人生は様々な困難や時にどうしょうもない現実に直面したりする。
先に話した過酸化水素混入事故も企業としてはとてつもないダメージだと思うし実際に企業存続の危機となる一大事でした。
こういう状況を『節』だと教わりました。
この状況を乗り越えよう、この困難を乗り越えようと知恵を出し身体を動かし立ち向かい。
この八方ふさがりな状況でも頑張っていけば、やがて節から芽がでてまた成長していき新たな困難(節)に遭遇しても同じように乗り越えていけば節の数が増えて竹のように風が吹いても嵐がきてもしなやかに強くしっかりと根を張る存在となる。
私がいた会社でも過酸化水素混入事故を教訓にその事を胸に刻み忘れないという意味で制服の左胸にワッペンをつけ、これまで以上に製造の現場は気を引き締め年に一度は忘れぬよう全ての生産ラインを止め点検、清掃する事で再発防止意識を引き締め業績もV字回復していきました。