その後、釜山でも、チェ教会長がビデオ撮影を拒否。数回の呼び出しに応じつつも、同じ姿勢を貫いたことから、数ヶ月後、「免職」となりました。以下は、当時、釜山教会の食口たち(署名者102名)から上がった声です。
「…今、到底黙って見過ごすことができない事態があちこちで起きています。今回、釜山教会の担任牧師として、情熱を捧げて教会員たちを指導して来られたチェ〇〇牧師を、全く不当な理由で事実上の罷免をさせたという横暴は、教会の権威と教会員の人権を無視するものであり、決してあってはならないことです。(中略)教会の神殿で敵意と憎しみを煽ることの不当性を指摘され、愛と和解を説教し、顯進様の意向を支持し、その方の為に祈ろうと言ったという理由で、聖職者をむやみに免職させるこのような教会にどんな希望があるというのでしょうか。(中略)釜山教会の教会員はこの不当な措置に堂々と立ち向かいます。…」(11年10月)
こうした方々が、やがて一括りに「郭グループ」と呼ばれるようになりました。しかし、これは果たして「分派」だったのでしょうか?
また、同じく韓国では、二世たちがネット上(CARPパイオニアカフェ)で声を挙げるようになります。そこには、不確かで無分別な情報が流されたり、無差別な教会批判や子女様批判も飛び交いました。教会本部ではこれを「郭グループによる情報錯乱」とみなしましたが、実際は違っていました。それは顕進様支持に限らず、様々な立場の二世たちが投じた声だったのです。
私は当時、パイオニアカフェの管理者(二世の後輩:姉妹)とも話をしたことがありました。日本教会関連の情報 ― 対策本部が青ざめるような内容 ― がパイオニアカフェに載り、私がこの件の交渉に当たったからです。私は彼女同様、顕進様を慕う者の一人として、二世たちのサイト上での議論や発言が「顕進様の責任」に見られてしまっている現状を伝え、掲載情報の検閲と制限を求めました。また、日本本部としては、サイトの閉鎖・中断を願っている旨も伝えましたが、彼女はこれに対して、こう言いました。「歪曲された情報が教会から一方的に流され続けている中、私たちはどこで意見し、叫べばいいのでしょうか!?」
ネット上に不確かな情報が流れるのを防ぐことなどできないでしょう。管理者が個々の発言をコントロールできるはずもなければ、そもそも顕進様が「それをやらせている」等、ナンセンスな話でしかありません。私には、「彼らの発言の場を奪うこと」等はできませんでしたが、彼らにも、日本教会を攻撃する目的などなかったため、その後は、私がサイトを見て、日本教会に困難をもたらす情報が見られた際は、こちらから情報削除を依頼すれば、それに応じてくれる、というようになりました。それが当時、「郭グループ」と呼ばれていた人々の態度です。
顕進様が本当に教会内の混乱や錯乱を願われたなら、もっと大々的に教会内の問題を公開したことでしょう。しかし、違いました。「郭グループ」とされた先輩たちから聞いた顕進様の意向は「犠牲最小限」ということでした。「リーダーたちは教会内部に生じた恥ずべき現実を正確に知るべきだ。しかし、食口たちに言う必要はない」と。また、教会内の問題について触れる時も、「真の家庭」の恥部についての詳細は伏せようとしていました。ただ、二世たちが、また食口たちが、こうした状況に黙っていられなかったのです!
この時、私たち日本の二世圏のリーダーたちが何をどう思っていたのか。それはもう少し後で触れたいと思います。ただ、日本教会の状況全般について言うなら、少なくとも、韓国や米国等で起こったような状況にはなりませんでした。即ち、食口たちからの「地の声」は上がらなかったのです。
一つには、日本での顕進様批判が、韓国や米国ほど、露骨な形で行われなかったからかもしれません。しかし同時に、もう一つ、日本教会が静かだった理由は、皮肉にも「信仰心」ゆえであったに違いありません。母の国の摂理を担ってきた日本教会においては、組織の不条理などはこれまでもあったことでした。しかし、それでも、「アベルを信じよう」「父母様を信じよう」と捉えてきたのが日本教会の姿勢だったように思います。
そうした信仰そのものを否定したいとは思いませんが、今、改めて振り返ってみる時、私はあの時、私たち自身が「挙げるべき声」があったのではないだろうか、と思われてなりません。「 He is innocent! I swear it! I stake my life on it! my honor! 」(彼は無実だ!私は誓う!私の命と名誉にかけて!)そうした声が挙がっていたなら、何か変わってはいなかったでしょうか?
キング牧師はこんな言葉を残しています。「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である」―。
『参考資料』(年表&御言)
https://drive.google.com/open?id=1gjWXFLyZ5Rk3dxpXKeCMfFrQ1xTRG-NR
https://drive.google.com/open?id=1AuqPCclmpO0PlZ5D7eLaciBUYb-iy-Rd
※各々の立場からよく議題に挙げられる出来事や御言を独自に整理したものです。関心がある方はご参照ください。
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Re:侍り方の質が問われる
ありがとうございます。まだ、これから、ですが、質を高めていかなければならないかと思います。^^
櫻井正上
2018-01-21 23:58:33
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