ソダーバーグ監督の全編iPhone撮影映画「Unsane」予告編。サイバーストーカーの恐怖を描くサイコ・スリラー
劇場用映画もスマホで撮れる時代
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スティーブン・ソダーバーグ監督の新作映画「Unsane」の予告編映像が公開されました。この作品はソダーバーグ作品初の全編iPhone撮影の映画です。
全編をiPhoneで撮影した映画やドラマは数年前からちらほらと制作されています。「オーシャンズ」シリーズや、最近では「ローガン・ラッキー」を手掛けた巨匠は「知らない人は、きっとこれが携帯電話で撮影されたなんて気づかないだろう」と語っています。
ソダーバーグ監督といえば、かつてはREDの4Kカメラを駆使し、たとえ低予算でも高画質な画作りを持ち味のひとつとしていました。それがなぜiPhoneでの撮影に向かったのかは誰もが疑問に思うところです。
しかし監督は「みんな忘れていると思うけど、この映画だって4Kで撮影している。私は40フィートの高さがあるスクリーンで映像をチェックしたけど、まるでベルベットのような美しさだったよ。これは私の考えを大きく変えさせる出来事だった」と、iPhoneの4K映像の画質を評価している様子です。
実際に予告編映像を見るかぎりでは、たしかにそれがiPhoneで撮影したとは思えない映像に仕上がっています。もちろん、粗を探せばいろいろと言いたいことも出てきそうではあるものの、それより先にサイバーストーカーを題材とした、にじり寄る狂気の演出に思わず引き込まれそうになります。
映画「Unsane」は米国では3月23日に公開。日本の劇場でも早く観てみたいものです。
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