こんにちは, Webアプリケーションエンジニアの id:papix です.
来る3月3日, YAPC::Japanシリーズの第4弾, 「YAPC::Okinawa 2018 ONNASON」が沖縄県で開催されます.
前回の「YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA」に続き, 「YAPC::Okinawa 2018 ONNASON」でも以下3名のはてなエンジニアが登壇することになりましたので, トークの概要をご紹介したいと思います!
id:t_kyt 「MogileFS脱出大作戦」
自前運用のMogileFSに保存された1600000000個のファイルをAmazon S3へ移行する話をします。
移行の際考慮すべきことや方法論、ハマりどころ、要求されるマインドなどをお話したいと思います。
id:akiym 「Perlコーディングテクニック2018」
Perlを幸せに扱うべく、ハマりポイントを回避するためのコーディング規則や最近のイケているモジュールを使ったり、IDE的支援が受けられないPerlでリファクタリングを行う方法など、2018年におけるモダンなPerlを書くテクニックを紹介します。
- Perlハマりポイントn選
- クラスビルダをふりかえる
- Moo, Mouse, ...
- Type::Tinyを使って型を使う
- Smart::Args::TypeTiny, Params::ValidationCompiler
- 近代的export術
- クラスローダー
- Crypt::OpenSSL::RSAにさよなら
- 2017年のattribute
- 新しいPerlの機能を使う
- postfix dereference
- リファクタリング
- App::PRT
- PPIを使ってリファクタリングツールを作る
id:papix 「Webサービスを監視するときに僕達が考えたこと」
Webサービスを開発し, 運用していると, 様々な出来事が生じます.
何らかの要因によるリクエスト数の上昇があったり, サーバーやネットワークの疎通が急に止まったり, 或いは利用している外部サービスで障害が発生したり...
そういった時に, サービスの異常事態にいち早く気付き, 迅速に対応するためには, Webサービスをしっかりと「監視」していくことが重要です.本トークでは, Webサービスの「監視」と「通知」そして「対応」という3つの視点から, 「Webサービスを運用していく」ことについて考察します.
その中で, 「監視」と「通知」を実現する道具として, 株式会社はてなが提供するサーバー監視SaaS「Mackerel」を題材とする予定です.
また, 「はてなブログ」を題材とした, Mackerelを利用したWebサービス監視の実情などもお話出来ればと思っています.具体的には, 以下のような話題が含まれる予定です:
- なぜ「監視」が必要なのか?
- サービスに這い寄る障害達
- 「監視」と「通知」と「対応」の車輪を回そう
- どこまで通知する? 〜狼少年にならないために〜
- Mackerelを活用したWebサービスの監視
- Webサービスの監視の現場 〜はてなブログの場合〜
このトークをきっかけに, 「Webサービスの監視」について, 皆さんと一緒に理解を深められると嬉しいです.
スポンサーもしています!
はてなでは, Perlを含めてさまざまなプログラミング言語を活用しており, そういった技術を盛り上げるコミュニティに対する支援については, 積極的に行っています. 「YAPC::Okinawa 2018 ONNASON」では「トートバックスポンサー」として, 参加者の皆様にお配りするトートバックを提供させて頂くことになりました. こちらも是非, お楽しみに!
さいごに
はてなからは, 登壇する上記3名以外に, 執行役員 サービス・システム開発本部長の id:onishi を含む, 社員数名も参加する予定です.
前夜祭や懇親会などで見かけた際は, 是非遠慮せずお声がけいただけると嬉しいです!
「YAPC::Okinawa 2018 ONNASON」で, 皆様とお会い出来ることを楽しみにしています!
採用情報
はてなでは, Perlに限らずWebサービスの開発に強いこだわりを持っているエンジニアを募集しています!