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サービス/プロダクト

レターポットの収益の仕組み

投稿日:2018年1月21日 更新日:

2017年の年末にローンチしたサービス「レターポット」
ユーザーが約4万人になり、今もユーザーが増え続けている

今回はマネタイズの仕組みについて分解してみた

言葉の定義

1/20時点での、数値のデータ

※画像の添付はオンラインサロンで承認済

登録ユーザ
レターポットに登録している人数
登録して実際に使用していない人の人数も含む

購入されたレター
登録ユーザから購入されたレターの合計
「購入されたレター」=「うちの切手代(配送料)」+「流通しているレター」


うちの切手代(配送料)

各便箋の左上にあるレター
「うちの切手代(配送料)」=「各便箋で送られて回数×5レター」+「各便箋で送られて回数×7レター」+「各便箋で送られて回数×10レター」
※切手代は変更していない前提で計算

 

有効期限切れレター
4ヶ月経つと消滅するレターの数
レターポットのローンチが12月28日なので、4月28日以降から発生する

流通しているレター
「流通しているレター」=「購入されたレター」ー「うちの切手代(配送料)」


送られた「述べ」レター

「送られた「述べ」レター」=「全ユーザーの貰ったレターの総数の合計」=「全ユーザーの受け取ったレターの総数の合計」


総売上額

ユーザーが購入されたレターと切手代の合計


平均所持レター

「平均所持レター」=「流通しているレター」÷「登録ユーザ」

 

2つの売上

1、レター消滅による売上
2、切手代による売上

「1、レター消滅による売上」はユーザがレターを購入した売上
しかし、全く動いていないレターが消滅するのが4ヶ月後のため、
売上として計上できるのは4ヶ月になる
レターを購入時には売上として計上されない

また「購入レター数」の全てが売上にならない
体温のなくなったレターのみ売上に計上され
体温があり流通しているレターは売上に計上されない

売上としての不確かな要素が多く、予想しにくい
レターが回れば回るほど、消滅率は下がるので、
売上になりにくい

「2、切手代による売上」切手代の売上は一通ごとにかかる
たとえ1文字でも100文字のレターでも切手代が売上として計上される

 

売上をあげる方法は二つ
1、たくさんの人にレターを送る(便箋代が高ければ尚よし)
2、レターを消滅させる
※レターを消滅させるのはレターポットの本来の目的と反するため、オススメしません

利益の構造

「利益」=「売上」ー「経費」

現在、サービスローンチから4ヶ月立っておらず、売上は切手代のみ

経費はレターポットの従業員様とシステム運営費

売上から経費を引いた金額(利益)で
リベンジ成人式や支援などに使われる

売上が163万なので、利益はほぼ出ておらず。
将来的には回収できると思うが、現段階では成人式も赤字と思われる

感想はこちらまで↓

 

 

 

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プロフィール



久田 健(Hisada Ken)

大学生の時、バックパッカーで50ヶ国旅行

株式会社ユニクロで店長、香港駐在員、オンラインストアのキッズを担当

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マリノス、海外、時事ネタ、読書感想が主な話題

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