登録日
:2015/11/29 (日) 22:58:01
更新日
:
2017/01/24 Tue 16:18:17
所要時間
:約 5 分で読めます
シレジア出身の少女で、初期クラスはペガサスライダー、クラスチェンジで
ペガサスナイトとなる。
シレジア人特有の緑色の髪のショートヘアで、キャラデザイン的には
聖戦の系譜に登場したフィーと似通っている部分が多い。
ペガサスナイトとしては、シリーズ中で初めて、ミニスカートではなくストッキング着用のデザインで登場した天馬騎士でもあり、
これは後続のシレーネ(『聖魔の光石』)やマーシャ(『暁の女神』)などに受け継がれる。
天馬騎士のチャームポイントである生足が拝めないと落胆する声もある一方、これはこれで健康的な色気があっていいという意見も。
特に公式HPのイラストは可愛らしく、キャラ紹介にも「勝気だが可憐で素直な性格」とある。
乗るペガサスの名はエルメス。ちなみにオスらしい。
シレジア王家に仕える騎士見習いで、母も姉も近衛の天馬騎士をしており、騎士を目指したのもその影響。
本編開始時にはまだまだ未熟で、本人曰く「飛ぶのが精いっぱい」だが、天馬とはちゃんと気持ちが通じ合っている。
王女フィーのお付きをしていた事から、それなりの貴族の家の出である可能性もある。
本作にはフィーが登場しない為に直接会話するシーンはないが、母フュリーが亡くなった後、
皆の前では毅然としているフィーが彼女と二人だけの場所では涙を流していたという台詞から、とても仲が良かった事が伺える。
病身だった母フュリーを元気づけるために、王子セティは行方不明の父を探して国を出るが、直後にその母も病死してしまい、
後に一人残されたフィーを見かねた彼女は、セティを連れ戻すために、相棒のエルメスとともに国を出る。
その旅の途中でマンスターに立ち寄った際、帝国兵が街の娘にちょっかいを出していた所を止めに入り、
更にそこに割って入ってきた流れの傭兵フェルグスが、勢い余って兵士を半殺しにしてしまった為に、めでたく二人揃ってお縄に。
ここから初参戦である第4章の冒頭に繋がり、放り込まれた牢で一緒になったレンスターの王子
リーフと一緒にマンスターを脱出し、
これを機にトラキア解放軍の一員となって帝国と戦う事になる。
ついでに、妙なきっかけで知り合ったフェルグスも同時に加入する。
ちなみにこのシーン、何故か男女一緒の牢に入れられている上に、仮にも王子で、重要な人質であるはずのリーフと、
街で騒ぎを起こしただけのよくわからん二人組が一緒くたに牢に入れられていたりする。
反乱分子をブチ込み過ぎて部屋数が足りなくなったんだろうか。
このマンスターでセティとも再会するが、マギ団のリーダーとして人々を見捨てられないという彼の意思を尊重。
マギ団の助けで脱出した後は、足手まといにならない為にもそのまま別れ、リーフ軍に協力していくと決意する。
そもそも帰っても姫様は姫様で、もうシレジアを出てイザークに行っちゃってるし。
序盤は騎士見習いということもあってステータスは低く、戦闘ではあまり活躍できないが、
何といっても序盤では自軍唯一の飛行系ユニットであるという利点がそれを補って余りある。
それを後押ししているのが、今作より追加された「かつぐ」のコマンド。
空を飛ぶ事ができるペガサスナイトにユニットを担がせれば、森や山はもちろん、建物の壁も超えて移動させる事が可能で、
これによって戦術の幅は大きく変わる。
しかし、本シリーズのペガサスは女性にしか心を許さない動物。
実際、彼女の愛馬エルメスも、「男には触られるのもイヤ」だそうで、そこをどうクリアするのかと思いきや、乗り手である彼女からはこの一言。
かくしてこの言葉により、ブラック企業真っ青の重労働に駆り出される事になる。
空中輸送がほぼ公式攻略法となっている6章に始まり、女性のシスターとか軽量の剣士や盗賊のみならず、
むさくるしくガタイの良い斧戦士や、場合によっては重装備のアーマーナイトまで運搬させられる日々がひたすら続く。
いい加減エルメスはキレていい。
もちろん、ただの輸送係としての役割に留まらず、育てれば立派な戦力として通用する。
