越路吹雪物語 #14[解][字] 2018.01.25

251月 - による admin - 0 - 未分類

映画の仕事も撮ってきましたし。
そうですか。
結構…。
だから月1でライブも楽しいし。
頑張ってください。
はい!ありがとうございま〜す。
(加治信子)鳴ったでしょ?恋の鐘!鳴った…。
(信子・旭爪明子)でしょ〜!?
(松尾セツ)これあの人だよね?岩谷さんってあの?サインまだ決まんないの?よし!岩谷さん!
(岩谷時子)はい?お願い私のサイン考えて!はい…?サイン一緒に考えてほしいの!だって岩谷さんの書く文章すっごく素敵なんだもん。
だからお願い!ねっ!あの…でも私仕事が…。
それにサインなんか…。
お時考えてやればいいじゃないか。
えっ?
(森継男)サインの件は機嫌損ねないようにして断れ。
内田部長はああ言ったけど俺たち編集部員が一番やっちゃいけないのはえこひいきだ。
雑誌作ってる人間が誰か特定の子に肩入れしてるなんてわかったら他の団員たちはどう思う?あっ…。
まあお前がこの仕事を腰掛け程度に思ってるんだったら好きなようにすればいいけどな。

(ドアの開く音)あの…越路さんごめんなさ…。
「コーちゃん」!あっコ…コーちゃんあのね…。
お仕事終わった?ええ。
でもあのサインの事…。
あっでも一つお願い!サインは私が自分で考えた事にして!えっ?だってみんな自分で考えたって言うんだもん。
私だけが誰かに手伝ってもらったなんて悔しいじゃない?だからね一応ちゃんと自分でもいくつか考えてきた。
でもどれももう一つなんだよね。
どう思う?ああ…そうね…。
やっぱりこういうのは自分で決めたほうがいいんじゃ…。
あっほら座って座って!ねえどう?いやあの…そんな真っすぐな目で見ないで。
なんか恥ずかしくなっちゃう。
私が一番いいかなって思うのはこれ!でもなんか物足りない気がするんだよねえ。
そうね…。
あとちょっと月組のユウタンのサインに似てるかも。
えっ!お時さんってみんなのサイン覚えてるの?いやみんなってわけじゃないけど…。
まあこう見えてヅカファン長いですから。
そうなんだ!まあ子供の頃から母に連れられて来てたから。
へえ〜!いよいよ頼もしいね。
じゃあこっちのは?うん。
こっちのほうがコーちゃんっぽいかな。
でもこれって書くのちょっと面倒くさいんだよねえ。
じゃあここの部分少し簡単にしたらどうかな?例えば?例えば…。
美保子の勢いに押されたのかそれともヅカファンの血が騒いだのか時子もその気になってきたようです
んっ!これとこれ合わせたらどうかな?コーちゃん。
ん?食べながらしゃべらない。
うん。
集中!こんな感じ?うん。
いいんじゃない?でもここもうちょっと伸ばしたほうがバランスいいかも。
うんそうかも!うん!これがいい!うん…いい!やった!私のサインだ〜!あっ。
それでは…。
ん?コーちゃんそれ…。
私のサイン第一号もらってやってください!いいの?私なんかで…。
もちろん!だって2人で生んだサインだもん。
あっでもこれは2人だけの秘密ね。
ありがとう。
光栄です。
うわあ…一生大事にするわ。
フフフ…。
あっやだ!えっ今何時?えっ?あーっ!門限!お時さんは走らなくていいのに。
でも私が気がつかなかったから…。
だってどうせもう門限は…。
えっ?コーちゃん?どうせもう門限は過ぎてるんだもん。
走る事ないや。
でも…。
大丈夫大丈夫。
夜の道行きといこうじゃないの。

