教会の理事会を招集され、結局、世界会長として文亨進会長と宣教財団実務者として文國進理事長もオブザーバーとして参席され、参加者の立場で三人のご子女様すべてが各自発言をされました。米国教会理事会の総務であるヘザータルハイマーの司会で開会し、本格的に法的な理事会を開く前に、理事会議がふさわしい形で開かれることができるのか、あるいは創始者の命に従って理事会議自体が開かれてはならないのかを、まず論議する議案が提出されました。この時、文亨進会長は世界会長として、創始者であられるお父様の命令が理事会議を開くのではなく、束草にまず集結するように命令されたというお父様のみ旨を伝えられながら、理事会の強行自体がご父母様のみ旨に背いているという警告をされました。文顯進様、文國進様のお二人にも公平な発言の機会が与えられました。ご子女様たちの発言の後、主要案件を扱うための理事会議を強行しようという案と、創始者の命令に従って理事会議自体を取り消そうという案をおいて投票をすることになった結果、お父様の指示に従うという数が多数(11名中6名)であり、結局、理事会議自体が開かれることなく、合法的に霧散となりました。しかし後に、お父様の峻厳な命令を犯してまで理事会議を強行しようとしたという報告を受けられたお父様は非常にお怒りになって、後に束草に集まられたご子女様たちのどなたに対しても個別に近く対されることがありませんでした。


そのようなことがあった後、お父様は顯進様がアジア巡回を終えて戻ってこられた後で、すべてのことを38日の朝、公的な訓読会の場で直接、発表されることを決心されたのです。結局、38日の朝、本体論修練生と共に天情苑の大講堂で開かれた訓読時間にご子女様たちを全員、参加させられて、一番前に座るように命じられました。敬拝の後でお父様はすぐに訓母様に、訓母様が持っていらっしゃった黄色い封筒を梁昌植会長に渡して読むようにと命令されました。当時、最前列の右側に座っていた本人は、訓母様が渡してくださった封筒を開いて訓読を始めました。最初のページには、まったく初めて接する孝進様のメッセージがありました。そして、同じ封筒の中に真の子女様たちのミッションに対するお父様の指示事項、この整理された内容がありました。4人のご子女様の使命と責任に対する内容は、上に説明したように当時、教会長であった本人が父母様の命よって36日頃に作成した内容そのままでした。孝進様のメッセージは当然、霊界にいらっしゃる方であるため、霊界メッセージと言わなければならないでしょう。この孝進様のメッセージの作成過程に対して、本人は当日前後も今も、まったく知るところがありません。ただ、真の子女様方の使命が列挙されている二番目の内容は、霊界で作成されたのではなく、当時、教会長として公的な命を受けて本人が作成し、ご父母様に捧げた「報告書」の内容です。


従って、この内容は霊界とはまったく関連がないことを明らかにするものです。ただ、偶然にもお父様の命によって当日の朝、封筒を渡された内容の中で、孝進様のメッセージの次に一緒に同じ封筒に入っていた内容が訓読され、聞く人たちは二番目の内容すらも霊界から来たものと誤解しているのです。この内容を、「霊界メッセージ」だと指定できる人は誰もいません。ただ、偶然に孝進様のメッセージと共に封筒に入っていて、順次的に朗読されたところから、「霊界メッセージ」という言葉が後で付いたのです。孝進様のメッセージ以後、次に出てきたご子女様のミッションに関する内容を最初の数行を読んだところで、この内容が本人が作成した内容であることが分かりましたが、すでに読んでいる途中であり、状況説明をすることができず、同時に本人は記録者としてすでにご父母様にご報告申し上げた報告書であったため、そのまま続けて訓読したのです。


