40代で「疲れず、サボらず」運動を続ける5秘訣

「レジェンド葛西紀明」が直伝!脱三日坊主!

運動を無理なく続けるコツは?(撮影:今井康一)
史上最多の計8回の冬季オリンピック出場が確定した、スキージャンプ選手として20年以上のキャリアを持つ葛西紀明選手。41歳で自己最高の「個人銀メダル」を獲得し、45歳の今なお一線級の成績をマークする葛西選手は「レジェンド」と称され、国内にとどまらず海外でも尊敬を集めている。
その葛西選手が35年間「企業秘密」にしてきた「疲れない体」と「折れない心」のつくり方を余すことなく1冊にまとめた新刊『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』には何が書かれているのか。新刊の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

運動を始めても三日坊主になってしまう

スポーツ選手には海外遠征が多い人もいると思いますが、スキージャンプ選手も海外遠征は多く、私の場合は1年のうちの半分は海外遠征に出ています。

『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』は、発売2カ月で12万部のベストセラーになっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

フィンランドからノルウェーへなど、1日がかりで長距離を移動するようなこともよくありますが、乗り物に長時間座りっぱなしになるので体はカチカチに固まり、疲労がたまります。また、移動中は眠れないことが多いので、睡眠不足にもなってしまいます。

疲れ切った状態で移動先に着くのですが、移動先で私が真っ先にするのが、じつは「サウナスーツを着て、軽く走る」ことです。

「疲れているのに走るの?」と思われたかもしれませんが、適度なランニングで体を動かして汗をかくと、心身ともにすっきりしてきて、疲れがとれる感じがするのです。

「ランニング」で体を動かすことは、場所を選ばず簡単に始められるので私はおすすめなのですが、「毎日続けないといけない」と頑張りすぎて逆に疲れてしまったり、結局続けられずに「三日坊主」で終わったり……などという人も少なくないようです。

では、どうすれば「疲れず、サボらず」体を動かす運動を、日常生活の中で続けることができるのか。ランニングを例に、私が実践している方法の中で、みなさんもすぐできる5つのコツを紹介します。

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  • NO NAMEfae2a266cbd1
    継続を目的とするなら2は本当に効果あると感じてます。ランニングも丁度身体が軽く感じてきたころにやめるともっと走れたのにと脳が感じているようで、運動終了直後から明日も走ろうかなと考えている自分がいます。おあずけにされるとどんなものでも欲しくなる理論ですね笑
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    2018/1/31 08:34
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