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ビッカース MkI 重機関銃 初期型 (#V1283) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 |
価 格
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SOLD OUT |
商品番号
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【2033】 |
英 名
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Vickers MkI Heavy Machinegun, Early Production |
種 類
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重機関銃、無可動実銃買取品 2017年 春 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦~第二次大戦 |
全 長
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1,092mm |
口 径
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.303in |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ビッカース MkI 重機関銃 初期型 について】
1912年イギリス軍制式。イギリスが初めて国産化した自動式の機関銃で、当時の主流であったマキシム型をベースに開発されました。 非常に高い信頼性を誇り、第一次、第二次両大戦を通じ、英軍および英連邦軍の主力重機関銃として活躍し、戦後も永らく使用され続けました。
第一次大戦で使用された初期型はフルーテッド・ウォーター・ジャケットモデル(バレル・ジャケットが薄く補強用のリブが入っているタイプ)でしたが、後期型への移行に伴いこのバレル・ジャケットのリブやダイアル・サイト装着用のブラケットも簡略化されていきました。
【本個体の説明】
本品は、第一次大戦当初から見られるバレル・ジャケットにリブの入った初期型です。 初期型の特徴の一つとして挙げられる光学照準器(ダイアル・サイト)用のブラケットも装備されています。
本品は水冷ジャケットの基部にはシリアルNo.であるV.1283の他、第一次大戦から第二次大戦にかけてビッカース重機関銃を製造したビッカース・アームストロング・クレイフォード(Vickers Armstrong Crayford)の「V.A.C.」の刻印が見られます。 また、FTR(Factory Through Repair)の刻印が見られる事から、本品が造兵廠にて各部品の強度検査や摩耗した部品等の交換修理を受けた事が判ります。
本品の金属部分は全体的に上記の再整備時に仕上げ直しが行われたと考えられ、フィード・トレイの一部に塗装が剥離して下地が見えている箇所が見受けられる以外は水冷ジャケットや機関部など全体に仕上げが残っており、良好な状態が保たれています。 唯一の木製部品であるスペード・グリップについても若干の打ち傷は見受けられるものの目立った破損などは見受けられません。 欠損しやすいスペード・グリップ上部のオイル・ブラシやブラシの先端部分も残っています。 グリップ木部の色合いは左右で若干異なっています。
三脚にはモデル名を示す「MOUNT TRIPOD.M.G.MK.IV.」の刻印が入っている他、「No 3233 RT 1941」の刻印が入っていることから1941年製でシリアルNo.が3233である事が判ります。 三脚についても一部に塗装が剥落している箇所は見受けられるものの、全体にOD色の塗装が良好に残っており、機能についても問題ありません。
ビッカース MkI 重機関銃は初期型(一般的に第一次大戦型と呼ばれるタイプ)は英国でもとても珍しい品となっており、初期型、後期型を問わず欧米の市場で価格が高騰して海外からの入荷はほぼ望めない品です。
ロック(ボルト相当部)が開いた状態で固定された、トリガーテンションのある旧加工です。東京在庫品。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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