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松坂、いきなりイジられた 8歳年下の大野雄から「ダイスケ!!」

2018年1月29日 紙面から

明るい表情でノックを受ける松坂。後方は、(右から)又吉、小熊、田島=北谷球場で(中森麻未撮影)

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 入団テストで中日に加わった松坂大輔投手(37)が28日、チームに合流した。キャンプ地の沖縄・北谷球場であった合同自主トレでは、初めて全体での練習メニューを消化。何度も笑顔を見せ、早くもチームに溶け込んでいた。合同自主トレとしては例年より多い約70人のファンが詰め掛け、報道陣とともに動きを追い掛ける松坂中心の一日となった。

 投げる、走る、歩く…。ファンと報道陣が一挙手一投足を追いかけた。「あ、松坂だ!」「オーラがあるなぁ」。竜の松坂が公の場で初めてのお披露目とあって、見つけたファンは声を上げる。報道陣のシャッター音も絶えず鳴り響いた。

 前日深夜の便で沖縄入りした松坂に疲労の色はなかった。ウオーミングアップの始まる午前10時より1時間以上前に球場入り。早出のウエートトレーニングで体を動かした。選手の大トリでグラウンドに姿を見せると、円陣の中心であいさつした。

 「全然、怖がらずにどんどん話し掛けてもらいたい。こっちはOKです」。すかさずイジったのは8歳年下の大野雄だった。「ダイスケ!!」。周りの選手たちから笑いが起きた。「しんみりやるよりは、溶け込んでほしいと思ってやってみました」(大野雄)。距離が縮まり、松坂はあっという間にチームに溶け込んだ。

 キャッチボールは約70メートルの遠投を含めて、投手陣最長の15分間。その後のノックでは、送球がそれてチームメートからツッコミを入れられた。球場に隣接する陸上競技場でランニング前には小笠原の尻をたたいてコミュニケーション。笑みの絶えなかった松坂は「すごい元気があって明るいチーム。ウオーミングアップの時から思っていた」と好印象を口にした。

 キャンプ地の盛り上がりも昨年と違った。北谷町には松坂の沖縄入りや練習開始などを尋ねる問い合わせが殺到したという。中日ドラゴンズ北谷協力会事務局の松田尊局次長は「例年の2、3倍の問い合わせがありました。お客さんの数も昨年の自主トレに比べると少し多い。明日(29日)からもっと盛り上がるでしょうね」と、松坂効果に目を丸くした。

 

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