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松坂、初ブルペン25球 順調!! さぁ20年目の球春へ

2018年1月31日 紙面から

ブルペンで投げ込む松坂。右は三ツ間(中森麻未撮影)=北谷球場で

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 ブルペン投球をお披露目だ! 中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)が30日、沖縄・北谷球場での合同自主トレで初めてブルペン入りした。立ち投げでカーブを交えながら25球。竜加入後、公の場で初となるブルペンでの投球を見守った森繁和監督(63)ら首脳陣も順調な調整に目を見張った。チームは同日、沖縄での合同自主トレを打ち上げた。

 腕を振る両脇から注がれる視線はスーパースターに集中していた。ウオーミングアップ前。ブルペン入りを希望する投手が続々と手を挙げる。しかし、松坂の手は下がったままだった。キャンプまでお預けか。ところが、キャッチボールを終えるとブルペンへ。8分間に及んだこの日の「目玉イベント」の号砲だった。

 「(ウオーミング)アップの時にお願いしました」。プレート後方から肩慣らしに4球投げてから、腕を振り始めた。セットポジションで20球を投じると、横浜高や西武時代をほうふつとさせる豪快なワインドアップで5球。「5、6割」の力で計25球を投げ、フォームを確認するためにカーブも6球交ぜた。岩瀬、吉見ら7投手も同時に投げたが、ブルペンで投球練習したとされる入団テストは非公開だっただけに、ファンと報道陣のまなざしは松坂に一極集中していた。

 「まだここで投げていなかったので、ブルペンがどんな感じなのかと知りたかった。キャッチボールの延長。特に周りは意識せず、自分のことを考えてやりました」

 新天地で臨むキャンプで、松坂は調整法を変える方針も明かした。今までは一度のブルペン入りで球数を多く投げていた。ソフトバンク時代の昨春キャンプでは、200球を超えた日もあった。「今年は自分の肩のことも考えて一回の球数はキャンプ中は抑えめに、こまめにブルペンに入ってフォームづくりをしたい」。右肩痛の経験を踏まえ、球数を抑える代わりに回数を多くする方針だ。

 2月を初めて沖縄で迎える松坂は竜の練習環境に「申し分ない」と話していた。29日には北谷球場を引き揚げたその足で、2軍キャンプ地の読谷球場へ。施設を見て回り、トレーニング室でバイクをこいで汗を流した。チームに慣れようとする姿勢の表れだろう。

 

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