I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

スキーに行ったのでスキー場での快適なカメラ携行について考えた


スポンサーリンク

週末は久しぶり(2年振り)にスキーに行ってきました。といってもお馴染みの八ヶ岳の近くなんですけど(南佐久郡あたり)、雪山登山ができるエリアなら当然スキーだってできるのですよね。

f:id:OKP:20180129095324j:plain
手袋が青かったり黒かったりするのは色々試してるので…

スキー自体や宿泊についての話は改めてということにして、今回はスキーの際のカメラ携行についてちょっと書いてみました。

防水コンデジのTG-5を持っていきました

登山で使い慣れたOM-D&PeakDesignキャプチャーでの携行は、慣れないスキーでは転倒リスクもあるので大きなカメラは少々恐い。そもそもスキー場ではキャプチャーを取り付けるザックも背負ってません。

f:id:OKP:20180129095325j:plain
ポケッタブルのザックだとキャプチャーは付きませんね…

ということでカメラはオリンパスの防水コンデジTG-5を持って行きました。

ちなみに前回スキーをしたのは2年前の北海道キロロスキーワールド。そのときは前モデルのTG-4を使っていましたが、お天気さえ良ければコンデジでも十分にいい写りをしてくれることは経験済みです。

f:id:OKP:20180129100018j:plain

取り出しやすく落とさないように…

さて、スキーの際のカメラの携行ですが、コンデジなのでスキーウェアのポケットやサコッシュ等に入れておけばいいのですが、やっぱり「サッと撮り出してサッと撮りたい」ですし、転んだ際などにうっかり落としてしまわないよう、できれば体にリーシュコード的なもので結びつけておきたいです…。

前回、北海道に行ったときは、ポケッタブルザックのチェストベルトにカメラをぶら下げていたのですが、もう少し他の方法はないかな…と。
ということで、今回は登山用のスリングとカラビナを使ってTG-4を携行しました。…はい、登山のときにピッケルの固定に使ってるスリングをそのまま使っただけです。

f:id:OKP:20180129095321j:plain

でもこれ、かなりいい感じかも。普段使ってるPeakDesignのリストストラップ「カフ」のストラップを、斜めがけしたスリングにカラビナで掛けてあげるだけです。

f:id:OKP:20180129095322j:plain

ブラブラさせておくのはアレなので、本体はハードシェルのポケットに突っ込んでおいて、そのポケットはカメラ専用といて常に開けっ放し。

f:id:OKP:20180129095323j:plain
逆側も開いてますがこっちもハンカチが入ってるだけ

ちょっとした移動ならそのままぶら下げていても平気ですし、リフト等でうっかり手を滑らせても落とす心配はありません(滑走の際は邪魔ですし、転倒や接触時に引っかけると危険なのでポケットへ)。

OM-Dも使ってみたけど…

あと、初日はTG-5のみでしたが、滑りに少し慣れた2日目はOM-D E-M1(初代)もパーゴワークス フォーカスの斜めがけで持ち出してみました。大きなサコッシュみたいな感じ。

PaaGo WORKS CB03 フォーカス ブラック

PaaGo WORKS CB03 フォーカス ブラック

感想ですが「全然使わないし、滑走時にも邪魔なのでTG-5で十分」です(笑)

f:id:OKP:20180129095327j:plain

あくまで私の感覚ですが、登山と写真は共存して楽しめるのですが、スキーの際は写欲的なものがかなり薄れてしまうようです。
よほどロケーションがいいなら兎も角ですが、たまに思い出したようにシャッターを切るるとか、記念写真を撮る程度ならばコンデジが丁度いいなと。

あとはやはり滑る際、大きなショルダーポーチはブラブラとして邪魔です。
もう少しスキーが上手ければ、カメラに割ける余裕もあるのかもしれませんが、今の私にはストレスなく持ち運べるTG-5が最適解、といった感じです。

やっぱりスマホよりコンデジが便利

あと、今回TG-5を2日間スキー場で使ってみて感じたのは、スマホに比べてやはりコンデジは使い勝手が抜群に良いなと。妻はiPhone8を使っていたのですが、いくら防水になったとはいえスノーグローブを付けた状態でスマホを取り出して写真を撮るってなかなか簡単ではありません。

氷点下の雪山でスマホを撮りだしてパスコード入力、カメラ起動、そしてシャッターの流れは一筋縄ではいきません。手袋を外して写真を撮ってる人も頻繁に目にしましたし、グローブをした手でスマホを扱う様子も、なんだか危なっかしく見えます(落としそう)。

f:id:OKP:20180129101906j:plain

その点、コンデジのTG-5はぶ厚いミトングローブを付けた状態でも、カメラの起動からシャッター操作までできますしたし(電源がもう少し入れやすいと嬉しい)、防水&耐衝撃なのでゲレンデスキーではちょっとやそっとでは壊れる心配もありません(?)。

スノースポーツのためだけに専用のカメラを用意するというのは、なかなかハードルが高いかもしれませんが、コンデジの活躍シーンは他にもありますし、アピール次第でもっと需要があるのではとも感じました。内蔵GPSを使った滑走データのトラッキング機能とかあっても面白いですよね。

f:id:OKP:20180129101925j:plain
今回はスマートウォッチでトラッキングしてみました

現在、開発が止まってしまっているTG三桁機(TG-870を最後にディスコン状態)なども「防水・広角・自撮り」とインスタ時代の昨今、今までのアウトドア用途とは別の需要が国内外でありそうなものですが、どうなのでしょうね…。