JIG-SAW株式会社(ジグソー) 株価推移、リリース考察

東京都千代田区大手町1丁目9-2北海道札幌市北区北八条西3丁目32

更新日: 2018年01月28日

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はじめに

このまとめは2015年春にJASDAQに上場したJIG-SAW(ジグソー)株式会社について、株価やリリース考察、そしていかに胡散臭い会社であるかの疑義を呈するために作成します。

そのため、投資家だけでなく入社を考えている方々への判断材料のひとつとして役立てば幸いです。

株価

2015年4月28日 上場
 公開価格  2,390円
 初値    8,040円

2015年7月7日
 終値   10,170円(初めての5桁台)

2016年4月20日
 高値   23,920円(過去最高値)

2016年5月24日
 終値    9,950円(ここを最後に5桁台には戻らず)

2016年6月24日
 安値    5,040円(2016年内は5,000円-8,000円内)

2017年
 5,000円-7,000円内

2018年
 1/19現在  5,240円

リリース考察

会社事情考察

この会社はAI、機械学習による運用自動化を図るpuzzleをはじめ、IoT領域(センサー開発、データ収集・管理運用)、自動運転(OS開発)、次世代セキュリティへの取り組み、果ては宇宙開発にも関与し、現在先端領域と言われる多方面で携わっていることがこれまでのリリースから判断できます。

突然ですがコインチェック問題をご存知でしょうか。
2018/1/26に仮想通貨NEMが不正送金され、総額600億円近い金額が消失しました。

この会社の社員数は80名程度で、半数近くが開発エンジニアです。
一見潤沢な人数を抱えていると思われますが、全く手が足りておらず通年募集していました。

やはりブロックチェーンという新たな技術を有するエンジニアは限られており、競合他社との取り合い、囲い込む必要があることは想像に難くありません。

ご参考までに年収は1,000万円以上が約束されていたとも言われます。

ブロックチェーン領域だけの会社ですらエンジニア採用には苦労していたの、ジグソーは先述したとおり多領域に渡り携わっています。

2017年末の求人です。
業務内容を見ておわかりのとおり、単なる運用要員(オペレータ)です。
社員数        60名
 運用要員(3交代)  20名
 インフラエンジニア 10名
 営業・間接部門等  10名

多く見積って、残20名程が開発エンジニアや先端領域に関わる者と仮定します。

先のコインチェック体制を思い出してください。
全社員の半数となる40名近い開発者であっても人が足りない状況だったのに関わらず、
ジグソーはわずか20名程度で多方面の開発等に対応できるのでしょうか。

仮にこれらの方々がいわゆる上級エンジニアであれば可能かもしれません。

しかし、有価証券報告書から従業員の平均年収は500万円未満であることがわかります。
(2017年12月31日時点)

この平均年収で上級エンジニアが複数在籍しているとは考えられません。

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