一部の指導者たちは、この霊界メッセージが、顯進様がご父母様から遠ざかれるようになった決定的な転機になったといいながら、虚偽の霊界メッセージを作成した梁昌植会長を主犯として扱い、顯進様をはじめとしてUCI関連者たちが本人に対して、甚だしくは「カフェ」においてまで非難の的として登場しているという話を最近、聞いて、失笑を禁じ得ません。参考として、上記の真の子女様のミッションに対する作成過程は、顯進様の側近である郭珍満氏とはニュージャージーで、金慶孝氏とはソウル、シェラトンホテルで会って、作成、及び発表過程がどのように進行したかということを、事実に基づいて正確に説明してさしあげました。本人たちは、今も鮮明に記憶しているだろうと信じます。それなのに最近、金慶孝氏がEmailで送ったある文章で、本人がウォーカーヒルで直接、私に対面して事実を確認したにも関わらず、まるで第三者が梁会長に会ったかのごとくに描写しながら、梁会長がいわゆる「霊界メッセージ」に対して明かすことができない重大な背後の秘密があるということを言っているかのように描写した文章を見て、心底、大きな失望を感じました。なぜ、人々がここまで悪く変質しているのか?正しいか間違っているかを問い正す以前に、真実を捻じ曲げて、一時は指導委員であり、先輩の立場にいた人を害そうとすることに対して、人間的にやるせない感情を持たざるを得ません。虚偽の価値を正義と信じつつ、真と真実を、手のひらを返すごとく歪曲してしまう反知性的な行為は、私たちが人生を生きながら大きく警戒しなければならない、基本的な人生の道理です。(以下、省略)




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posted by 聖員闘食口 at 08:17 | Comment(2) | 束草霊界メッセージ事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月14日

束草霊界メッセージ事件

束草霊界メッセージ事件()- <はじめに>

http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/1033996085.html


200938日、束草霊界メッセージ事件は、統一家最上層部に属していた当時の教権勢力による神様の摂理に対する反乱である。当時、その現場にいた中心人物は、お父様をはじめ、お母様、顯進様、國進様、淸平の霊媒師である金孝南氏、その日、霊界メッセージを訓読した梁昌植氏や金孝律氏をはじめと教権勢力であった。

束草霊界メッセージ事件の核心は、公式摂理現場から顯進様を削除すること。真の家庭を排斥し、教権勢力だけの教権時代を開く為である。彼らの目標を達成する為、霊界メッセージが計画された。

その日、束草には教会長や教区長をはじめ、500人余りの食口が本体論教育を受けていた。ホ・ムンド氏といった平和大使らも何人か参加していた。

束草霊界メッセージ事件は、現在の教権勢力が存在する基盤となった事件である。現在の教権勢力は束草霊界メッセージ事件を基盤とした神様の摂理を毀損させた反乱集団である。

異端者爆破者事件、汝矣島パークワンプロジェクト訴訟、アメリカでの訴訟、2011年真の父母宣布文もこの事件に由来する。

200938日に束草霊界メッセージ事件が起こらなければ、異端者爆破者事件、汝矣島パークワンプロジェクト訴訟、アメリカでの訴訟、2011年真の父母宣布文も発生しなかったはずである。2013113日の基元節勝利も確定的であり、基元節前にお父様が聖和されることもなかったはずである。

束草霊界メッセージ事件を計画した教権勢力は、わずか10人ほどではないかと思われる。この10人ほどの核心勢力と、彼らによる汚れた教権権力や福祉の餌となり、摂理に対する良心を捨てた教会長勢力による沈黙の文化が、統一家を今のような次元に追い込んだ元凶である。

お父様が天一国主人と命名してくださった統一家の祝福家庭が目を覚まさなければ、統一家の未来はない。摂理の燭台は別の場所に移されるべきである。神様の立場から見てもビジョンが見えないからである。

束草霊界メッセージ事件は、6000年前、エデンの園においてルーシェルの反乱とアダム家庭の堕落に起因する神様の悲しみを再び神様に抱かせた反乱事件である。もしも束草霊界メッセージ事件がなければ、2013113日の基元節勝利は確定的であった。

