2017年たくさんの本を読みました。
2017年読んだ本全部レビューするみたいなのも面白いと思うのですが、挙げだすときりがないので、今回は全人類に読んでほしいと思った本を一冊紹介します。
そう、タイトルにもある通り、暴力の人類史という本です。
なぜ、この本を全人類に読んでほしいのかということを一言で言います!
それは、膨大な資料・証拠を元に、時代を経るごとに暴力は減少しているということを示しているからです。
北朝鮮のことや、中東での紛争を思うと、世界の暴力の量は一見減少していないように感じますが、実はそうではないということをこの本は繰り返し教えてくれます。
これは多くの人にとっては違和感があるかもしれませんが事実です。
もちろん、個別に物事を見ていくと悲劇は世界にたくさんあります。個人の人生にとって、世界の暴力の増減なんて関係ない場合もあります。
でも、世界から暴力をなくそうと思ったときに、暴力の量が減っていることを認知することはすごく大切なことだと思います。
そして、私が問いたいのは世界から暴力の量が減少しているという事実を知ったときに私たちがどう振る舞うべきなのかということです。
現状で満足するのか。過去と比較した平和になど意味はないというのか。今よりもより暴力の少ない世界を後世に残すのか。
私は現状に満足せず、今よりももっと暴力の世界の少ない世界を目指していきたいと思います。そして、暴力の人類史という本は私にそのように思わせてくれた希望の書です。
人類の誰しもが読むべき本であると確信しています。
この本を読んで、もっともっと暴力の少ない、もっともっと幸せな毎日を手に入れましょう!
そして、少なくともこれだけは覚えていてください!
世界から暴力は減少しています!