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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 作者:鬼影スパナ

ドラゴンなクエスト

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鍛冶の町コーキー 4

 武器のお手入れの他、ニク用のミスリルナイフと、ミスリル聖印を作ってもらった。あと店の方で飾られていたミスリル包丁をイチカ用にもらった。全部タダで。
 俺が格好つけるためだけに装備したい杖については、魔道具の店に行った方がいいとのことだったのでそこは保留。まぁそもそも不要だしね。素材としてミスリルのインゴットをくれた。銀色に輝く、手に握れるくらいのちょっと厚めの金属板って感じだ。

 ちなみにクロスボウも置いてあったが、現在ロクコの使ってるゴーレムクロスボウの方が性能が良かった。なにせ自動巻きの魔クロスボウですので。弓部分も複合素材で試行錯誤したものなので。

「いやぁ、ご主人様のお情けでこんなエエ包丁貰っちゃって。でへへ」
「くれるってんだから貰っとけ」

 そこそこの高級品らしいけどね、ミスリル。まぁフレイムドラゴンの鱗とか絶対レア素材だから余裕で釣りが来るんだろう。具体的にどのくらい価値あるかは知らないけど。

 ミスリルナイフとミスリル包丁はあとで魔剣ゴーレム化しとかないとな。内部構造も少し弄って……俺がいじれる余地があるか分からないけど。その場合は衝撃に弱いけど素材の味をそのまま生かせる初期バージョンでいこう。

 ついでに聖印を頼むときにオフトン教の事を話したところ、「儂らもオフトン教に入るので自分の分も作りたい。むしろ布教の手伝いをさせてくれ」とのことだったので、許可しておいた。オヤスミナサイ。

「……そういえばこの旅でオフトン教の布教って初めてしたんじゃないかしら?」
「そうだな、特にする気無かったし。ウチから離れたところにあっても何もできないしな」
「それもそうね」

 利益を重視するこの世界の宗教で、直接何かをできないのは重大な欠点だ。ゴレーヌ村から遠いところではそうそうオフトン教は広まったりはしないだろう。
 ……オフトンの通信販売でもしようかね?

 鍛冶場の見学を終えて、特にすることもなくぶらぶらと歩くことにした。
 それにしても、カンタラの実家以外にも鍛冶場は多い。

「こんだけ鍛冶場が多いと客が足りなくなったりしそうだよな?」
「まぁそこは他所からの買い付けもあるんやろ。それに、武器防具って消耗品やし、兵士や冒険者がいる限り需要は無くならんて」

 そういうもんか。
 と、歩いていると当然鍛冶屋以外にも店はある。主に酒場が目立つが、アクセサリーを売っている店もあれば錬金術の工房なんてのもあった。

「ねぇケーマ、ここって錬金術の工房じゃない? 寄ってみましょうよ」
「ふむ? 面白そうな魔道具売ってるかな……って、なんか魔女でも出てきそうな店だな」

 ロクコに連れられ、怪しい雰囲気の店に入る。
 黒い布をかけられた、まるで占い師の……それも黒魔術系のダークさを感じる。
 商品がこれまた適当な感じでテーブルに置かれて、いや放置されていた。
 ……一応おもてが開いていたし、ちゃんと客商売してる店だよな? せめて箱に入れるとか、倒れた瓶は戻しておくとかした方がいいんじゃないかなぁ。あと商品名と値札もあれば尚良し。

「いらっしゃい。適当に見てってね」

 黒いローブを着たちんまい店主がそう言った。……ロクコ、ここ錬金術師の店じゃなくて黒魔術の店じゃないか? なぁ。

「ねぇ、これはなあに?」
「あ、それは惚れ薬だね。……効果はそこそこ、金貨1枚だよ」
「ふぅん。まぁ私には不要ね。ね、ケーマ?」

 あ、うん。そうだね。

「こっちは?」
「それは……魔道具だね、効果は何だったかな……適当に作っちゃった奴だと思うけど……ああ、銀貨50枚でいいよ」

 効果の分からないものにそんな金払えるかよ。日本円でいうと50万円だぞ。
 錬金術の品はやはり単価が高い……ん? これは枕か?

