この記事では『仮想通貨初心者が投資で利益を上げるために最もオススメの取引所』を教えます。
私が実際に使ったうえで比較し、さらに周囲の投資家やネットの評判・口コミを元にランキング形式で紹介します。
仮想通貨の取引を行うには、取引所の口座を開設することが必要となります。
口座の開設自体はとても簡単なのですが、取引所によって長所・短所があるので、「取引所の口座を開設したいけど、結局どこがいいのかわからない!」と迷う人も多いです。
色々な取引所を使ってきて、取引所を選ぶ上で本当に重要な5つのポイントもわかっています。
最後まで読めば、必ず自分に最適な仮想通貨取引所がわかるはずです。
初心者でも失敗しないための取引所の選び方
初心者が失敗しないために、取引所を選ぶ上で本当に重要なポイントは以下の5つです!
- ユーザー数の多さ
- セキュリティの高さ
- 取引手数料の安さ
- 取り扱い通貨の豊富さ
- 使いやすさ
つまり、取引所を選ぶ上で重要なことは、「どれだけ低コストで狙った取引がしやすいか」です。
今回のランキングで、これら5つのポイント全てを満たしているのは上位4位までの取引所です。
ですから、初心者は上位4位までの取引所の中から選ぶようにしてください。
1. ユーザー数の多さ
ユーザー数や取引高が多いことは人気の指標になるだけでなく、仮想通貨取引をしていく上でも重要です。
なぜなら、ユーザー数が少ないと流動性が低くなり、買いたいのに売れないという状況に陥るリスクが生じるからです。
流動性とは資産の交換のしやすさです。仮想通貨の流動性が低いと、「通貨を買う相手がいない、売る相手がいない」といった非常に困った状況になりかねません。
ユーザー数の少ない取引所では、流動性が低くなるリスクが生まれます。
日本でユーザー数が多い取引所は『ビットフライヤー(bitFlyer)』、『ザイフ(Zaif)』、『コインチェック (Coincheck)』です。
コインチェック(Coincheck)の登録・口座開設方法・使い方
2. セキュリティの高さ
ユーザーは取引所に仮想通貨を預けるわけですから、いわば取引所は仮想通貨の銀行のようなものです。
難しい説明は省きますが、取引所のセキュリティのタイプは以下の2つに分けられます。
- オンライン上に仮想通貨を保管する取引所
- オフラインで仮想通貨を保管する取引所
セキュリティ的に怖いのは、『オンライン上に仮想通貨を保管する取引所』です。
ハッキングにより資産の大部分を盗まれ、取引所が破産した有名な『マウントゴックス事件』は全ての仮想通貨をオンライン上で保管していたために起こりました。
日本で最もセキュリティが信頼されている取引所は『ビットフライヤー(bitFlyer)』です。
ビットフライヤー(bitFlyer)の登録・口座開設方法・使い方
3. 取引手数料の安さ
基本的には、仮想通貨は取引するごとに手数料がかかります。
取引所によって、そして仮想通貨の種類によって、取引手数料は違います。
中でも、仮想通貨の売買形式が『取引所形式』か『販売所形式』かは重要なことです。
- 取引所形式 = ユーザーが直接やりとりするので手数料が安め
- 販売所形式 = 合間に取引所を挟むので手数料が高め
ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)の売買形式・手数料に関しては、取引所によってまちまちなので、あとでそれぞれの取引所ごとに詳しく説明します。
日本で最も取引手数料が安い取引所は『ザイフ(Zaif)』です。
4. 取り扱い通貨の豊富さ
仮想通貨の種類は『ビットコイン』と『それ以外(=アルトコイン)』に分かれ、アルトコインは数百種類以上あります。
どの取引所もビットコインは確実に扱っていますが、取り扱っているアルトコインの種類は取引所によって違います。
ただ、日本の取引所はどこもアルトコインの種類は厳選しているので、アルトコインの種類の豊富さを追求するなら海外の取引所を利用することになります。
ちなみに海外の取引所については、世界一の取引高を誇り、唯一日本語にも対応した海外取引所である『Binance』をオススメしますが、初心者がいきなり海外取引所に手を出すと失敗する可能性が高いので、まずは国内取引所の口座を開設してください。
関連記事:Binance(バイナンス)の登録・口座開設方法・使い方(送金・入金)
日本の取引所で最も取り扱い仮想通貨が豊富な取引所は『コインチェック(Coincheck )』です。
コインチェック(Coincheck)の登録・口座開設方法・使い方
5. 使いやすさ
日本の取引所は基本的にデザインや使いやすさの面では優れていると思います。
PC用サイトもスマホアプリも見やすく、使いやすいところが多いですね。
