連続テレビ小説 わろてんか(97)「ずっと、わろてんか」[解][字][デ] 2018.01.27
(キース)「立つか?」。
(アサリ)「立つか?」。
「両者…」。
起立!気をつけ!礼!着席!座ったら負けやろ。
ありがとう。
(藤吉)お前ら二人がしゃべくり万歳で天下取る時代や。
ええ名前やろ。
しゃべくり万歳がこの先百年続くよう目ぇ光らして芸人ら仕込んだってな。
(風太)北村のお笑いは俺に任せてもらいます。
栞君。
(栞)確かに引き受けた。
(リリコ)やっぱり笑い声はええもんやな。
そやろ。
(亀井)しゃべくり万歳の完成を祝しまして皆様お手を拝借。
打〜ちまひょ!も一つせえ!祝うて三度!おめでとうございます!この3日後藤吉は再び倒れ病院に担ぎ込まれました。
・「出かける時の忘れ物」・「ひょいとつかむハンカチのように」・「心の中にすべり込む」・「いちばんちいさな魔法」・「泣いたり笑ったり」・「今日も歩き出す」・「ありがとうと言いたいあなたのために」・「ごめんねと言えないあなたのために」・「パレードはまわり続けてる」夢…見てたわ。
隼也は?
(てん)学校行かせました。
そうか。
へえ。
夢ん中でなまた昔に戻ったわ。
そろそろアカンかもな…。
何言うてはりますの。
てん。
笑いは何色か覚えてるか?へ?茶色や。
そや。
ほな笑いの味は?味…ですか?柿や。
柿の味や。
ほれ。
うまいやろ?おいしい。
(藤吉)これまで全然笑わへんかったてんがなちょっとだけわろうてくれた。
うれしかった…。
夢ん中で柿の事思い出してな…。
つくづく分かった。
北村を大きゅうして日本中に笑いを振りまくんが夢や思うてたけどな…。
ホンマは…。
たった一人の女の子を…。
笑わせたかったんや。
アハハハチョコ衛門やて!アハハハハハ!石川チョコ衛門たああっ俺の事よ!アハハハハ!ハハッ泥棒さんや!チョコ衛門さんや!あのてっぺんまで笑い声響かしたる。
はい!やりました!てん。
わろうてくれてありがとう…。
これからもずっと…。
わろてんか。
へえ。
何や幸せで眠とうなってきたわ…。
北村笑店の事隼也の事頼むな。
へえ。
大丈夫大丈夫…。
藤吉はん?藤吉はん!藤吉はん…藤吉はん…。
(泣き声)
(トキ)こんなにはようこの喪服着はる事になるやなんて…。
回想
(しず)これはおばあ様が一針一針縫うて仕立てたお着物どす。
喪服や。
一旦嫁いだら妻は何があっても夫と墓場まで添い遂げる。
その覚悟で死に装束を持って嫁げいう事どす。
・
(栞)ごめんください。
車を用意した。
寺まで送っていくよ。
(隼也)はい。
おおきに。
藤吉の葬儀には大勢の席主や芸人が全国から駆けつけ盛大に執り行われました。
俺とおトキでてんを支えて隼也が跡を継ぐまで北村笑店を守っていく。
ええな。
はい。
2018/01/27(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 わろてんか(97)「ずっと、わろてんか」[解][字][デ]
藤吉(松坂桃李)の容態が急変し、てん(葵わかな)は病室で藤吉の手を握り静かに見守っていた。目を覚ました藤吉は、てんとの楽しかった思い出を語り始める。
詳細情報
番組内容
藤吉(松坂桃李)が夢見た新しい万歳が完成した3日後、容体が急変する。てん(葵わかな)は病室のベッド脇で、ずっと藤吉の手を握り静かに見守っていた。目を覚ました藤吉は夢を見ていたとてんに話す。昔てんが実家の蔵に閉じ込められた時、自分だけに見せてくれた笑顔がまぶしかったこと、その後もてんの笑顔に勇気づけられて人生を楽しく生きてこられたことなど、藤吉はてんに対するあふれんばかりの思いを語り始める。
出演者
【出演】葵わかな,松坂桃李,濱田岳,広瀬アリス,徳永えり,大野拓朗,前野朋哉,枝元萌,藤井隆,内場勝則,高橋一生
原作・脚本
【作】吉田智子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:14186(0x376A)