Bloombergの報道によると、Appleは旧型「iPhone」の速度を低下させるソフトウェアを使用したことで、米連邦当局の捜査対象になった可能性があるという。
Bloombergが米国時間1月30日に報じたところによると、米司法省と米証券取引委員会(SEC)は、Appleが古いバッテリを搭載するiPhoneの性能を減速させるソフトウェアアップデートをリリースしたことで証券取引法に違反したかどうかを調査しているという。匿名の情報筋は、調査が初期段階にあり、米政府はAppleに情報提供を求めたと述べた。
SECの担当官はコメントを控えた。Appleもコメントの求めに応じていない。
Appleは2017年12月、リチウムイオンバッテリの経年劣化による問題を解消するため、iPhoneの動作を減速させるソフトウェアを2016年にリリースしたことを認めた。バッテリは長年使ううちに新品のバッテリほど充電量を維持できなくなり、バッテリ残量が十分でない場合や気温が低い環境では問題が深刻化するおそれがあるという。
古くなったバッテリにより、iPhoneの動作に問題が生じたり、2017年に「iPhone 6」や「iPhone 6s」で起こったように予期せずシャットダウンしたりする可能性があるということだ。Appleはこの問題に対処するため、改良した電源管理機能を組み込んだと述べていた。Appleによると、この機能によりデバイスの速度が低下するのは特定の状況に限られるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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