「もはや宗教?」という表現があらぬ方向へ議論が言ってしまいましたので、「盲信」という表現にタイトルを変更いたしました。また、網野氏のツイートを踏まえ、一部追記しました。
なお、世界日報販売局長さんは、私のブログの一読者であり、それ以上の関係は一切ありませんし、私自身は統一教会とは一切の関係もございません。宗教論争や個人の価値観論争ではなく、医学の科学的議論、エビデンスの検証、そして、エビデンスを踏まえた上で、十分なインフォームドチョイスを行っているのか?といった議論を望みます。
**
子宮頸がんワクチン被害者へ、心無い暴言と、粘着ツイートの迷惑行為を行っている網野幸子氏という産婦人科医がいます。
検索したところ、東京の「吉田医院」で産婦人科医を行っているようです。
そして、驚いたことに、HPVワクチン推奨だけでなく、何と19歳以下に子宮頸がん検診を無料で行っていることが判明しました。
ブログにも、HPにも同様の記載があります。
http://www.yoshida-iin.net/original.html
http://blog.livedoor.jp/yoshi5760/archives/51481990.html
彼女は、何かに憑りつかれているのでしょうか?
彼女が信じているのは科学ではありません。検診が良いものだと盲信しているようです。
10代の少女に対し、子宮頸がん検診を行っても、過剰診断の不利益が大きく、メリットはないはずです。
もしエビデンス、根拠論文があるのならばご提示ください。実は、20代ですら、子宮頸がん検診が有効とするエビデンスはないのです。逆に害が大きいことが記載されています。
2013年のカナダタスクフォースによる検診エビデンスのまとめによると
Women aged less than 20 years
For women younger than 20 years of age, we recommend not routinely screening for cervical cancer. (Strong recommendation; high-quality evidence.)
20未満の女性には検診しないことを強く推奨! 質の高いエビデンスもあり!
http://www.cmaj.ca/content/185/1/35.full.pdf
(英文ですが、各国一覧表はわかりやすいです)
http://www.aafp.org/patient-care/clinical-recommendations/all/cw-pap-smears.html
American Academy of Family Physicians(AAFP) 米国家庭医療学会も21歳以下非推奨
欧米では、20代前半など若年者に対しては、過剰診断の害が大きいとして、検診を取りやめたり、もとから導入していない国が多数派です。あの宮城悦子氏すら、25歳未満は過剰診断が多いので推奨しないという外国の情報を紹介しています(第68回日本産科婦人科学会学術集会の宮城氏の教育講演より)。
それとも、何か都合のよいデータを取ろうとして、実験的に行っているのでしょうか?
「無料」というところも、どんな資金を得て行っているのか気になるところです。
検査キット販売の会社からの資金でしょうか?
それとも単なる客寄せで、この世代にありがちな生理不順等を病気に仕立て上げ月経困難症の薬(低用量ピル)の売上拡大を図っているのか?
網野氏からの回答↓ 検診については資金提供もなく、研究目的でもないとのこと。
結果的に若い女性を苦しめる可能性が高くなるのに、本人は良かれと思っているようです。製薬会社や学会に利用されやすい一番タチの悪いパターンです。本当に意味があるのか、過剰診断の不利益について、ご自身で調べてみてください。
公費検診の無い19才以下でも
#性交渉 があれば2年に1回の子宮頸がん検診が必要。それを若い子どもの負担なしでやっているのですが、ボランティアつまり費用は私の寄付です。 費用は何処から出ているのかって、本当にそう言う発想に行く人こそ「#えげつない 」
さらに、病気喧伝や医療用医薬品のミレーナを一般市民へ宣伝することは、医師倫理規定や医機法に触れないのか?
いずれにしても、彼女のツイートとその姿勢は、人として倫理に反する許されない行為であると思います。
<関連記事>
◆ 姑息な表現を駆使した産科婦人科学会の子宮頸がんワクチン推奨声明を斬る!
◆ 日本産科婦人科学会のトピックス~CIN3(高度異形成)の大部分は自然消失・退縮する
◆ 産科婦人科学会の洗脳教育(HPVワクチンの有効性?と安全性?)
◆ 20代の女性へ 「子宮頸がん検診」は受けないで!! 過剰診断と「がんもどき」を知って下さい
※ 網野氏は、勝俣氏を崇拝しているようですが、以前、勝俣氏の非常に悪質なウソを本ブログや書評で指摘し、その後勝俣氏が一切ダンマリして黙秘していることを知らないようです。勝俣氏の問題はこちらへ
◆ <書評> 近藤誠のがん理論徹底検証 勝俣範之氏らの嘘と詭弁
| 過剰診断: 健康診断があなたを病気にする (単行本) 1,836円 Amazon |
| 賢く決めるリスク思考:ビジネス・投資から、恋愛・健康・買い物まで 2,376円 Amazon |
以下 吉田医院(網野医師)のHPより引用
19才以下の方の無料子宮頚がん検診を始めます。
2011年1月から、 実施時の年齢19才以下の方で、 子宮頚癌検診のみに限って、 一月に20人まで無料で行うことにしました。
予約制です。
予約は、電話03-3891-5760
「19才以下で、無料の子宮頚癌検診を希望します。」とおっしゃって下さい。
お名前と生年月日を伺って予約をお取りします。
来院時に、
学生証、免許証、保険証など、年齢確認の出来るものを持参して下さい。
子宮頚がん検診の補助のまだない年齢の方でも、
可能な限り多くの方に癌検診を受けて頂きたい。
出来る範囲で何かをしよう。
と思って、始めることにしました。
子宮頚がん検診を行う以外の診療を同時にすることは出来ません。
宜しくお願い致します。
7
網野氏の「ボランティア」に残る疑問
10代の女性に子宮頸がん検診を行うのはデメリット(過剰診断の弊害)が大きく、どの国でも推奨されていないという、ほたかさんの指摘や批判は全くそのとおりだと思うのですが、網野氏のツイートや医院ブログでのコメントだけでは以下の疑問が払拭できません。
明確な言明回答がほしいものです。
(1) 網野氏は「10代女性の検診受診者には自己負担がない」と言っています。
しかし、検診目的で訪れた女性を保険診療扱いにして診療報酬請求をしているような事は一切ないと言えるのか。
(つまり、患者負担分を医院側が肩代わりしても保険診療報酬請求でしっかり利益は得ているということ - - -もちろん、こんなやり方はしていないと思いたいですが)
(2)「子宮頚がん検診を行う以外の診療を同時にすることは出来ません。」とあるが、検診を受けに来た女性に、その機会を利用してHPVワクチン接種や低用量ピルを勧めたりすることはないのか?
そういうことがあるとすれば、「(検診)費用は私の寄付でボランティア」という言辞には裏もあると言えるでしょう。
(3) 若年女性が検診を受けると要精検(組織診)になるケースが非常に多い(10%というデータがある)が、その場合にも「無料」を貫いておられるのか?
また、定期的な経過観察を勧めることになるケースも多いと思うが、以後の検査費用も無料としているのか?
そうでなければ、「費用は私の寄付でボランティア」という美字句にもこれまた裏があると言えるでしょう。
NANA
2016-05-01 16:22:08
返信する