束草霊界メッセージ事件は、教権勢力がお父様の位相と権威を踏みにじった反乱事件である。もう隠す必要もない。彼らは公然とお父様を偽り、欺き、そして嘲笑した。

束草霊界メッセージ事件は、2000年以降の神様の摂理を焦土化させた反乱事件である。父子協助時代の摂理的長子である顯進様の超宗教平和運動の活動を根本的に妨害した。顯進様の超宗教平和運動は、お父様が公式的に指示された活動であり、摂理の新しい出発史として規定された。

束草霊界メッセージ事件は、その日、お父様が教権勢力の偽りの報告をもとに顯進様の活動を阻止した事件である。その偽りの陳述内容はみ言選集609巻に集録されている。

束草霊界メッセージ事件は、2009年~2012年までの教権勢力によって行われた全ての反乱事件の母胎である。つまり、① 2010423日の異端者爆破者の動画事件、② 20101029日のヨイドパークワン聖地プロジェクト訴訟およびアメリカでの訴訟、③ 2011525日の真の父母宣布文事件など、全て束草霊界メッセージ事件にその発端を置いている。

したがって、束草霊界メッセージ事件がお父様に対する反乱事件であることを明らかにし、教権勢力に対し上記に関する経済的、道徳的責任を必ず問うべきである。

数千億ウォンの訴訟費は絶対に宣教本部の財政から支出されてはならない。教権勢力と教会長のポケットから賠償しなければならない。彼らが指示し扇動したからである。

束草霊界メッセージ事件から歴史的な教訓を見つけなければならない。これから先、統一家において偽りはどのような場合であってもあってはならない。偽りのない真実の文化を形成しなければならない。

束草霊界メッセージ事件は、顯進様の最側近指導者と教権勢力のほかには、食口は誰もその全貌を知らない。当時現場にいた500人の本体論受講者も、お父様が顯進様を叱責されながらやり取りされた内容はよく分かっていない。

彼らは、お父様に叱責されて外に出て行かれる顯進様を見た。出て行かれる顯進様を呼ばれるお父様の声を聞いた。その後、戻って来られた顯進様にお父様は歌を歌わせ、泣きながら歌われた顯進様の姿も見たであろう。

20137月ごろ、私は当時現場にいた元教区長からその話を聞いた。彼は顯進様がお父様に親不孝をしたと主張した。私もこの指導者の見解を十分に理解できた。私がその場にいたら、私もその指導者と同じ見方をしたことだろう。

束草霊界メッセージ事件は、2008729日から2009224日までの亨進様と國進様そしてお母様を前面に立てた教権勢力の反乱を知らなければ、束草霊界メッセージ事件に対して言及することはできない。束草事件は2008729日~2009224日の延長線上で誘発された事件であるからである。


1.束草事件 - 艶やかな天宙史的詐欺

http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/1034002489.html

束草霊界メッセージは、文字通り束草天正苑で発表された霊界メッセージである。

霊界メッセージの送信者は孝進様、受信者は清平金孝南訓母であった。

200938日当日、お父様は清平の金孝南氏呼び、霊界メッセージを発表するように指示された。しかしどのような理由からか金孝南氏はこれに応じなかった。その代わりに梁昌植氏が封筒に入った霊界メッセージを発表した。

霊界メッセージの内容は、A4用紙にフォント11の字で9ページ分という長文ではあるが、その内容は簡単なものであった。

それは、4人の子女様に対する摂理遂行の責任分担を霊界からのメッセージとして発表されたものであるが、主な内容の核心は、父子協助時代において摂理的長子である顯進様を弟である当時の世界会長亨進様の主管下に置き、アメリカ総会長と天宙平和連合の活動を推進するにあたっては、必ず亨進様の指示に絶対服従しなければならないというものであった。

また、顯進様は公式的にお母様に報告する時は、必ず亨進様を通してのみ可能であるとした。つまり亨進様の許諾あってこそお母様に報告することができ、お母様の許諾があってこそお父様に報告することができる。顯進様による摂理の歩みの全ては、國進様の監査を受けなければならないとし、全ての内容は天命であると語られた。

200938日の束草天正苑、その現場は、2008729日に亨進様が世界会長としての職権によって顯進様からアメリカ総会長職を剥奪したが、今度は、絶対的な権力をお父様から移譲されたので、顯進様はその指示に絶対服従しなければならない立場であること通告する場となった。


