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1625話
レイ達がヴィヘラ達と別れてから一時間程……そろそろミレアーナ王国とレーブルリナ国の国境が見えてくる頃になったが、まだ使節団の姿を見つけることは出来なかった。
もしかしてまだ村や街から出発していないのか? という疑問を抱いたレイだったが、既に日は昇っている以上、まだ出発していないという可能性は考えられない。
勿論何らかの理由……それこそ使節団の者が病気になったり、何らかのトラブルに巻き込まれたりといったことになれば、話は別だったが、そもそそもそうなった場合はレイ達が見つけるのも難しくなるだろう。
「グルルゥ?」
「いや、何でもないよ。ただ、そうだな。もう暫く探しても何も見つからない場合、やっぱり途中の村や街で聞き込みをした方がいいかもしれないな」
多分ないだろうだろうと考えつつ、レイはセトを撫でながらそう告げる。
使節団に対のオーブを持つ者がいれば、ダスカー経由で今どこにいるのかというのが分かるだろう。
だが、対のオーブは非常に希少性の高い代物だ。
レイとエレーナが持っている物にしても、手に入れるのにかなり苦労をした程に。
(となると、伝書鳩とか、そういうのか? もしくは、手紙を届けるのに使う、召喚魔法やテイマーとかそういうのを同行させるとか……ギルムの使節団なら出来そうだけど)
ギルムは辺境ということもあって、様々な者達が集まってくる。
その中には希少な技能を持っている者も多く、何らかの手段でギルムと……より正確にはダスカーと連絡を取り合っている者がいても不思議ではない。
(けど、そういう能力の持ち主が一緒にいるなら、それこそダスカー様から前もって教えられていてもおかしくはないよな)
街道を眺めつつ、レイはそんな風に考え……ミレアーナ王国に入った辺りで、ふとセトが喉を鳴らす。
「セト?」
何故セトが損な鳴きを上げたのか、レイには最初分からなかった。
だが、セトの見ている方……自分達が進んでいる方向をじっと見ていると、豆粒、もしくはそれよりも更に小さい存在が目に入る。
勿論それは、常人よりも遙かに鋭い視覚を持っているレイだからこそ見つけることが出来た光景だ。
そして、セトがレイよりも先に見つけることが出来たのは、セトの方がレイよりも鋭い視覚を持っていたからに他ならない。
「あれは……盗賊か?」
まだはっきりと顔を判別は出来ないだけの距離があったが、それでもレイが遠くから見た限りでは何者かが戦っている光景に見える。
人型のモンスターという可能性もあったが、こうして見ている限りではどことなく違うように思えた。
ゴブリンやオークを始めとして、人型のモンスターというのは様々な種類がいる。
だが、それでもやはり人型であって人間ではないということもあり、どこか違和感のようなものがあるのだ。
今、レイが眺めているのは、そのような違和感のない光景。
つまり、人間だということだ。
勿論、エルフやドワーフ、獣人……それ以外にも様々な種族がいるので、その見分け方が確実なものであるとは限らないのだが。
「レイ、どうした?」
セト籠の中から聞こえてくるのは、エレーナの声。
レイの様子から、何か異常が起きたと理解したのだろう。
「かなり先の方で……いや、もう大分近づいてきたけど、とにかく誰かが盗賊か何かに襲われてるみたいだ」
レイが盗賊に襲われている者達を見つけてからも、セトは飛び続けている。
セトの飛ぶ速度を考えれば、多少遠くでもすぐにそこまで到達するのは、難しい話ではなかった。
「盗賊? ならば助けるか?」
「ああ、もっとも……手助けがいるかどうかは、微妙なところだけどな。結構腕利きが多いらしい」
視線の先では、三台の馬車を襲っていた盗賊達が数人の護衛に次々と倒されている。
盗賊達の方は既に地面に倒れている死体の数がかなりの数になっており、数の差という意味では圧倒的に盗賊達の方が有利なのは間違いなかった。
その光景を見れば、盗賊達が予想外に弱かったのか、もしくは護衛達が予想外に強かったのか。
どちらが理由なのかは……それこそ、既にはっきりとその動きを確認出来るようになってきた今となっては明らかだ。
