つぶて書房の吉田です。
『飛礫』55号(2007年夏)を発行しました。
自衛隊はいま外国派兵・侵略戦争を〈本来任務〉とする国軍
に大きく踏み出した。「戦争の時代」への突入である。では、
この国軍は戦前と同じく天皇の軍隊となるのか。侵略戦争と天
皇が一体であった大日本帝国が同じように復活するとは思わな
いが、「戦争の時代」、自衛隊と天皇制は新たな関係を結びは
じめたことは確かである。(「特集にあたって」より)
こうしたなかで今号は『戦争時代の天皇制と自衛隊』を特集
し、多方面から検討しようと考えた。その一弾である。ぜひご
購読を!
===目 次===
■《特集》戦争時代の天皇制と自衛隊
◇特集にあたって 『飛礫』編集委員会
◇天皇制とハンセン病問題
―『プリンセス・マサコ』出版中止問題から考えること
滝尾英二(人権図書館・広島青丘文庫)
◇天皇尊崇の策略と馴化 文学に象われた天皇認識の検証
音谷健郎(元朝日新聞記者)
◇国体、天皇・皇后の歌碑と奴隷の思想
―歌碑「おことば」をあがめたてる奴隷根性を拒絶せよ
藤岡正雄(もういらん国体!兵庫連絡会世話人)
◇戦時下の大阪
―地域の歴史の掘りおこしから見えてきたこと
横山篤夫(関西大学非常勤講師)
◇戦争天皇制への転換と新たな皇軍(上)
吉田宗弘(反戦反天皇制労働者ネットワーク)
◇「皇室外交」は「改憲」への道である
―〔アキヒト・ミチコ〕天皇制の「旧ソ連圏」三国・スウェ
ーデン・英国「外交」
天野恵一(反天皇制運動連絡会)
◇現代版国家総動員体制と闘おう!
―東京都・足立区総合防災訓練とは何であったか
出原昌志(全関東単一労働組合)
◇軍事植民地・グァムの過去と現在
松島泰勝(東海大学教員)
◇自衛隊は何を考えているか
―米兵・自衛官人権ホットラインの経験から
小西 誠(米兵・自衛官人権ホットライン)
◆フォトレポート
2007年5月・沖縄
写真 本永貴子・西浦小夜子
■いま、最前線
◇3・25中大生協闘争弾圧を糾弾する!
吉田比呂子(三多磨合同労組)
◇不当解雇策動をはねかえした闘い
小川和則(千葉学校労働者合同組合)
◇ヤンバルの森を守れ!
―東村高江区ヘリパット基地建設反対闘争
本永貴子(なはブロッコリー)
◇下地島空港の軍事利用発言に対する抗議声明
◇目覚めるときは今!
―4・9改憲国民投票法案反対ストライキをたたかう
城山孝雄(関西単一労組教学研究社分会)
■トヨタ方式、トヨタウエイとは何か(上)
―過労死と貧困を生産し、労働組合を破壊するトヨタ生産方
式の変質と反テロ戦争の一翼を担うトヨタウエイ
吉田三郎(世界経済研究家)
■今「精神病」者は?
ピープルファースト、まず人間であるという宣言を
長野英子(全国「精神病」者集団会員)
■「世界陸上」の政治学
レコードマシーンのアスリート
岡崎勝(名古屋市立小学校教員/自由すぽーつ研究所)
◆〈翻訳資料〉
敗北意識を振り切って、労働者政治の道に行きましょう!
金スンホ(サイバー労働大学代表)
翻訳:佐野通夫(日本植民地教育史研究会)
◆連載 ラテンアメリカ左翼政権誕生の背景を読む
新自由主義経済政策とラテンアメリカ(その二)
尾形淳(メキシコ先住民運動連帯関西グループ会員)
◆アイヌ民族の伝説 第12話
鹿に化けた娘
採録:山本多助/編集:山本一昭
■□購入の申し込みは□■
○『飛礫(つぶて)』は各号とも1000円+送料(100円
、2冊200円、3冊以上300円)
[『飛礫(つぶて)』年間購読(4冊)4400円(送料込み
)]
○購読の申し込みは下記にお願いします。
○ぜひ友人や知人にひろめてください。ご紹介いただければ見
本をお送りします。
◇1号につき3冊以上を購入される方は、「ステーション」と
して、2割引きをしています(送料も小社負担)。ぜひ「ステ
ーション」になってください。
●つぶて書房
〒652-0804
神戸市兵庫区塚本通5-5-23
カサベラ兵庫2F-B
Tel・Fax 078-578-1486
郵便振替 00970-9-317034
E-mail tsubute@as.email.ne.jp
http://www.mmjp.or.jp/tsubute/
------------------------------------------------------
■「東学農民革命100年
革命の野火、その黄土の道の歴史を尋ねて」
いよいよ7月発行。予約受付中!