これに関する霊界メッセージの内容の一部を紹介する。

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<束草霊界メッセージの内容の一部 200938日 束草>

14人兄弟の末っ子である亨進様を真の家庭の子女達の中心として立てられました。全ての摂理機関の中心であり、家庭連合の摂理機関の中心である家庭連合世界会長亨進様は、真の父母様の絶対権限により、真の父母様の代身者相続者として任命し、全ての真の子女のアベルの中のアベルとして祝福しました。

真の家庭の全ての子女達は、年齢や役職を超えて、今、真の父母様の決定を天命として受け取らなければなりません。したがって、これから真の家庭の全ての子女達は、主要な公的行事がある時、亨進様と相談し、亨進様を通して父母様につながる伝統に従わなければなりません。

仁進、顯進、國進も亨進がたとえ弟ではありますが、真の父母様の代身者として立てられた天の法度を尊重し、各種の事案を亨進様に必ず報告し相談した後、父母様につながらなければなりません。

次に世界平和統一家庭連合と天宙平和連合に関する意見です。亨進様は真の父母様の代身者相続者として、真の家庭の中で最もアベル的な位相でありながら、同時に世界平和統一家庭連合の世界会長です。したがって、韓国、日本、アメリカをはじめとする全世界の大陸会長、および国家協会長は、亨進様の指示に従わなければなりません。

國進様は専攻を生かし、真の父母様が設立された全世界の全ての営利、非営利機関企業全般に対する監査権があり、今後、真の父母様に直接報告しなければなりません。

資料:http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mRnK/653

「束草霊界メッセージ事件」の真実、20111120

前北米会長梁昌植会長解明書からの抜粋

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200938日、当時の状況を見ると、お父様は2008729日から2009224日までに統一家の摂理現場において、亨進様と國進様そしてお母様を前面に立てた教権勢力がお父様の絶対指示を絶対的に拒否した反乱の実体であることを全くご存じなかったようである。

2008418日、亨進様は世界会長に登極した後、理由もなく顯進様のアメリカ総会長職を奪うことにより、アメリカ摂理を焦土化させようとし、仁進様は、お父様だけの権限であるアメリカ理事会の委員任命権を簒奪し、2009224日、顯進様がアメリカ総会長であると言及されたお父様の指示を、亨進様、國進様、そしてお母様を前面に立てた教権勢力が共に、アメリカ総会長はお父様が任命した顯進様ではなく世界会長である亨進様が任命した仁進様であると主張した反乱の実体をお父様は全くご存知なかった。

お父様は、梁昌植会長が霊界メッセージの発表を終えてすぐ、全く予想できなかった発表をされた。お父様の発表は顯進様にとって過酷な内容であった。

500人の指導者が集まった席で、お父様は顯進様を叱責されながら、それまで顯進様が行われていた活動の中止とアメリカ総会長職を剥奪された。霊界メッセージの内容には、顯進様は活動を中止するようにというものはどこにもなかった。

わずか3ヶ月前の20081110日、11日、お父様は顯進様に無限の祝福を与えられた。天正宮とメリオットホテルにおいて、二度も顯進様を指導者の前で称賛し励まされた。

それだけではない。

お父様は顯進様の活動を絶賛されながら、顯進様の活動は神様の摂理史の新しい出発であるとされた。さらに20081224日のクリスマスイブ、顯進様、國進様、そして亨進様を立たせ、神様と父母様と顯進様を中心に侍り一つにならなければならないと指示され、父子協助時代における長子の権威を立られた。

資料:み言選集604200205ページ 2008.12.24.

