米国株はバブル。長期で見れば、米国債は絶好の投資機会。
久しぶりの更新です。米国株はバブルだと思います。空売りはしませんが、米国債への投資比率を高めるつもりです。
既にポートフォリオの15~20%は米国債10年物ですが、比率を高めたいと思います。米国債/ゴールドでポートフォリオの半分強を占める予定。残りはNZ国債、豪国債、外貨MMF/預金です。
債権価格は歴史的に見れば高値ですが、自分は割高と全く思っていません。インフレ率は当時より低いです。また、長期的に見れば、先進各国の債権価格は更に上昇すると思っています。
インフレ率が上がる要因は様々ですが、多くの場合で一番の要因は購買者の絶対数が増えることだと思っています。
よく賃金の増減が着目されますが、影響度は購買者の増減が遥かに大きいと思います。ネットで各種統計見れば分かると思います。別に賃金が多少増えたって、それに比例して支出が増える訳でありません。
購買者が増える代表的パターンは、次の2つと思います。
- 人口が増える。特に勤労者が増える。
- 失業者(または非常に貧しい人)が高賃金職に就く
2の例は、発展途上国でよくありますが、農業従事者が工員になるですね。逆に購買者が減るパターンは、人口減少/高齢化/失業ですね。
で、米国でのインフレ要因の一つは人口増加と思いますが、人口増加率は1%未満です。また、米国も高齢化していて、そしてIT化/機械化/グローバル化で高賃金職は減る一方です。
なので長期的には、やはり米国でもインフレ率は下がると考えています。他の先進国も基本的に同様です。それはすなわち債権価格の上昇を意味します。なので、「利上げだ、利上げだ」と騒いでいる今こそ、まさに米国債への投資チャンス。
以上、ポジション・トークでした。
あと、原油価格の上昇を見込んでいます。原油価格が底値から2倍にはなっているのに、シェールのリグ稼働数が回復しません。
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2018年1月28日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:投資