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マギクラフト・マイスター 作者:秋ぎつね

48

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1778/1778

48-07 顔合わせ

 迎賓館は、派手さのない質実剛健な建物である。
 『世界会議』の際にも、各国の重鎮たちはここに宿泊する。周囲は緑地になっており、静かな立地だ。
 そこの小会議室に仁たちはいた。
 通称『円卓』と呼ばれる席について話し合いを行うのだ。

 司会は最高管理官トマックス・バートマン。
 そこから左回りに仁、ロードトス、シオン、マリッカ、エレナ、アリエッタ、ワッテス、デウス・エクス・マキナ3世。
 さらに『アヴァロン』の幹部が5名、という顔ぶれである。

「ではまず、『3代目魔法工学師マギクラフト・マイスター』であるジン・ニドー殿、お願いします」
「はい」
 仁は座ったまま会釈をして口を開いた。
 因みに、こうした円卓会議では着席したまま話し合いが行われ、余程のことがない限り席を立つことはしない。
 むしろ、『席を立つ』という行為は会議を抜けるという意味にも使われているほどだ。

「では、あらためまして。3代目『魔法工学師マギクラフト・マイスター』を襲名しましたジン・ニドーです」
 すぐに礼子が付け加えるように発言する。
「3代目は、2代目と同じ魔力波形をお持ちです。わたくしたちは、それを感知してお仕えするものです。ですのでこう呼ばせていだただいています、『お父さま』と」
 続いてシオンが。
「ジンが長らく表舞台に出て来なかったのは『魔法連盟』とそのおさ、マルキタスの脅威があったからです。特にマルキタスは、他者の所有する魔導具や魔導機(マギマシン)を己の支配下に置くことができると言われており、仮に名誉従騎士レーコ卿が支配されたらその危険性は計り知れないものがありました。それで我々の所で保護していたのです」
 真実ではないが嘘でもない。この説明で、皆納得がいった、という顔をした。
 親類縁者を人質に取られることを危惧しての、一族縁者の避難については周知のことなので省略される。

「ジン様の腕前は、お世辞抜きに私を超えています。あの『ハリケーン』を見ればわかると思いますけれど」
 毅然とした態度でマリッカが言った。
 そしてロードトスがまとめる。
「デウス・エクス・マキナ3世とほぼ同時に世に現れたことに疑問をいだいている方もいるかと思う。それについては簡単だ。過日、デウス・エクス・マキナ3世が主力となって、マルキタスの軍団を壊滅させたおかげで、ジンさんも安心して世に出てくることができるようになったというわけなのだ」
 なるほど、と、『アヴァロン』幹部たちは無言で頷いた。
 最後の締めは仁が行う。
「そういうわけで、ロードトスの計らいでショウロ皇国へと赴き、当初の予定とは異なったものの、皇帝陛下より直接『魔法工学師マギクラフト・マイスター』の称号と、『帝室名誉顧問』の肩書きをいただいたというわけです」
 元々、400年前の仁はショウロ皇国の名誉国民だったので、この流れはまったく問題なく、当然のものとして受け入れられたのであった。

「では、次に私が」
 デウス・エクス・マキナ3世が口を開いた。
「デウス・エクス・マキナという名前は、世襲ではなく、資格がある者に受け継がれるものでして」
 そして、至極あっさりと。
「今回は私がその資格を得たわけです」
 だが、いくら何でもそれだけでは不親切だと思ったのであろう。
「世の中への干渉はできるだけ避けること、というのが家訓のようなものなのですが、『魔法連盟』のような世界の秩序を脅かす者が現れてはそうも言っておられずに手を貸したわけです」
 ゆえに『2世』は引き籠もっていた、と説明された。
 ここで幹部の1人が手を挙げて発言を行った。
「で、では、今後、私どもに協力して下さらないのですか?」
 創設者の1人が初代デウス・エクス・マキナなのだから、この質問は当然である。
「いや、必要とあれば、手を貸すことにやぶさかではないですよ」
 この答えを得た幹部の顔は明らかにほっとしていた。

「では最後に私どもですね」
 エレナが会釈をして話し始めた。
「私ども『懐古党(ノスタルギア)』は、長いこと『魔法連盟』に負け続けておりました。理由は、魔導具や魔導機(マギマシン)を支配下に置いてしまうマルキタスの存在です」
 これについて意義を挟む者はいない。
「それが先日の戦いでマルキタスの脅威が除かれたため、今現在急速に基盤を取り戻しているところです」
 ここでエレナは言葉を切って、仁とマキナ3世の方を見た。
「私ども『懐古党(ノスタルギア)』は、『アヴァロン』との同盟を提案いたします」
 おお、という声が『アヴァロン』幹部から上がった。
「それは大変有り難い」
 トマックスも、『懐古党(ノスタルギア)』が『アヴァロン』より一歩進んだ技術を持っていると感じていたので、この提案は渡りに船であった。

