【デイリーポータルZの安藤昌教さん】自由に、ふざけていたって生きていける
↓安藤昌教さんのご経歴
1975年生まれ。愛知県出身。デイリーポータルZにて記者・広告企画を行う。前職は国立研究所にて高速炉の研究に従事。その後、氣志團バックダンサー、コーヒーショップ経営等を経て、デイリーポータルZ編集部に。ものをむかずに食べる「むかない安藤」としての活動も6年目に突入。
――― 本日は朝からありがとうございます。
安藤 こちらこそ、ありがとうございます。
↓インタビュー場所となった茅ヶ崎の海辺に到着したときの、朝日と江ノ島
――― いつもこの辺りにいらっしゃるのですか。
安藤 そうですね、ほぼ毎朝この辺の海でサーフィンをしています。
そもそもぼくが茅ヶ崎に移住したのも、このサーフィンを毎日やれるようにするためでした。
――― サーフィン目的の移住ですね。
安藤 10年ぐらい前に沖縄で経営していたコーヒーショップをやめて横浜に引っ越したのですが、そこだと海が遠くてサーフィンがあまりできなかったんですね。
なので、もう言い訳ができないところに引っ越そうと思って、茅ヶ崎に来ました。
――― 沖縄のコーヒーショップの話は追って伺いたいと思います。安藤さんから見て、茅ヶ崎はどんなところですか。
安藤 ぼくは沖縄が大好きでいつかまた住みたいと思っているのですが、その沖縄と茅ヶ崎って雰囲気が似ていると思うんですね。
例えば上半身裸で自転車に乗っている人がいたり、時間を守らない人が多かったり、たとえ守らなくてもみんなカリカリしないところとか(笑)
――― 時間の流れがゆっくりしていますよね。
安藤 そうですね。あと茅ヶ崎って何をやっているかわからない人が多くないですか(笑)
どこの大学を出ているかとか、会社はどこかとか、役職はどうとか、全然わからないけどいっつも海で会うから仲間、みたいな。
そういうラベリングなしで友達になれちゃう、飲みにいけちゃう、みたいな人が集まっているところが最高ですよね。
↓インタビュー中に突然「あ!あれ良い波ですよ!」と言う安藤さん
――― たしかに、「平日なのに海にいて、何の仕事している人なのかな?」って思うことありますね(笑)ちなみにこの「エキウミ」は雄三通りに関わる人を応援するサイトですが、安藤さんにとっての雄三通りの印象を教えていただけますか。
安藤 雄三通りは、言わば「仕事に行くのがばかばかしくなっちゃう通り」ですね(笑)
茅ヶ崎駅と海を繋げている通りだから、朝は『駅に向かう通勤者』と『海に向かうサーファー』がすれ違うじゃないですか。
通勤者の立場からしたら、なんかまじめにしているのがばかばかしくなっちゃいますよね(笑)
――― なるほど(笑)
安藤 そもそも、朝会社に行かなきゃいけないっていう法律なんてないんだから、「自由で良いじゃない」みたいなのが感じられて良いですよね。
ぼくはデイリーポータルZというサイトでふざけるのが仕事なんですが(笑)、ぼくが伝えたいことはいまの話と同じで、「どんな生き方をしても良いんだよ」ということです。
↓むかない安藤(YouTubeのチャンネル登録はこちらから)
――― 好きなことをして生きて良いんだと。
安藤 そう。ぼくが思うのは、大人がふざけるのって簡単じゃなくて、まじめにしている方が正解だから、普通はまじめにしていますよね。
でもそうじゃなくて、「自由に、ふざけていたって生きていけるんだぞ」っていうのは自分のテーマとしてありますね。
ぼくの働き方を見ている方々に、「あんな生き方でも良いんだ」って思ってもらえたら嬉しいですよね。
――― 次回は、そんな安藤さんがかつて科学技術庁の核燃料サイクル開発機構にて研究職に従事していた頃のお話を伺います。
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(次回につづく→原子炉の研究者で、氣志團のバックダンサー)
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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