本場アメリカでは政治熱が高まっているようで、割りと内戦も近いのではないかとすら感じてしまうものだ。
しかし、少なくとも日本では充実していれば政治なんかに関心を持つ必要がないのは確かだろう。
いや、アメリカの女優が政治についてアピールするのはあくまでもファッションなのかもしれない。
そんな風潮がなければ、黙って既得権益に寄り添いそい幸せを実現させようとしている気がする。
今日も16時頃ファミレスで今日はじめての食事をしていると、隣の席ではカップルが旅行会社のパンフレットを見ながら悩んでいる。
白浜とか九州とかいう地名のパンフレットの他に学生旅行とか印刷されているものもあったので学生だろう。
見てくれは普通よりも上で、女は少なくとも5年間はセックスには困らないはずだ。
そんな隣で容姿が醜い自分は1人で縮こまって食事をしながら、資本主義の限界性を論じる本を何故か読んでいる。
今のところ、親が比較的裕福でカネには困らないが明日のことを考えてしまうものだ。
恐らく、そんなことを考える理由は所詮は「容姿」なのかもしれない。
イケメンなら今頃、女の膣に放っている。
親から1500万円を今まで贈与されてきたがそのカネを運用しろと言われる。
そのために投資論とかに真面目になれないが、投資情報を探したりする。
ツイッターを見ていると会計知識をひけらかしながら安倍首相をバンザイする中年男性らしきアカウントを見る。
こんな人も、「美しい」青春を経験すれば決算書のウンチクと合わせてサヨクガーとか一部の新聞社を頓珍漢な批判はしなかっただろう。
他にもある。
高偏差値大学で熱心に経済を勉強するネオリベフェミ的な思想のドブスがイギリスに留学した。
その時の写真がやけに楽しそうだったが、日本人女が海外に行って自信つけて帰ってくるのに近いものを感じた。
彼女にはハイエクもフリードマンもいらなくて、性的肯定が何よりも必要だったのだ。
まぁ、資本主義が終わったりして所得再分配が強化されても結局は美男美女が一番笑うことになるだろう。
美男美女カップルの行き先が白浜からハワイになるかもしれない。
結局本を読むよりも何かやらなければいけないことがあるのだろうか。
分からない。