○金恩正、文敏、金元容(「全北日報」東学農民革命特別取
材チーム)著
信長正義・訳 朴孟洙・監修
○定価 本体4800円+税
体裁 A5版 600ページ
発行 つぶて書房/発売 れんが書房新社
○予約販売
一冊 4000円+送料実費(1冊380円)。
代金は現金または郵便振替にてお支払いください。
●本書は朴孟洙氏ら3名の研究者と「全北日報」記者3名が2
年間かけて月2回のセミナーと月1回以上の現地踏査をもとに
連載した新聞記事を単行本にしたものである。1994年末に
韓国記者協会から、アカデミズムとジャーナリズムを絶妙に調
和させた力作であると評価を受け、その年の「韓国記者賞」を
受賞。東学農民革命100年を期して1995年に単行本とし
て発行された。東学農民革命の復権を求める記者たちの熱い息
遣いを、日本でも広めたいと翻訳・出版した。反封建・反侵略
に決起した農民革命軍に血の弾圧を加えた日本帝国主義の天皇
の軍隊のありさまも克明に描かれる。ご購読をせつに願う。
●中塚明(奈良女子大学名誉教授)
――この『東学農民革命100年』は、日本人の歴史の見方
を変えるのに大きな力を発揮するにちがいありません。広く読
まれることを心より期待し推薦します。
『飛礫』55号(2007年夏)を発行しました。
自衛隊はいま外国派兵・侵略戦争を〈本来任務〉とする国軍
に大きく踏み出した。「戦争の時代」への突入である。では、
この国軍は戦前と同じく天皇の軍隊となるのか。侵略戦争と天
皇が一体であった大日本帝国が同じように復活するとは思わな
いが、「戦争の時代」、自衛隊と天皇制は新たな関係を結びは
じめたことは確かである。(「特集にあたって」より)
こうしたなかで今号は『戦争時代の天皇制と自衛隊』を特集
し、多方面から検討しようと考えた。その一弾である。ぜひご
購読を!
===目 次===
■《特集》戦争時代の天皇制と自衛隊
◇特集にあたって 『飛礫』編集委員会
◇天皇制とハンセン病問題
―『プリンセス・マサコ』出版中止問題から考えること
滝尾英二(人権図書館・広島青丘文庫)
◇天皇尊崇の策略と馴化 文学に象われた天皇認識の検証
音谷健郎(元朝日新聞記者)
◇国体、天皇・皇后の歌碑と奴隷の思想
―歌碑「おことば」をあがめたてる奴隷根性を拒絶せよ
藤岡正雄(もういらん国体!兵庫連絡会世話人)
◇戦時下の大阪
―地域の歴史の掘りおこしから見えてきたこと
横山篤夫(関西大学非常勤講師)
◇戦争天皇制への転換と新たな皇軍(上)
吉田宗弘(反戦反天皇制労働者ネットワーク)
◇「皇室外交」は「改憲」への道である
―〔アキヒト・ミチコ〕天皇制の「旧ソ連圏」三国・スウェ
ーデン・英国「外交」
天野恵一(反天皇制運動連絡会)
◇現代版国家総動員体制と闘おう!
―東京都・足立区総合防災訓練とは何であったか
出原昌志(全関東単一労働組合)
◇軍事植民地・グァムの過去と現在
松島泰勝(東海大学教員)
◇自衛隊は何を考えているか
―米兵・自衛官人権ホットラインの経験から
小西 誠(米兵・自衛官人権ホットライン)
◆フォトレポート
2007年5月・沖縄
写真 本永貴子・西浦小夜子
■いま、最前線
◇3・25中大生協闘争弾圧を糾弾する!
吉田比呂子(三多磨合同労組)
◇不当解雇策動をはねかえした闘い
小川和則(千葉学校労働者合同組合)
◇ヤンバルの森を守れ!
―東村高江区ヘリパット基地建設反対闘争
本永貴子(なはブロッコリー)
◇下地島空港の軍事利用発言に対する抗議声明
◇目覚めるときは今!
