JIG-SAW(ジグソー/子会社mobicomm) とても「不可解」な株式

ジャスダック上場企業ジグソー(JIG-SAW)について、Well Investments Research社が考察したレポートのご紹介

更新日: 2018年01月27日

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biovisiqさん

レポート概要

• 株価は熱狂しており、売上⾼⽬標が達成できなかったにもかかわらず、1年前のIPOから800パーセント以上も上昇している。
• この会社がハイテク企業であるという特徴はなく、設備投資も研究開発も
なく、従業員の賃⾦は信じられないほどに低い。
• 会社の事業や戦略は、当業界の専⾨家には全く不可解である。
• プレスリリースは誤解を招くおそれがあり、重⼤な不実表⽰である。
• 会社の「提携先」はJig-Sawを認識していない。
• 会計実務は警告を促している。
• 会社が公表している唯⼀の⽬標は望ましい時価総額である。
• 株価はいかなる測定基準においてもばかげている。
• 内部関係者は株式を売り抜けている。

警告その1:研究開発よりもオフィスに⽀出

警告その2:雇⽤の予算が不⼗分

警告その3:意味もシナジーもない

警告その4:Jig-Sawは社外監査役にIPO前に株式 を譲渡した…そして彼らはそれを売却した!

上場前、業務委託開発費返還請求訴訟による実質敗訴

■今月1日発売の『ZAITEN7月号』(財界展望新社)に〈マザーズ「ジグソー」株価乱高下に喧しい“怪しげな噂”〉と題する、ジャーナリストのジェイク・アデルシュタインのレポートが掲載されたのを受け、2日の同社株はストップ安となった。レポートは、IoTを謳う同社の技術力に疑問を投げかけるとともに、上場時の株主にインターネットの仮想空間を巡り投資を募ったとして2011年に金商法違反で摘発された「ビズインターナショナル」の元役員が入っていたことなどを指摘している。

■ジグソーは同社の提携先が月面探査プロジェクトに参加したことに関連し宇宙関連の提灯記事が出たことや、AKBの秋元康がIPO時株主だったことなどで話題をさらい、株価が高騰していた。が、15年12月期の総資産1,039百万のうち、設備関連は32百万だけで、残りは現金、売掛金や有価証券などの金融資産。その設備の大半は26年12月期中に投ぜられた北海道のデータセンターの「内装費」だ(15年3月期は期首約20百万で償却後約16百万)。ちなみに13年12月期は総資産185百万のうち半分の94百万は社長の山川真考への貸付金。同社に「宇宙開発」を担えるだけの技術力があるのか疑問が残る。

■ジグソーは上場前の2010年に㈱クオリティから業務委託開発費返還請求訴訟を提起され、80百万で13年7月に和解、現在もその支払いが残っている。ここで、筆者が過去に東京地裁で謄写した訴状、及び和解調書を下記に掲載する。

子会社であるmobicommについても、リリースに関し重大な疑義があります。

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