食品宅配事業を展開するオイシックスドット大地は1月30日、NTTドコモと資本業務提携し、ドコモ傘下のらでぃっしゅぼーやの全株式を2月に取得することを発表した。買収額は10億円。3月1日以降のらでぃっしゅぼーやの代表取締役社長には、オイシックスドット大地の代表取締役社長である高島宏平が就任予定。また、ドコモはオイシックスドット大地の3%の株を保有する。
オイシックスドット大地では、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット「Kit Oisix」を2013年より販売しており、2017年12月にはシリーズ累計出荷数が800万食を超えるなど、3年前の同月と比較して約18倍に成長しているという。一方のドコモは、通信事業の顧客基盤や、ABCクッキングスタジオやdグルメなどで培った食関連サービスのノウハウを持っている。両社は今回の提携によって、多種多様な商品を取り扱うミールキット専用のECサイトを2018年内に立ち上げる予定だという。
また、オイシックスドット大地はらでぃっしゅぼーやを子会社化することで、550億円を超える売上規模となる。オイシックスドット大地とらでぃっしゅぼーやは、あわせて5100人(オイシックスドット大地:約2700人、らでぃっしゅぼーや:約2400人の合算値)の優良な農産生産者のネットワークを確保できるとしており、ドコモとのアグリ領域における協業も検討するという。
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