2018-01-31 横浜開港資料館平成30年度第1回企画展「金属活字と明治の横浜」
来る2018年4月27日(金)から7月16日(月)、横浜開港資料館で「金属活字と明治の横浜 ~小宮山博史コレクションを中心に~」という展覧会が開催されます。
本日(1月31日付)資料館サイトの「What's New !」のコーナーに、「これからの予定」として情報が公開になりました。
活版印刷で用いられる日本語の金属活字は、ヨーロッパで作られ、キリスト教のアジア伝道の中心であった中国を経て、長崎に伝えられました。活字と活版印刷術の導入は、日本の近代化に大きな役割を果たしましたが、本展示では、金属活字の誕生から日本への伝播、そして横浜における普及の歴史を、活字史研究家、小宮山博史氏のコレクションを中心にたどります。
近代日本語活字の歴史――とりわけ「メインストリーム」系――を考えるうえでとても貴重である膨大な活字資料を集めてこられた小宮山博史氏のコレクションが、『真性活字中毒者読本』での予告通り開港資料館へ一括で移管されることとなり、その記念に開催されるものです。
まだ資料館のサイトでは告知されていませんが、この企画展の関連事業として次の通り公開講座の開催が予定されています(細部に変更があるかもしれません)。