利益と株価の関係
決算発表とは株式投資をする上では一大イベントですね。
自身が投資する企業の決算内容が予想よりも悪いものであれば、その株価は下落する可能性が大きいです。
株価というのは、企業のあげる利益とその期待値によって成り立っているといえます。
今回は2018年1月30日のモーニングサテライトで『PERとEPS』の話が取り上げられてたので簡単にまとめます。
基本的で簡単な内容ですが、相場環境が荒れている時こそ、このような基本的な指標を参考にしてみるのも良いかもしれません。
もちろん、あくまで参考程度で。
株価=PER×EPS
株価は上記の計算式で成り立っています。
EPSとは「一株利益」のことで企業があげる利益を株数で割っているもの。
PERは「株価収益率」のことですが、ここではシンプルに「期待値」とだけ認識頂けたらいいと思います。
つまり株価は企業があげる(あげる予定の)利益と期待値を掛け合わせて成り立っています。
現状はそこまで利益(EPS)を上げていなくても将来大きな利益を上げ続けると期待されていればPERが膨らみ、株価は上昇するかもしれません。
利益だけがUPしても株価は上昇しますし、期待値だけがUPしても株価は上昇します。
下記はモーニングサテライトの一コマです。
昨年後半から年始にかけてはEPS主導の株価上昇でした。
つまり企業の業績を反映した株価上昇です。
そして、年始から23日まではPER主導、つまり期待を反映した株価上昇です。
今後の決算で業績の改善があればEPSは上昇し、現在の期待先行の相場が正当化されます。
従来予想の今期増益率が9.3%からどこまで上振れることができるか。
業績修正により予想EPSの数値が上がれば今後の日経平均の上昇に期待ができます。
上記のサイトで日経平均のPERやEPSがまとめられています。
ぜひ参考にしてみてください。
良好な決算内容が出揃い、日経平均2万4000円超を狙う展開に期待します。
投資は自己判断・自己責任でお願いします。
ご覧頂きありがとうございました。
今後とも更新します。
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