 そして、『懐古党(ノスタルギア)』が『アヴァロン』と正式に同盟してくれるなら、マキナ3世と仁は自由な立場で援助を行いたい、と提案をする。
「ううむ……強制するわけにもいかないわけであるが……少々残念ではあります。マキナ3世様、そしてジン様。お2人が協力して下されば、『アヴァロン』はもっともっと強力になるのですが」
「トマックス、『強力』とはどういうつもりですか?」
 トマックスの発言を聞き咎めたマリッカが、少し不満そうに問いかけた。
「え? ええとですね、先生。もっと力を付けられれば、世界のために役立てるだろうと思いまして」
「なら、はっきりそう言いなさい。まるで軍事力至上主義者のような物言いでしたよ」
「す、すみません」
 最高管理官といえども、やはりかつての恩師には頭が上がらないのであった。

「いずれにせよ、『魔法連盟』と『マルキタス』の脅威が去った、と考えてよいのですね?」
 確認するようにトマックス・バートマンが言った。
「そうなります。マルキタスは、最早この世にはいません」
 マキナ3世が断言すると、またしても幹部連中から、おお、と声が上がった。
「そして、『魔法連盟』も、今となっては他者の魔導機(マギマシン)を乗っ取ることはできなくなっています。そして、他者を洗脳することも。元々洗脳はマルキタスの特技のようなものでしたから」
 『魔力模倣機(マギエミュレータ)』については伏せておくことにしている。
 万が一、この技術が流出したら厄介だからだ。
 そうでなくとも『魔法連盟』には、先日のショウロ皇国での事件のように、他者の魔導機(マギマシン)乗っ取り、という考え方が染み付いているようなのだから。

「ただし、先日のショウロ皇国でのような事件を他でも起こす可能性があります」
「ふむ、それは『世界警備隊』の役目であるな」

 余談だが、世間一般では『アヴァロン』と『世界警備隊』を同じ意味で使う者が多い。
 が、『アヴァロン』とはこのメガフロートの呼称であり、メガフロートを管理する組織でもある。
 『世界警備隊』はそんな『アヴァロン』を本部とする組織である。
 さらに『アヴァロン』は『世界警備隊』の本部として以外にも、『世界会議』の本拠地としての役目も持っている。
 『アヴァロン』の最高管理官トマックス・バートマンは、同時に『世界警備隊』の最高責任者でもあるのだ。
 ややこしいが、そういうことである。

「その『世界警備隊』ですが、先日の騒動を見ると、装備が古くなっているようですね?」
 マリッカが一言言うと、トマックスが乗り出すようにして答えた。
「そうなんです、先生! 我々でも開発を進めているのですが、どうにもおくれを取っておりまして。どうにかなりませんでしょうか?」
 ……と言いながら、トマックス・バートマンは仁とマキナ3世の方をちらちらと見ている。解り易すぎだ。
「……はあ……まあもっとも、その責任はグラハム・ダービーにあるわけですが」

 マリッカは、『グラハム・ダービーって誰だ?』という顔をしている仁や懐古党(ノスタルギア)の面々に気付き、補足説明を始めた。
「グラハム・ダービーは、トマックスの前に最高管理官を務めていた人物です。私も少しだけ教えたことがあるのですが……」
 そこで言葉を濁すマリッカ。そんな彼女を見て、トマックスが説明を引き継ぐ。
「先生の口からは仰りにくいでしょう。……グラハム・ダービーは、頭は切れたのですが何といいますか独善的で、せっかくの『指導者(フューラー)』を全て返却してしまったのですよ」
 『指導者(フューラー)』とは、400年前に仁が作った教師用自動人形(オートマタ)である。だいたい小学校レベルの科学知識を持つ。
「今にして思えば、グラハム・ダービーは『魔法連盟』に近いものの考え方をしていた気もいたします」
 それが30年程前、トマックス・バートマンがまだ20代前半の若僧だった頃のことだという。
「『指導者(フューラー)』は、私の所に保管してありますから、戻すことに問題はありませんよ」
 マリッカがそう言うと、トマックス・バートマンは顔を輝かせた。
「ああ、先生、ありがとうございます!」
 心底嬉しそうに、トマックス・バートマンはマリッカに対して深々と頭を下げたのであった。
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