アフガン首都でまた攻撃 国防大学で爆発と銃声

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アフガニスタンの首都カブールで28日、国防大学で激しい銃声や爆発音が聞こえている。カブール中心部では27日に、救急車を使った自爆テロで100人以上が死亡したばかり。

カブールで取材するBBCのマーフーズ・ズバイデ記者によると、現地時間午前5時(日本時間同9時半)ごろ、市内中心部から西にあるファヒム元帥国防大学で爆発音や小火器による銃声が聞こえ始めた。

地元トロ通信によると、治安当局が周辺の道路を封鎖している。

死傷者の情報はまだ入っていない。

27日の救急車自爆テロについては、反政府武装闘争を続けるイスラム主義強硬派のタリバンが犯行声明を出している。カブールでは20日にも市内の高級ホテルが武装勢力に襲撃され、22人が死亡しており、これについてもタリバンが犯行声明を出した。

昨年10月には国防大学前の爆発で、士官候補生15人が死亡した。

(英語記事 Kabul military academy hit by explosions and gunfire

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