日本で最も使いやすいと評判が良い取引所は『ビットフライヤー(bitFlyer)』です。
ビットフライヤー(bitFlyer)の登録・口座開設方法・使い方
それでは、この5つの重要な5つのポイントと評判・口コミをもとに、本当にオススメの仮想通貨取引所をランキングにしました、取引所選びの参考にしてください。
2018年!本当にオススメの仮想通貨取引所ランキングTOP13
1位 ビットフライヤー(bitFlyer)
総評 | 24/30 | ランキング2位 |
---|---|---|
使いやすさ | 4/5 | 使いやすい |
手数料 | 4/5 | 可もなく、不可もなく |
サポート | 4/5 | サポートが追いついてない感はあり |
セキュリティ | 5/5 | 非常に信頼されている |
取り扱い仮想通貨数 | 2/5 | 取り扱い仮想通貨の数には不満 |
FX(レバレッジ) | 5/5 | 最大15倍。世界最大のビットコインFX取引所 |
- とにかくセキュリティを重視したい方
- ビットコインFXに興味がある方
『ビットフライヤー』は、株式会社bitFlyerによって2014年1月に設立された仮想通貨取引所です。
ビットコインFXの取引高は、世界最大です。
セキュリティに力を入れている
仮想通貨取引所を選ぶ際に、最も重要な点の1つとしてセキュリティがあります。
ビットフライヤーは、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ、リクルートなどの大企業から出資を受けており、資本金も多く、セキュリティ対策に非常に力を入れています。
三井住友海上火災保険による、最大500万円の損害補償制度もあります。
ただ、セキュリティが安全と言っても完璧なわけではありません。本当にセキュリティをちゃんとしたいなら、1つの取引所に全てのビットコインを預けるのではなく、複数の取引所に分散しておくことが一番良い策になります。
ビットコインFXの取引高は世界一
また、『bitFlyer Lightnin(ビットフライヤーライトニング)』という取引ツールで、最大15倍のレバレッジをかけたFXトレードすることができます。
とはいえ、ハイリスクハイリターンの取引なので、初心者の方が手を出すのはオススメしません。
取り扱っている仮想通貨の種類が少ないのがデメリット
デメリットとしては、取り扱っている仮想通貨の種類が6種類と少ないことです。これから増えていくことに期待したいですね。
また、ビットコインの送金手数料が0%のコインチェック、ザイフと比べ、ビットフライヤーは若干の手数料(0.1%)がかかるこのことも気になる人はいるかもしれません。
ですが、セキュリティの高さからビットコインの流通量も多く、非常に人気の取引所です。
メリット
- 大企業が出資している信頼性がある
- セキュリティに力を入れており、今までの実績からも日本では最も信頼性の高い取扱所と言われている
- レバレッジ最大15倍で世界一の取引量を誇るビットコインFX
- 最大500万円の損害補償制度がある
- クレジットカードでビットコインを購入可能
デメリット
- 取り扱っている仮想通貨の種類が少ない
- ビットコインの送金手数料が若干かかる(0.1%)
取扱い仮想通貨(6種類)
ビットコイン(BCT) | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) |
イーサリアムクラシック(ETC) | ライトコイン(LTC) | モナコイン(MONA) |
2位 ザイフ(Zaif)
総評 | 22/30 | ランキング3位 |
---|---|---|
使いやすさ | 3/5 | 使いにくい、特にスマホアプリ |
手数料 | 5/5 | 手数料のために使うのもあり |
サポート | 4/5 | サポートが追いついてない感はあり |
セキュリティ | 4/5 | しっかりしている |
取り扱い仮想通貨数 | 3/5 | 取り扱い仮想通貨の数には不満 |
FX(レバレッジ) | 3/5 | 最大7.77倍で取引可能だが、あまりFX向けではない |
ビットコインの手数料が安いところがいい方には、ザイフをオススメします。
『ザイフ』は、テックビューロ社が2014年6月に設立した仮想通貨取引所です。
ザイフにはコイン積立制度があり、毎月固定額を自動引き落としする形で、仮想通貨を積み立てることができます。
ザイフトークンと呼ばれる、ザイフ独自のアルトコインを発行しています。
また、『ビットコインAirFX』という、FX感覚で最大25倍のレバレッジをかけて取引できるシステムもあります。
メリット
- ビットコインの取引手数料が0%な上に、取引き価格の0.01%がボーナスとしてもらえる
- 全体的に仮想通貨の取引手数料が安い
