『恩返しの達人は常に繁栄の芽を出し続ける』
恩とは木でいうと根であり
そこを大切にする
恩を忘れないと教わりました。
根に施せば枝葉は茂る
当時お世話になっていた企業の創業者は
創業当時借金取りに追われて大変な中、両親と兄弟の為に必死になって
日々経営されていくなか
そのような姿勢や人柄をご評価頂き大変良くして頂いた取引銀行の担当の方がいらしたそうです。
その担当の方が人事異動で遠く離れた支店に赴任されたあとも受けた恩を忘れずにお付き合いを続け
お中元お歳暮なども贈り続け何年か経った頃
その方が元の支店に支店長としてお戻りになりました。
そうして盛んに工場を建てろ工場を建てろとおっしゃり
お金がないというとうちが融資するとおっしゃって頂き物件のご紹介取得から融資まで親身になって相談にのって頂き当時の会社の規模からするととても立派な工場が出来上がったそうです。
その後工場は会社の急成長にもしっかりと対応し
その後の東洋一といわれるロングライフ製品生産工場へとつながっていくのでした。
それも創業者が受けた恩は忘れないという事を実践された為だと思います。
受けた恩は死ぬまで忘れない
そう教わりました。