これって僅か2センチ四方。
ベースの厚みが1ミリで、レリーフの深度が1ミリなのです。
それでこれだけの奥行き感もアレですが
しかし、ここまで実際にワックスで再現出来るとは思いも寄りませんでした。
まだまだ余裕がありそうで、もっと細部までデータ描いておけば良かったと
今更ながらに後悔してます。
データ作成時間は一日4時間×5~6日くらいだったと思います。
それ以上時間かけても採算とれないし、第一造形で再現出来ないと思ったわけですが・・・
社長さんの「採算あまり考えないで、良いもの(データ)上げて」
という意味が今やっと解りました。
「そーはいっても」と
その言葉に少し逆らってしまったことを後悔してます。
しかし、これこそライノセラスじゃなきゃ出来ないでしょ?
レリーフの凹凸や高低差って、奥行きやメリハリを出し
フチに向かってレリーフの高さを消していくようなことは
感覚で調整しなきゃならないので、正真正銘のレリーフ作るには
CADより打ち出しか彫りかと思ってましたが
良く考えたらこういう直線的な人工の建造物のレリーフこそ
ライノセラスでやるべきですね。
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あの人の本音、想い、願望と最後の答え
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