jb_black_今回はバーボンから、ジムビーム ブラックを飲んでみます。

現在、ジムビームはレギュラーが4年熟成、ブラックが6年熟成です。
以前のブラックは8年熟成でしたが、現在日本では正規販売されていません。
ただし、2種類の樽で4年ずつ熟成させるダブルオークがラインナップされています。

ではストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはメロンを思わせます。

口に含むと、アルコールの刺激は少なめで、香りはメロン、レモン、ヨード、バニラと続きます。
味わいは辛さが少々強めですが、後から酸味が広がります。

ロックにすると、バニラの香りが一気に開きます。その後はバナナ、ナッツが追いかけてきます。後として、海藻のようなヨードを得られます。
加水されていくと、柑橘系の爽やかさも漂い始めます。
味わいは苦みを持ちつつも、奥から酸味が広がってきます。

最後にハイボールにすると、先にヨードが訪れて、その後にバニラの甘い香りが続いてきます。
味わいは苦みが強めで、すっきりと飲めるとは言い切れません。

全体的には、レギュラーのホワイトに比べて一段濃厚な香りと味わいがあると言えます。
しかし、味わいは全体的にビターが強めとなっていて、甘さが前に出るホワイトに比べると癖が強めです。

700mL、アルコール度数40度、価格は2000円です。

<個人的評価>

  • 香り B:レモン、メロン、バニラ、ヨードと、バーボンのスタンダードな香りが広がる。
  • 味わい C:ビターが強め。飲みやすいとは言いがたい。
  • 総評 C: レギュラー以上に濃厚だが、癖が強く、じっくり飲むタイプ。