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愛知愛環、祝“30歳” 岡崎でジオラマなど催し
愛知環状鉄道の開業三十周年を祝うイベントが二十八日、岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で開かれた。 開催中の鉄道模型イベント「わくわく鉄道博物館」の一環。「三十歳の誕生日」をイメージし、ケーキ型のジオラマの中を、愛環の2000系電車のNゲージ模型(縮尺百五十分の一)が走った。 ジオラマは地元の愛好家らが制作。二両編成の模型がケーキの縁近くに直径六〇センチで敷かれたレールを回った。駆け付けた親子らは「すごいね」と歓声を上げた一方で「食べられないの」と残念がる子もいて、笑いを誘った。
主任運転士の加藤実さん(44)ら社員三人によるトークショーでは「ハトが大群でやって来て、大変な思いをした」「踏切に車が止まっていて焦った」といったこれまでの苦労話が披露された。三人は「命を預かっている責任をいつも感じている。やりがいがあります」と仕事への誇りを見せた。 愛環鉄道は一九八八年一月三十一日、岡崎駅-高蔵寺駅(春日井市)間で開業した。 (村瀬力) 今、あなたにオススメ
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