あるブログーの方が今抱えている問題を解決するために自分自身の問題を文章に書き起こしていました。自分自身の問題と向き合わないと、漠然とした将来の不安だけが残り一生苦しみ続ける事になります。
文章に書き起こす事で問題をひとつずつ解決していこうという趣旨です。
そこでサラリーマン時代に抱えていた悩みと、退職してから抱えている悩みについて洗い出して行くことにしました。
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サラリーマン時代に抱えていた問題
・収入は安定しているけど、会社が潰れたら就職活動する必要がある
・会社の業績は伸びているけど、ひとつの部署の特定の人物に支えられている
・仕事が忙しくなると残業が続き自分の時間が減っていく
・週末や平日の夜に副業をしているとストレスが溜まる
・ストレスがある仕事かどうかは会社が請ける仕事次第
・SEの仕事は歳を重ねるほど身体の負担が大きい
・住む場所が会社に依存している
・長期で海外旅行に行くことができない
・会社に依存するので自分で稼ぐ力を付けられない
・仕事が心から楽しいと思えない
・心の底から腹を割って話せる同僚が少ない
現在抱えている問題
・親がいなくなれば実家に住めない
・安定して収入が得られない
・資産が時間とともに減っていく
・信用がないから住宅とか高価な買い物ができない
・彼女と結婚したら生涯フランスで暮らすかもしれない
・彼女と別れたら新しいパートナーを作るのが難しい
・彼女なしには子供を育てられるだけの収入がない
お金はあるけど自由がない
書いていて思いますが、サラリーマン時代もサラリーマンを辞めてからもお金さえあれば悩まない問題ばかりなんですよね。結局、お金があれば幸せとは限らないけど、お金があれば大概の問題は解決できるのは変わらない事実です。
サラリーマン時代は毎年順調に資産が増えていくのでお金の不安はそれほど感じませんでした。我慢して会社に行きさえすれば、とりあえず毎年お金は増え続けます。ただし、仕事内容や休みは制限されているし、自由に過ごせる時間は極端に少ないです。
お金はあるけれど過度に会社に依存しているので、安定した収入がなくなった時の恐怖感は常に持ち続ける事になります。仕事が楽しくなくても転職することのリスク、仕事を変えることのリスク、転職しなくても会社が潰れることのリスク、業績が下がることで収入が減るリスクなど、潜在的なリスクは定年まで持ち続ける事になります。
また、自分の仕事に限った話でいえば、システムエンジニアの仕事は変化の流れが早く常に最新情報をアップデートする必要があるので、年齢を重ねると精神的にも肉体的にも辛くなってきます。
若い人の方が変化に敏感だし、手を動かして作業するスピードは早いので、年齢を重ねるほど不利になります。毎日日付が変わるまで働き続けるプロジェクトマネージャーや、40代、50代で肩身を狭そうにする社員を見て、このままこの会社に居続けたいとは思えませんでした。
中小企業てシビアな世界なので、役職に就けない労働者を置いておく余裕はないです。
結局のところ、お金がないから好きでもない仕事に縛られたり、残業時間が増えても為す術がないわけです。お金さえあればストレスが少ない仕事を自分で選べるし、会社が潰れても困ることもありません。
自由はあるけどお金がない
サラリーマンの仕事を辞めた事で現在は自由に使える時間がいくらでもあります。ただし、十分な収入がないまま仕事を辞めたので、お金の不安は常に付きまとうことになります。
収入がない状態がいつまで続くのか、というのは自分が想像していた以上に大きかったです。洗い出した問題は、親にも彼女にも過度に依存した状態だからこそ抱える問題です。
つまり、サラリーマン時代に抱えた問題と同様に、十分なお金を稼ぐことができれば解決します。
仕事を辞めても辞めなくてもストレスはある
ストレスから逃げ出すようにサラリーマンを辞めましたが、結局人は生きている限り悩みを持ち続けます。お金を稼ぐことができれば今ある問題を解決できますが、生きている限りはまた新たな問題に直面します。それでも、お金がない事による不安ほど大きい悩みはないですが。
今もストレスがあるならサラリーマンを辞めない方が良かったのではないかと思われそうですが、現状では自分はそうは思ってはいません。
その人の仕事内容にもよりますが、自分がしていた仕事はどちらにしても長い間続けられなかったと思うからです。どの道辞めるのであれば早い方がいいです。後悔していることといえば、20代の頃にもっと早く仕事を辞める準備をしなかったことです。
現在は収入がほとんどない事にストレスを抱えていますが、これが月に10万円、15万円と稼ぐようになると見えてくる世界はまた違うと思います。
サラリーマンを続けていたら、いつまでも変わらない悩みを生涯持ち続ける事になるので、やっぱり不幸だったと思います。
年齢や状況にもよりますが、挑戦しないで悩み続けるよりも、挑戦して悩んだ方がまだマシなのではないかと個人的には思います。