―4・9改憲国民投票法案反対ストライキをたたかう
城山孝雄(関西単一労組教学研究社分会)
■トヨタ方式、トヨタウエイとは何か(上)
―過労死と貧困を生産し、労働組合を破壊するトヨタ生産方
式の変質と反テロ戦争の一翼を担うトヨタウエイ
吉田三郎(世界経済研究家)
■今「精神病」者は?
ピープルファースト、まず人間であるという宣言を
長野英子(全国「精神病」者集団会員)
■「世界陸上」の政治学
レコードマシーンのアスリート
岡崎勝(名古屋市立小学校教員/自由すぽーつ研究所)
◆〈翻訳資料〉
敗北意識を振り切って、労働者政治の道に行きましょう!
金スンホ(サイバー労働大学代表)
翻訳:佐野通夫(日本植民地教育史研究会)
◆連載 ラテンアメリカ左翼政権誕生の背景を読む
新自由主義経済政策とラテンアメリカ(その二)
尾形淳(メキシコ先住民運動連帯関西グループ会員)
◆アイヌ民族の伝説 第12話
鹿に化けた娘
採録:山本多助/編集:山本一昭
■□購入の申し込みは□■
○『飛礫(つぶて)』は各号とも1000円+送料(100円
、2冊200円、3冊以上300円)
[『飛礫(つぶて)』年間購読(4冊)4400円(送料込み
)]
○購読の申し込みは下記にお願いします。
○ぜひ友人や知人にひろめてください。ご紹介いただければ見
本をお送りします。
◇1号につき3冊以上を購入される方は、「ステーション」と
して、2割引きをしています(送料も小社負担)。ぜひ「ステ
ーション」になってください。
●つぶて書房
〒652-0804
神戸市兵庫区塚本通5-5-23
カサベラ兵庫2F-B
Tel・Fax 078-578-1486
郵便振替 00970-9-317034
E-mail tsubute@as.email.ne.jp
http://www.mmjp.or.jp/tsubute/
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■「東学農民革命100年
革命の野火、その黄土の道の歴史を尋ねて」
いよいよ7月発行。予約受付中!
○金恩正、文敏、金元容(「全北日報」東学農民革命特別取
材チーム)著
信長正義・訳 朴孟洙・監修
○定価 本体4800円+税
体裁 A5版 600ページ
発行 つぶて書房/発売 れんが書房新社
○予約販売
一冊 4000円+送料実費(1冊380円)。
代金は現金または郵便振替にてお支払いください。
●本書は朴孟洙氏ら3名の研究者と「全北日報」記者3名が2
年間かけて月2回のセミナーと月1回以上の現地踏査をもとに
連載した新聞記事を単行本にしたものである。1994年末に
韓国記者協会から、アカデミズムとジャーナリズムを絶妙に調
和させた力作であると評価を受け、その年の「韓国記者賞」を
受賞。東学農民革命100年を期して1995年に単行本とし
て発行された。東学農民革命の復権を求める記者たちの熱い息
遣いを、日本でも広めたいと翻訳・出版した。反封建・反侵略
に決起した農民革命軍に血の弾圧を加えた日本帝国主義の天皇
の軍隊のありさまも克明に描かれる。ご購読をせつに願う。
●中塚明(奈良女子大学名誉教授)
――この『東学農民革命100年』は、日本人の歴史の見方
を変えるのに大きな力を発揮するにちがいありません。広く読
まれることを心より期待し推薦します。
東学党を支援したのは日本だろが。。。
だから、日本の内と外とでは、この件でも大変な情報落差がある訳です、イラクのバラド基地には既に経野古モデルのV字型滑走路の実物がある、ってのとご同様に、ですね。
だって、高性能の情報収集をハイテク機で、如何専守防衛に使いますか?って考えれば簡単でしょ?日本の周りは言うまでも無く海ですよ?地上の(仮想)敵地視察に情報収集って、専守防衛じゃありませんよ?
ってのも、最近急速に進みつつある「米自情報共有化」は、ミサイル防衛網の場合、既に搭載されたイージス艦のMDを、日本が撃たなくても米軍が、つまり米大統領が撃てる事を意味するんですから。
海自のイージス以外にも、空自ももっと米軍の手足の輜重兵として、ドンドンばしばし使って下さいな!って「陳情」な訳ですよ(自衛隊じゃ、ありとあらゆる機密なんて、到底守れない事はさて置き、ですが)。