- コイン積立制度がある。(積立金額に応じて1.5〜3.5%の手数料あり)
- 独自のマイナー通貨(トークン)を取り扱っている
- 3BTC以上の残高があれば年率最大3.6%のログインボーナスを受け取ることができる
- 『ビットコインAirFX』でFXのような取引が可能
- 顧客対応の評判が良い
- クレジットカードでビットコインを購入可能
デメリット
- スマホアプリやサイトが使いづらい
取扱い仮想通貨(4種類)
ビットコイン(BTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) |
ネム(XEM) | モナコイン(MONA) |
独自トークン各種(11種類)
ザイフ(ZAIF) | カウンターパーティー(XCP) | ビットクリスタルズ(BITCRISTALS) |
ストレージコインX(SJCX) | フィスココイン(FSCC) | ぺぺキャッシュ(PEPECASH) |
カイカコイン(CICC) | ネクスコイン(NCXC) | ゼン(JPYZ) |
コムサ<ERC20トークン>(CMS:ETH) | コムサ<Mosaic>(CMS:XEM) |
3位 GMOコイン
総評 | 21/30 | ランキング4位 |
---|---|---|
使いやすさ | 4/5 | 悪くはない。FX専用スマホアプリ『ビットレ君』は使いやすい |
手数料 | 2/5 | 取引所形式ではなく、販売所形式のため高い |
サポート | 4/5 | 口座開設は早い |
セキュリティ | 4/5 | しっかりしている |
取り扱い仮想通貨数 | 2/5 | 取り扱い仮想通貨の数には不満 |
FX(レバレッジ) | 4/5 | 最大レバレッジ25倍の取引が可能。アルトコインのFXにも対応 |
FXで取引量世界No1の実績を誇るGMOの子会社が運営する仮想通貨販売所が『GMOコイン』です。
2017年5月31日に『Z.comコイン』としてスタートしましたが、その後『GMOコイン』とサービス名を改めています。GMOの主要サービスとして成長させていくつもりのようです。
『GMOコイン』は販売所であり取引所ではないです、つまりユーザー同士が直接ビットコインを売買するのではなく、GMOが売買の合間に入ります。
機能としては取引所と大きく変わらないので、取引所と分類しています。
2017年までは、コインチェック、ビットフライヤー、ザイフのベンチャー企業が3強でしたが、大手企業であるGMOが参入したことにより、シェアをどんどん伸ばしていっています。
仮想通貨の現物売買と仮想通貨FXの2種類の取引が可能で、仮想通貨FX専用アプリ『ビットレ君』というスマホアプリもあります。
仮想通貨FXはビットコインのみの取扱いとなっています。
また、即時入金が可能で、現金もビットコインも入出金手数料が無料で取引可能です(現金の入出金手数料が無料な国内取引所はGMOコインのみ)
運営機関がまだ浅い一方、口座開設をする人が後をたたないので、現在は口座開設に少し時間がかかる状況なようです。デメリットはないので、迷っている方は早めに口座開設だけは済ませておくことをオススメします。
メリット
- 大手企業GMOの子会社が運営する信頼性
- スマホアプリ、サイトのUIが使いやすい
- 現物取引とFXの両方が可能で、『ビットレ君』というFX専用スマホアプリもある
- 即時入金が可能で、現金もビットコインも入出金手数料が無料
- クレジットカードでビットコインを購入可能
- 2段階認証あり
デメリット
- 運営期間がまだ短く、口座開設・システムの遅延などのトラブルがある
取扱い仮想通貨(5種類)
ビットコイン(BTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) |
ライトコイン(LTC) | リップル(XRP) |
4位:Coincheck(コインチェック)
総評 | 25/30 | ランキング1位 |
---|---|---|
使いやすさ | 5/5 | 非常に使いやすい |
手数料 | 4/5 | 可もなく、不可もなく |
サポート | 4/5 | ユーザー数の増加にサポートが追いついてない感はあり |
セキュリティ | 4/5 | 十分に強固 |
取り扱い仮想通貨数 | 5/5 | 国内で最も多い |
FX(レバレッジ) | 3/5 | 最大5倍。現物中心の取引所 |
- 仮想通貨初心者の方
- 日本の取引所でアルトコインの投資を行いたい方
『コインチェック』は2014年より、コインチェック株式会社により運営されている仮想通貨取引所です。
サイトのユーザビリティ(UI)がシンプルでとても使いやすいと評判で、日本で最もユーザー数の多い取引所となっています。
取り扱っている仮想通貨の種類は日本一!