「で、どうするの? 盗賊が出てきたってことは、レイの趣味を満足させる?」
エレーナとレイの話を興味深そうに聞いていたマリーナの言葉に、レイは少し迷う。
マリーナが口にしたように、レイは盗賊狩りを趣味としている一面がある。
若干趣味が悪いと言われることもあるが、善良な商人や旅人を襲撃する盗賊が減るのだから、レイにとって趣味と実益を兼ねたその行為は、褒められこそすれ叱られるようなことはないと判断していた。
……だからこそ、レイは盗賊達に自分達を喰らう者、盗賊喰いなどと呼ばれて恐れられるようになっているのだが。
だが、今の地上の状況を見る限り、既に勝負は半ば決している。
盗賊達は護衛達の隙を突いて逃げだそうとしているような状況だ。
護衛達はそんな盗賊達を逃がそうとはしておらず、後ろを向けた相手には弓を持っている者が矢を射ってその命を奪っている。
背を向けずに逃げようとすれば、長剣や槍を持っている護衛達が一気に距離を詰めて仕留める。
全員が一斉に背を向けて違う方向に逃げれば、逃げ切れる者も出てくるだろうが……同じ盗賊団にいるとはいえ、仲間の為に犠牲になるかもしれないとなれば、そのような真似も出来ないのだろう。
仲間意識が強ければ、現状でもどうにかなった可能性はあったのだろうが。
「俺達が手を出しても、獲物を奪うだけになりかねないし放っておくか。盗賊達の方が優勢ならともかく、護衛達の方が優勢だしな。……にしても、あの護衛達腕が立つな」
最近見ているのがレーブルリナ国の冒険者や護衛だというのもあってか、レイの目から見ればかなり豪華な馬車、それも三台を守っている者達は、かなり腕が立つように思える。
それこそ、このような場所ではなくギルムにいてもおかしくはないだろうと、そう思える程の強さだ。
盗賊達は完全に襲うべき相手を間違えたのだろう。
もっとも、あれだけ豪華な馬車が三台も揃っているのを考えれば、盗賊達にとっては一攫千金のチャンスと思えてしまったのだろうが。
(最大の失敗は、それだけ豪華な馬車なら、当然のように護衛だってしっかりと腕利きを雇っていると思えなかったことだよな)
盗賊達がそれを承知の上で馬車を襲ったのか、それともそのくらいのことにすら気が付かなかったのか。
その辺りの事情はレイにも分からなかったが、現在の状況を思えば、恐らく後者なのだろうと予想は出来る。
「とにかく、俺達は……」
「グルゥ?」
このまま使節団を探す。
そう言おうとしたレイだったが、それを遮るようにセトが喉を鳴らす。
「セト?」
セトが何の意味もなくそのような行動を取ると思っていないレイは、どうしたのかとセトに視線を向ける。
そんなレイの視線を受けたセトは、嬉しそうに喉を鳴らす。
(嬉しそうに?)
数秒、その理由が分からなかったレイだったが、改めて護衛の方を見てみれば、すぐにその理由が判明した。
護衛達の中に数人、見覚えのある人物がいたのだ。
その中の一人を見て、セトが嬉しそうに喉を鳴らしたのは間違いない。
何故なら……
「ミレイヌ? ってことは、あの護衛には灼熱の風が混ざってるのか?」
そう、セトを可愛がることに関してはギルムでもトップクラスの……それこそ自分の生活よりもセトを愛でることに全力を注ぎ、結果として生活費そのものまでなくなってしまうというミレイヌが率いるパーティこそが、ランクCパーティ、灼熱の風。
レイ達とも何だかんだと付き合いの長い者達だ。
ランクCパーティということもあり、腕が立つのは間違いがなく、希少な魔法使いもパーティに加えている。
そのような者達であれば、盗賊達を圧倒的な力で倒すことが出来るのも当然だろう。
ミレイヌ達以外にも数人の護衛がいるのを考えれば、その辺の盗賊が襲撃しても勝ち目がないのは明らかだった。
「それに……ミレイヌがいるってことは……」
普段ギルムで活動しているミレイヌが、護衛としてこんな場所……ミレアーナ王国とレーブルリナ国の国境付近にいるというのは、明らかに普通ではない。
だが、その普通ではないことが起きる心当たりが、レイにはあった。
ダスカーが使節団を送った以上、当然その使節団には護衛を付けられただろう。
