Appleは、システム全体のパフォーマンスを高めるために、「iOS」上の多数の主要機能の刷新を2019年まで延期するという。
この延期の決断が、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるCraig Federighi氏によって1月初旬に従業員らに発表されたと、Axiosが報じている。
この決断に伴い、ホーム画面の刷新、新しい「CarPlay」機能、「メール」アプリの改良、カメラアプリの強化、写真の編集や共有に対する取り組みが延期されることになる。
主要機能を延期することにより、ソフトウェアエンジニアらは、パフォーマンスと速度の改善に取り組む時間を確保することができる。
米ZDNetはAppleにコメントを求めたが、本稿掲載時点で回答は得られていない。
Axiosによると、「iOS 12」に対して予定どおり進められているのは、ペアレンタルコントロールの改善、拡張現実(AR)、デジタルヘルスなどの機能だという。
Appleは、最近のアップデートにバグやパフォーマンスの問題が多かったことで、かなりの批判を浴びた。
Axiosはさらに、各種機能の延期を正当化できるだけの大きな改良を加えられるだろうかと疑問視する声が、Apple社内で挙がっているとも報じている。
Appleは例年、iOSの次期バージョンを6月の開発者会議で発表し、新しいハードウェアの発売に合わせて秋に一般リリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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