取り扱っているアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の種類も日本一です。
それでも海外の取引所と比べると種類は少ないですが、良くも悪くもたくさんのアルトコインを扱っている海外取引所と比べ、扱っているアルトコインはそれなりに時価総額のあるものに厳選され、どれも安全性の高いアルトコインです。
いきなり海外取引所はハードルが高いので
デメリットとしては、海外取引所と比べるとアルトコイン売買の手数料(スプレッド)がやや高いことです。
ですが、海外の取引所を使う手間・安全性の問題を考えると、初心者の方はまずはコインチェックでアルトコイン取引始めることをオススメします。
ベンチャー企業であるため、かつてはセキュティやサーバーの面が不安視されていましたが、安定した運営を続け、ユーザー数も日本一になり、今は信頼の高い取引所として扱われています。
メリット
- スマホアプリやサイトのUIが使いやすい
- ビットコイン取引高・アプリ利用者数日本一の実績・信頼性がある
- ビットコインの取引手数料が0%
- 日本円でアルトコインを購入でき、取引できるアルトコインの種類が日本一
- 最大100万円の仮想通貨盗難補償がある
- 貸仮想通貨で、最大5%の金利で自分が持っている仮想通貨を貸し付けることができる
- クレジットカードでビットコインを購入可能
デメリット
- 海外取引所と比べるとアルトコインの手数料が高い
- FXには向いていない(新規約定に手数料がかかる)
取扱い仮想通貨(13種類)
ビットコイン(BTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) |
リスク(LSK) | ファクトム(FCT) | モネロ(XMR) |
オーガー(REP) | リップル(XRP) | ジーキャッシュ(ZAC) |
ネム(XEM) | ライトコイン(LTC) | イーサリアムクラシック(ETC) |
ダッシュ(DASH) |
5位 bitbank.cc(ビットバンク.cc)
『ビットバンク.cc』はビットバンク株式会社によって2017年3月から運営されている仮想通貨取引所です。
アルトコインも取引所形式で売買できるので、取引手数料が安く、リップルとライトコインを日本で最も手数料やすく売買できる取引所でもあります。
同会社の運営サービスとして、2014年5月より運営されている『Bitbank Trade(ビットバンクトレード)』というサービスもあり、こちらはビットコインの先物取引所(FX)で、最大レバレッジ20倍の取引が可能です。
仮想通貨取引所として使われるのは先ほど紹介した上位4つがかなりのシェアを占めており、ビットバンクトレードで行われるFXの方が人気のサービスとなっています。
『BTC FX』を国内初導入しており、追加の証拠BTC(追証BTC)が不要で、口座開設が完了したその日から24時間365時間取引可能です。
FXをやらない場合は、特にここを利用する必要性はないでしょう
メリット
- 取引ツールが使いやすい
- リップル・ライトコインを安い手数料で売買できる
- 2段階認証あり
デメリット
- 日本円での入金・出金ができない(ビットバンクトレード)
取扱い仮想通貨(6種類)
ビットコイン(BTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) |
リップル(XRP) | ライトコイン(LTC) | モナコイン(MONA) |
『bitbank.cc(ビットバンク.cc)』公式サイトへ
6位 みんなのビットコイン
みんなのビットコインは、『みんなのFX』でおなじみのトレーダーズ証券とQUOINE社の業務提携により、サービス開始されました。
評判が高いのは、みんなのビットコインのチャートソフト『BTトレーダー』の使いやすさです。直感的で見やすく、スマホアプリにも対応しています。
最大25倍のレバレッジもかけることができます。
また、セキュリティが高く、FXで実績のある企業トレーダーズ証券が親会社にいることの信頼性もあいまって、それなりの利用者がいます。
ただ、取り扱っている仮想通貨の種類は少ないので、『みんなのFX』を普段利用している人以外は、このサイトでなくてもいいでしょう。