早さと技がグングン伸びてくれる上に、使用可能武器も剣&槍の二種に対応している。
力のパラメータが初期値・成長率共に貧弱なのが難点だが、中盤では威力の高い武器も結構手に入るので、
ダメージを与えづらい序盤さえ乗り切ってしまえば、遊撃ユニットとして活躍できる。
レッグリングが少数しか手に入らない為に好みの問題になるが、長所である移動力を更に上げ、ロングアーチ潰しの専門家にするという手もある。
トラ7は基本的に、敵陣にびっしりアーチが配備されているマップが多く、民家の救出などもこれによって制限される事が多い為、
彼女が一気に肉薄してそれを片付ける事ができれば結構楽になる。
また、ペガサスナイトのもう一つの特徴として、魔力の上昇率も中々なので、風の剣などの魔法剣を装備させてもいい。
注意すべきは、他の騎馬ユニットと同様、下馬してしまうと剣のみの装備となってしまう点。
室内戦オンリーとなる終盤でも使い続けるつもりなら、槍だけでなく普段から意識して剣も使用させ、武器レベルを上げておくのは必須である。
ちなみにペガサスナイトと言えば
この人や
この人でわかるように、
敵将のヘッドハンティングに定評があるが、彼女もその例外ではない。
16章西ルートではフリージの指揮官
イリオスとの会話イベントがあり、
変に高貴な名前のせいで貴族コンプレックスを抱える彼に、
即興で考えたオルソンという名前を勝手に名付け、なし崩しに仲間にする
という
前代未聞の説得をやっている。
「あなたの貴族コンプレックスはその名前のせいね。変えた方がいいと思うわ」
イリオスじゃなくてオルソンにしなさいよ。その方が絶対に似合っているから」
「オ、オルソンだとぅ… おい、人の名前を勝手に…」
「じゃ、オルソンさん。私たち今から仲間よ。よろしくね!」
「お、おい…」
さらに同じく西ルートの17章では、同郷の天馬騎士
ミーシャと遭遇。
シレジア人でありながら帝国の傭兵として戦うという、真逆の立場にある彼女を説得する。
ここですぐには仲間にならないが、捕獲したままクリアする事でマップ終了後に会話が発生し、リーフ軍の一員となる。
具体的にはそれぞれの該当項目を参照。
正確には彼女が説得した訳ではないが、カリンが接点となって加入する上記のフェルグスを加えれば、
実に3人が彼女経由で仲間になっている事になる。恐ろしい子…!
支援効果はフェルグスと、主家の王子であるセティからそれぞれ10%ずつ受けられるが、セティは仲間になる期間が短いので実質フェルグス一人と考えていい。
仲間となる4章では年頃の少女らしい初心な反応をしてくれている。
「ふーん。あんたって見かけによらずいいオトコなのね」
「ほれたか?」
「ば、ばかなことを言わないでよ!!」
可愛い。
大戦終了後は、晴れて見習いを卒業し、正式に憧れの天馬騎士団の一人に加えられる。
それから先は目立った功績はなかったようだが、優れた天馬騎士になったらしいという事は伝えられている。
「項目を立て逃げするなんて、そのレイドリックっていうやつ、絶対に許せないわ。私も編集のお手伝いをします」
「おいおい、お前が追記・修正できるってのか?」
「自信ないけど、頑張るわ!」
「やれやれ、これじゃ守るものが多すぎて大変だぜ…」
- セティとフラグが立ってるように見えるが、残念ながら彼女は聖戦に出ないので結婚することはない…。聖戦リメイクの際はぜひとも彼女に出番を。 -- 名無しさん (2015-11-29 23:35:03)
- 後の作品でオルソンという名前が大変な事になったのは偶然か -- 名無しさん (2015-11-30 04:21:00)
- ペガサスナイトの中で二番目に好き(一番はミーシャ) -- 名無しさん (2015-11-30 05:43:15)
- 普通に育ててもスキルがないから見劣りするけれど、各種Mがあるので補強は十分可能。一番早く加入する飛行兵だから最後まで使う人も多かった -- 名無しさん (2015-11-30 19:36:19)
- 聖戦リメイクで出番がほしい女性キャラ 1位オルエン 2位マチュア 3位エダ 4位カリン 5位ラーラ かな、やっぱり -- 名無しさん (2015-12-05 10:39:38)