「店主、これは枕か?」
「あ、うん。枕だね。銀貨2枚」
「……なにか特殊効果でもあるのか?」
「オフトン教って知ってる? 安心と安寧を求めてる宗教らしいんだけど、そこの本殿で教祖が祝福した枕だって。よく寝れるらしいよ」

 んんー?

「スマン、もう一回言ってくれ」
「オフトン教の教祖が祝福した枕で、よく眠れるんだってさ」

 教祖、ってのは俺の事だろう。他にいないし。
 しかし俺には枕を祝福した覚えはないんだが……商人がミサにでも持ち込んだのかなぁ。

「いやぁ、凄いよその枕。僕も試しに使ってるんだけど、不眠症が治ったし」
「へぇ、効果あるんだ?」
「あるある、貴族にも愛用者がいるんだって。それが今ならなんとたったの銀貨2枚」

 見たところ普通の綿枕にしか見えないけども、効果があるなら枕の単価として銀貨2枚くらいはギリギリセーフか。見逃してもいいかな?

「今ならオマケでオフトン教の聖水もつけちゃう」
「何? オフトン教の聖水……だと?」
「寝る前に、祝福された枕に2,3滴垂らすだけで、明日の朝までぐっすり快眠。飲む場合はコップ1杯の水に1滴混ぜるだけ」

 そう言って店主はポーションの瓶の容器に入った透明度の高い青紫色の液体を取り出した。ほう、これがオフトン教の聖水……

「ってロクコ。ウチで聖水なんて売ってたっけ? なんか睡眠薬っぽいんだけど」
「売ってるけど、こんな色じゃないわよ。うちのはリラックスできるハーブ水だから」
「イチカ、こういう時ってオフトン教としてはどうすればいいと思う?」
「オフトン教として? ……ならご主人様の好きにしたらええんちゃう? ご主人様の宗教なんやし」

 こそこそと相談した結果、俺の好きにすることになった。というかいつの間に聖水とか売ってたんだ? まぁいいけど。

 よし、店主に話を聞こう。話はそれからだ。
 俺は、嘘を判別する魔道具をカウンターに置き、魔石を補充した。

「あー、店主。聞きたいことがあるんだが、オフトン教の枕と聖水はどこで手に入れた?」
「どちらも商人から手に入れたから詳しくは知らない」

 赤く光った。嘘だコレ。

「ん? なにこれ魔道具のランプ? 売りたいの?」
「知らないのか? これは嘘を判別する魔道具だ。まぁ知らなくても無理はない、所有するにはお上の許可がいるような代物だからな。俺は許可を貰っているが」

 はい魔石補充。嘘を1回感知するたびに補充しないといけないのはコスパ悪すぎるよね。

「……ええと、それで、お客さんなにさ? ウチの商品に文句でも?」
「あるさ。俺がそのオフトン教の教祖だからな」
「ええっ! お兄さんみたいな若い人が!? あっはっは、冗談上手いねお兄さん……え、マジ?」

 光らない魔道具を見て、店主はゴクリとつばを飲み込んだ。先ほど自分の嘘で赤く光ったってことは、俺が本当のことを言っているということになるもんな。

「いくら寛容なオフトン教でも、さすがに得体のしれない薬にオフトン教の名前を勝手に使われるのはいただけないなぁ、と思ってな」
「い、いやでも、これを持ってきた奴がそう言ってたんだよ、です。僕は知らなかったんです」

 お、光らない。ということは、これを持ってきた誰かがいる。そしてそいつは商人ではない。そういうことか。

「店主、別に俺はこの聖水と枕を認めてもいいと思っているんだ。効果が確かで、悪い影響がないようなものなら」
「そ、そうなのですか?」
「なんなら枕には俺が祝福をかけなおしてもいいぞ」
「お、おお……!」
「だから、コイツを持ってきた奴の事を教えてくれ。どんな奴だ? いつ手に入れた?」
「は、はい! えっと、流しの錬金術師で、手に入れたのは3日くらい前です。今はこのコーキーに滞在しているそうで、まだいると思います、また持ってくると言ってましたから」

 すらすらと情報を口にする店主。その間、一度も魔道具は光らない。

「その錬金術師の外見の特徴は?」
「はい! えっと、お兄さん、あいえ、教祖様と同じ黒髪の女性でした! 目の色は赤かったです!」

 黒髪赤目の女性。そんな知り合いに心当たりがある俺は、思わず口元が引きつった。

(例のあの人)

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