メリット
- チャートソフト・スマホアプリが使いやすい
- 親会社が『みんなのFX』運営会社の知名度・信頼性
- 2段階認証あり
デメリット
- 取り扱い通貨の種類が少ない
取扱い仮想通貨(3種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
7位 ビットトレード
『ビットトレード』は2016年より、ビットトレード株式会社によって運営されている仮想通貨取引所です。
『ビットバンク.cc』と同じシステムを使っているため、取引画面がほぼ同じです。
ですから、『ビットコイン.cc』の利用者の方は、比較的早く馴染むことができるでしょう。
メリット
- リップルやライトコインの取扱手数料がコインチェックより安い
- 『ビットバンク.cc』とUIがほぼ同じ
- 6種類のコインを取り扱っている
- 2段階認証あり
デメリット
- 利用者が多くない(流動性が低い)
取扱い仮想通貨(6種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- モナコイン(MONA)
- ライトコイン(LTC)
8位 QUOINEX(コインエクスチェンジ)
『コインエクスチェンジ』は、2014年に設立されたQuoine社というシンガポールの会社が運営しています。
国内取引所ではないですが、日本語にも対応している世界的に規模の大きい取引所です。
円、ドール、ユーロから元、ドルなど22種類の通貨ペアに対応しているのが一番の強みです。
ただ、仮想通貨の取り扱い数が3種類と多くないので、海外取引所としてのメリットは取引所の規模の大きさになります。
海外で人気なのは、セキュリティの評判が非常に高いことや、個人で25倍、法人で50倍のレバレッジをかけて取引できることからです。
ただ、海外取引所であるリスクも考慮すると、日本では『bitFlyer』などの方がおすすめかな、と思います。
メリット
- 日本語対応の海外取引所
- セキュリティが非常に強固
- 22種類の通貨での取引に対応している
- 入出金・取引手数料が無料
- 2段階認証あり
デメリット
- 取り扱い仮想通貨が多くない
- シンガポールの法律で動く
- 日本からの口座開設に時間がかかる
- 口座開設に勤務先入力が求められる
取扱い仮想通貨(3種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
9位 Kraken(クラーケン)
『クラーケン』は2011年にPayward社によってアメリカ・サンフランシスコに設立された取引所です。
ヨーロッパを中心に人気で、ユーロ-ビットコイン間の取引量は世界一の実績を鉾します。
2014年10月に日本に進出し、日本円も取引が可能ですが、日本円での取扱いが可能な仮想通貨はビットコインとイーサリアムのみで、その他のアルトコインはドル・ユーロ・カナダドル、もしくはビットコインでのみ取引に対応しています。
アルトコインの数は、海外取引所の中では少ない方ですが、やはり日本語化していること、そして日本の取引所と比べると手数料が若干安いことが強みです。
メリット
- 日本円でビットコインが購入可能で日本語対応した海外取引所。
- ビットコイン建てで数種類のアルトコインを購入可能。
- アルトコインの取引手数料が安い。
- バグを発見すると謝礼金がもらえる。
- 2段階認証あり
デメリット
- 身分証明に免許証やパスポートが使えない。
- トラブルがあった場合の手間、またアメリカの法律で動くことになる。
取扱い仮想通貨(日本円はビットコインとイーサリアムのみ)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ネム(XEM)
- ダッシュ(dash)
- モネロ(XMR)
- オーガー(REP)
- ジーキャッシュ(ZCASH)
- ドージコイン(DOGA)
- テザー(USDT)
10位 BITPoint(ビットポイント)
ビットポイントは、東証マザーズ上場の株式会社RemixPoint(リミックスポイント)の子会社ということで、それなりに信頼性のある取引所です。
取引ツールとして、FXの取引ツールとして人気の『MT4(メタトレーダー4)』を使用しています。