(鼻歌)どうしたの?次会ったらいつもの調子でいくのよ?いつもの調子?そう。
コーちゃんの得意技屈託のない人たらし!まずは名前を聞かなくちゃね。
今度会えたらそれはもう運命なの!コーちゃん?
(深呼吸)
(鐘の音)ねえどうしたの?なんでもない。
やっぱり急いで帰らないとね。
何やってるんですか!うわっ!うわあ〜っ!
(衝撃音)
(寮母)わあ〜っ!
(大塚弥一の声)門限破り何度目だと思ってるんだ。
3回です。
(大塚)ゆうべで10度目。
すみません。
大体なあけがでもしたらどうするつもりだったんだ?お前にはタカラジェンヌとしての自覚はないのか?あのくらいの高さなら全然。
もうヒラッて。
何しろ新潟の山で鍛えてますから。
そういう事じゃない。
すみません…。
寮母先生自分が声掛けたせいだって責任感じてるんだぞ。
ちゃんと謝ったのか?はい!今度からは門限遅れても入り口を開けてもらう事にしました。
お前なあ…。
もちろん努力はします。
でもどうしてもっていう時には開けてくれるって寮母先生が。
長くここにいるけどお前みたいなやつは初めてだ。
よく上に上がってこられたな…。
ヘヘッなんとか…。
(伊藤登)なんだ?河野またなんかやらかしたのか?伊藤先生なんとかしてくださいよおたくの元教え子。
はあ…。
大塚先生役所からお電話です。
あっはい。
いいか?今度門限破ったら稽古以外外出禁止だからな。
もういいよ。
はい!
(大塚)ごめんなさいね…。
はいもしもし…。
河野美保子は相変わらずみたいだけど…。
ヘヘヘッ…。
どうだ?越路吹雪の調子は。
楽しくやってます。
楽しくね…。
そんなのんきな事してると下級生に追い抜かれるぞ。
今年の新入生すごいのがいるんだからな。
そうなの?オカジやツメよりすごい?…かもしれんな。
それはすごいね…。
オカジたちに教えてあげなきゃ!
(捕まえる音)うっ!俺が心配してるのはお前だよ!私?ああ…私は抜かれてもなんでも楽しければいいから。
じゃあ先生またね!
(ため息)いいもの持ってるんですけどねえ。
どうもまだ越路吹雪になれないんだよなあ。
送り出した我々の不徳の致すところ。
申し訳ない。
…なんて思ってないくせに。
いい原石渡したんだからしっかり磨けって思ってるんでしょ?いやいやそんな事…少しはね。
まあ一つ長い目で見てやってください。
(大塚)はい。
ちょっとなんなのよ?いきなり…。
昼寝しようと思ってたのに…。
そんなのんきな事言ってる場合じゃないわよ。
今年ね学校にすごい新入生が入ってきたんだって!ああ…その事?なんだ何かと思ったわよ。
えっ知ってたの?そんなのもうみんな知ってる。
わざわざ学校まで見に行ったっていう人も結構いるわ。
そうなんだ…。
本当あなたってマイペースよね。
それも驚くほどのんびりした。
あっねえところでサインどうしたのよ?決まった!どんなの?ほら書いてみて!ヘヘ〜。
では…。
うわあ…かっこいいじゃない!うん素敵だわ!よく考えたわね。
でしょ?もう大変だったんだから!お時さんと長い時間かけて…。
あっ!お時さんって…?ん?
(信子・明子)ん?
(ドアの開く音)お時さん!はい?えっと…乙羽さんと月丘さん。
(森)どうした?ちょっとこの人に用事。
随分とコーちゃんの事ひいきしてくれたそうで…。
私たちも相談したかったわねサイン。
あの…それはその…。
(明子)なーんて嘘でーす!
(信子)私たちちゃんと自分で考えられるもんね〜。
そう。
ただコーちゃんの事だけが心配だったから本当お時さんありがとう!あの…。
(信子)コーちゃんってば自分でお時さんに口止めしといてひどいよね。
嬉しくてつい口が滑っちゃって。