そしてミレイヌ率いる灼熱の炎は、護衛という点で考えても問題ないだけの実力があった。
更には、ミレイヌ達が守っている三台の馬車はどれもが豪華な馬車で、何らかの身分のある者が乗っているというのは、一目見れば想像出来る。
実際、盗賊達もその馬車の豪華さに目が眩み、結果としてミレイヌ達に蹂躙されるという結果になったのは容易に理解出来た。
「セト、降りてくれ。どうやら目標が見つかったらしい。……ああ、一応俺達が敵じゃないって向こうに知らせる為に、鳴き声は上げてな」
「グルゥ!」
レイの言葉に、セトは頷く。
そうしてセト籠をぶら下げたまま、鳴き声を上げつつ下に向かって降下していった。
「グルルルルルルルルルゥ!」
「え? この声……」
襲ってきた盗賊達の全てを倒したミレイヌは、突然聞こえてきた鳴き声に周囲を見回す。
一緒に護衛を受けた者達も周囲を見回しているが、それはミレイヌの行為とは全く違う。
ミレイヌが信じられないと思いつつ、聞き覚えのある鳴き声に笑みを浮かべているのとは裏腹に、他の者達は表情が厳しいものになっていた。
「警戒しろ!」
「大丈夫よ」
護衛の一人が緊張した様子で叫ぶが、ミレイヌはそれを即座に否定する。
当然いきなりそのような言葉を発したミレイヌに対し、警戒しろと叫んだ男やそれ以外の面々の視線も集まるが、ミレイヌは特に緊張した様子もなく……いや、それどころか心の底からの笑みを浮かべて口を開く。
「だって、来たのはセトちゃんだもの」
この場にいる者達は、ミレイヌを含めて全員がギルムで雇われた護衛達だ。
当然セトの名前は知っているし、ミレイヌがセトに対して強烈な愛情を抱いているということを知っている者もいる。
『セト!?』
だが、それでも何故セトがここにいるのかという疑問は拭えず、全員の口からそんな声が漏れる。
もしレイ達がジャーヤに対する報復の為にレーブルリナ国に向かっていたというのを知っていれば、ここまで混乱するようなことはなかっただろう。
しかし、その一件は護衛の冒険者達が知るべきではないこと、と秘密にされていた。
寧ろ、そのような状況でセトの鳴き声を理解したミレイヌが特別だったのだろう。
「ミレイヌがそう判断するのなら、間違いないでしょうね」
ミレイヌがどれだけセトを可愛がり……言い方は多少悪いが、貢いできたのかを知っている同じパーティの魔法使い、スルニンはそう断言する。
弓術士のエクリルもまた、スルニンの言葉に無言で同意して頷く。
だが、他の者達はその言葉を多少信じることは出来ても、本当に、心の底から完全に信じるといった真似は出来ない。
武器から手を放すようなことはなく、周囲の様子を確認し……セトの姿がどこにもないことに、安堵しつつ表情を険しくするという複雑な真似をする。
「空耳か?」
鳴き声は聞こえても、姿を現さない。
そんな状況の中、もしかしたらさっきの鳴き声は空耳だったのではないか。
思わずそう告げた男だったが、実際には空耳ではなかったということは、男もきちんと理解していた。
それこそ、すぐにでもどこかからモンスターが襲ってくるのではないかと緊張し……不意に、馬車の方から声が聞こえてくる。
「おい、どうした? 盗賊は全部倒したのなら、先を……」
そう告げたのは、ダスカーからこの使節団の一員として選ばれた男の一人。
馬車の外から聞こえてきた戦闘音が途絶えたにも関わらず、まだ盗賊の撃退が終わったと報告に来なかったことを疑問に思い、馬車から出てきたのだ。
当然ながら、護衛の冒険者達が盗賊程度に……それもこのような田舎に出てくるような盗賊に負けるとは思っていない。
ダスカーの部下として、ギルムの冒険者の強さには信頼を置いていたからこその行動だった。
だが、普段であればまだしも、今回に限ってはその行動は迂闊でしかない。
「な!?」
護衛の冒険者の男が、いきなりのその行動に馬車に戻れと口にしようとしたその瞬間、唐突に轟音……と呼ぶ程ではないが、大きな音と衝撃が周囲に伝わる。
咄嗟にその音と衝撃のした位置を探す者達が見たのは……見覚えのない巨大な籠……通称セト籠と呼ばれている代物だった。
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