MT4のUI・チャートに慣れていたり、MT4を使いたい人が使っているようですが、利用者はあまり多くありません。
メリット
- ビットコインの送金・取引手数料が無料
- 国内の取引所で唯一の電話サポート受付あり
- 2段階認証あり
デメリット
- 利用者が多くない(流動性が低い)
取扱い仮想通貨(3種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
11位 Btcbox(BTCボックス)
『BTCボックス』は2014年より、BTCボックス株式会社により運営されています。
国内取引所ですが、社長は『David Zhang』という人物で日本人ではなく、公式サイトには日本語のおかしい部分がいくつかありますが、運営期間はそれなりに長く、特に今まで問題を起こしたようなこともありません。
強みとしては、『仮想通貨融資』という機能があることです。
内容としては、信用取引(FX)と同じようなものですが、手数料が1.0%と高いため、あまり利用はオススメしません。
利用者が少ないため、このサイトを利用するべき理由は特にありません。
メリット
- ビットコインの取引手数料が無料
- 仮想通貨融資機能がある
- 2段階認証あり
デメリット
- 仮想通貨融資の手数料が高い
- 利用者が多くない(流動性が低い)
取扱い仮想通貨(3種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
12位 FISCO(フィスコ)
『フィスコ』は、2016年より一部上場企業フィスコ株式会社により運営されています。
1部上場企業により運営されていることで信頼性位はありますが、2016年と運営開始が少し遅めであることもあり、利用者はあまり多くありません。
仮想通貨の流動性が低く、通貨を買ったはいいけど売る人がいないということも考えられるので、気をつけてください。
メリット
- モナコインを取り扱っている
- 2段階認証あり
デメリット
- 利用者が多くない(流動性が低い)
取扱い仮想通貨(3種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- モナコイン(MONA)
13位 Lemuria(レムリア)
『レムリア』は、2015年12月に、バイクリメンツ株式会社により、2015年12月に設立されました。
『Kraken(クラーケン)』でも利用されていて、世界のビットコイン業界で標準となっているセキュリティ技術『BitGo(ビットゴー)』を日本で初めて導入した国内取引所でもありますし、セキュリティにも問題はありません。
ただ、利用者数はかなり少なめと思われ、板が薄く、流動性が極めて低いです。
また、取り扱っている通貨もビットコインのみなので、わざわざこの取引所を使うメリットはありません。
メリット
- セキュリティに力を入れている
- 2段階認証あり
デメリット
- 取り扱い仮想通貨が少ない
- 利用者が多くない(流動性が低い)
取扱い仮想通貨(1種類)
- ビットコイン(BTC)
まとめ
結論としては、1位〜4位の『コインチェック』、『ビットフライヤー』、『ザイフ』、『GMOコイン』の4つから選ぶべきということです。
「一番人気の取引所が良い!」「ビットコインもアルトコインを買ってみたい!」という方は1位の『コインチェック』がおすすめです。
「出来るだけセキュリティが高いところがいい!」という方は2位の『ビットフライヤー』がおすすめです。
「とにかく手数料を安くしたい!」「積立投資をしたい!」という方を3位の『ザイフ』がおすすめです。
「大手企業が運営しているサービスがいい!」という方は4位の『GMOコイン』がおすすめです。
複数のサイトで口座を作るのがスタンダード
ただ、もし出来ることなら、4つ全てに口座開設して実際に触って見て、自分のメインを1つ決めることをオススメします。
何より口座を分散しておくことは、私のように知識がある人はもちろん、初心者を含め多くの方が行なっている最も確実なセキュリティ対策・リスク分散方法です。
口座開設にデメリットはありませんし、口座開設はどれも非常に簡単ですので、4つ全て申し込んでも申し込むだけなら30分以内には終わるはずですので、できればやって欲しいです。