ごめんなさい!あいさつ出来たんだからもういいでしょ?仕事の邪魔になるからほら早く行くよ!あっ今度コーちゃんが恋の相談に来ると思うのでよろしく…。
お願いしま〜す!ちょっとやめてよ!なんで言うの?馬鹿!あの…すみませんお騒がせして。
僕の忠告なんて聞けませんか。
いやあの…。
女は気楽でいいよな。
あの…!さっさと仕事してください。
…はい。
話しかけなかったの?なんで?だって…。
それはまさしく本物の初恋ね。
(2人)えっ?うちのどんな偉い人にだってすぐ友達みたいに懐くコーちゃんがよ?声掛ける事も出来ないなんてそれは本物の恋って事よ。
そういうもん?…なの?ええ。
私にも覚えがあるわ。
(2人)そうなの!?まあ昔のいい思い出だけどね。
(2人)はあ…。
美人は余裕だねえ。
でもね…。
ん?勇気を出して帝大さんに声を掛けるとするじゃない?あっまあまた会えたらの話だけど…。
で相手の名前を聞くならまず自分が名乗るのが礼儀よね。
まあそうだね。
その時私は河野美保子って言えばいいの?それとも越路吹雪?そりゃあ河野美保子でしょ。
越路吹雪はあくまでも芸名なんだから。
おかしな事言うねコーちゃんは。
そっか…そうだね。
河野美保子でいいんだよね。
でもさ河野美保子と越路吹雪はどこでどう分けられるんだろうなと思って。
それは仕事の顔と普段の素の顔って事なんじゃない?仕事の顔と素の顔?
(男性)こんにちは。
(店員)いらっしゃいませ。
残念でした。
帝大さんかと思ったんでしょ?別に!
(平山文章)うんいいんじゃないか?あ…ありがとうございます。
(平山)初めてにしちゃ上出来だ。
このまま進めて。
はい。
(平山)ああ森!はい。
次回公演用のタカちゃんのインタビューだけどなそれにお時一緒に連れてってやれ。
えっ?
(平山)勉強だよ勉強。
いいな?お時。
はい!よろしくお願いします。
…ああ。
(信子)残念だったね帝大さん来なくて。
誰もそんな事言ってない!はいはい。
また付き合ってあげるわよ。
なんでそんな余裕なのよツメは!宝塚の子たちかな?
(福本亮一)そうみたいだな。
おや?コーちゃんの初恋少しは脈があるのでしょうか?
初恋…。
まさか…ふられたの!?みんな真剣に生きてるんです!頑張ってるんです!それを勝手にグチグチ言ってるんじゃないわよこのあほんだら!2018/01/25(木) 12:30〜12:50
ABCテレビ1
越路吹雪物語 #14[解][字]

名曲「愛の讃歌」を世に送り出した戦後の大スター・越路吹雪と作詞家で越路吹雪の生涯のマネージャー・岩谷時子。昭和の時代を背景に偉大な2人の友情と波乱の人生を描く。

詳細情報
◇番組内容
無事に宝塚音楽歌劇学校を卒業した美保子(瀧本美織)は、歌劇団の「花組」へ配属される。そして、父・友孝(尾美としのり)が、新潟の思い出から名付けてくれた“越路吹雪”と芸名を決める。同じ頃、岩谷時子(木南晴夏)も『歌劇』編集部で働き始め、新人ながら大事なページを任されるが、先輩部員・森継男(崎本大海)と大喧嘩をしてしまう。一方、美保子は食堂で見かけた大学生・福本亮一(町井祥真)に一目惚れをし…
◇出演者
瀧本美織、木南晴夏
咲妃みゆ、早織
中村俊介、宇梶剛士、飯田基祐、崎本大海
◇ナレーション
真矢ミキ
◇脚本
龍居由佳里
◇演出
今井和久(MMJ)
◇主題歌
瀧本美織『幸福を売る男』(ユニバーサル ミュージック)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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