天正宮 新しい神殿と祖国光復

さらに、

そのわずか1ヶ月前、顯進様に194カ国の特別巡回を命じられ、必ず世界平和統一家庭連合の創設を完了し、2013113日の基元節勝利の基盤を整えることを指示された。お父様はまた、2009223(1)、顯進様による194カ国の巡回を心配されながらアメリカ総会長としての責任を果たすことを指示された。

200931日、お父様の指示である194カ国特別巡回路程にあって、顯進様は、日本、フィリピンを経て台湾に渡られた200938日、束草天正苑にいらっしゃるお父様に呼び出され、本体論の教育を受けていた約500人が見守る中、叱責と共に全ての公職を剥奪されるという事件が起った。

お父様が顯進様に対し心変わりされた期間2009224日~200937日であると思われる。200922428日、317日の12日間において、お父様は顯進様に対する全ての期待を捨て、摂理現場における公職を全て剥奪された。

一体、お父様は顯進様に対するこの12日間、誰からどのような内容の報告を受けられたのだろうか。500人余りが見守る中、叱責と共に顯進様の全ての公職を剥奪されてしまわれた。教権勢力はこの顛末を7年間、祝福家庭に隠してきた。

今、教権勢力が明らかにしなかったこの偽りを天一国主人である祝福家庭が明らかにしなければならない。

お父様は顯進様の活動中止とアメリカ総会長職を剥奪されながら叱責された。お父様は顯進様がカインアベルの原理を知らないとされ、お父様の下で1年間、原理の勉強をすることを命じられた。

これにより顯進様は、2008年、亨進様と教権勢力によってアメリカ総会長職を剥奪されるという屈辱を受けなければならず、それから7ヶ月後、お父様の指示である[2009天宙平和連合194カ国世界平和巡回]7日目に束草天正苑に呼ばれ、500人の指導者が見守る中、お父様から叱責され、活動さえも訳の分からないまま中止させられた。

しかし2008729日から2009224日までの、亨進様と國進様そして教権勢力によるお父様に対する反乱事件に関しては一言も叱責されることはなかった。むしろお父様は、約500人が見守るその場で、「亨進と國進がお前を助けはしても、何も間違ったことはしなかったではないか」と顯進様を責められた。

しかしそのみ言に対して顯進様は一言の弁解もされなかった。

20111120日、梁昌植会長は束草霊界メッセージ事件を解明しながら、200938日に束草天正苑において顯進様がお父様から活動を中止させられた決定的な理由は2009227日に顯進様がお父様の命に従わずアメリカ理事会を招集したことが原因であると主張した。この主張は事実なのだろうか?それとも偽りなのか?今、明らかにされなければならない。

もしも顯進様が2007年の第一次世界超宗教平和運動の活動、2008年の第2次世界超宗教平和運動の活動に続き、お父様から20092月初めに指示された194カ国世界平和統一家庭連合創設の任務を遂行するようにという20093194国超宗教平和運動活動を予定通りに実行されていたならば、2013113日の勝利は確定的であった。

200938日、顯進様が活動を中止させられるとともに、2013113日の勝利は挫折、2013113日、お父様は必ずその場にいらっしゃらなければならない。1)というみ言と、お父様は2013113日の基元節の後に霊界に逝かれる。2)と語られたみ言を成就することができずに聖和された。

1)資料:み言選集561-2322007.04.26

2)資料:統一世界4-20062006.2.453ページ

もしも200938日、束草天正苑においてお父様が顯進様に叱責された全ての内容が事実であるならば、顯進様の活動中止は必然的であった。しかし、お父様が顯進様を叱責されたその全ての内容がもしも偽りであったならば、真の家庭の解体と統一家の現在のあきれた状況の責任を誰が負わなければならないのか?

お父様なのか?それともお父様に偽りの報告した教権勢力なのか?

天一国主人となるべき食口は、この質問に対し正しい回答をしなければならない。束草霊界メッセージ事件は、亨進様とお母様を前面に立てた教権勢力による3次反乱事件であり、200938日は天一国国恥日である。

今、天上にいらっしゃるお父様を解放してさしあげる為にも、真実を隠したお母様を前面に立てた汚れた教権勢力の反逆は、必ず明らかにされなければならない。



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posted by 聖員闘食口 at 23:49 | Comment(2) | 束草霊界メッセージ事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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