霧雨 魔理沙

登録日 :2009/06/03(水) 15:07:11
更新日 : 2018/01/15 Mon 22:02:50
所要時間 :約 12 分で読めます




東方Projectの登場人物。



テーマ曲
  • 恋色マジック
  • Dim. Dream
  • 星の器~Casket of Star
  • 魔女達の舞踏会
  • 恋色マスタースパーク
  • オリエンタルダークフライト
  • メイガスナイト

種族:人間

能力:魔法を使う程度の能力

二作目の東方封魔録で敵として初登場。
三作目の夢時空以降は、大抵の作品に操作キャラとして登場しており、博麗 霊夢と対を成すもう一人の主人公として活躍している。
妖精大戦争では、西方秋霜玉以来のEXステージボスとして登場した。


金髪で金色の瞳の女の子。
白黒の魔女っ娘ルックでドロワーズというキマりまくっt…いたって普通な可愛らしい格好をしている。

非常にサバサバとした性格で「~だぜ」「~だよ」というような口調で喋るが、一人称は「私」。
息を吐くように嘘をつくが、実際は他のキャラと比べて良識こそ無いものの比較的常識人な部分があり、雑学にも詳しい。
作中で唯一、道具(箒)を使って飛ぶ。
実は道具なしでも飛べるが、「箒は魔法使いに必須」と勝手に思っている。

ゆくゆくは大魔法使いと呼ばれるようになる為、現在色々と勉強中。

妖怪退治に喜び勇んで出かけたりしている。無論霊夢の依頼をかっさらうのは当たり前。

蒐集癖があり、物が捨てられない性格な為室内は散乱状態らしい。
同じ蒐集家であるアリスとは犬猿の仲で、初対面の怪綺談では敵対していた
(もっとも今ではそれほど険悪な関係でもなさそうだが)。

こう見えても料理は結構得意でレパートリーが豊富。スタミナ料理なら任せろ。
博麗神社では平時でもたまに食事当番にされている。

よく人の物を奪っていく事でも有名だが、相手は大抵人外なので自分が死ぬまで借りるだけと言っている。
丹を作るなどのアプローチはしてるので、まぁ、十中八九返すつもりがないだけなのだろうが。
口調も盗んだ疑惑がある。

だが人間の里では普通に買い物をしたりするので、いたずらに一般人?には盗みを働いたりはしないのかもしれない。
もしくは、稗田家に盗みに入ろうと考えていたら実家と付き合いがあると知って悔しがりながら断念していたので、
里でやると実家と関わる事態になる可能性があるのを厭ってるのかもしれない。

他人の魔法やスペカもパクったり参考にしたりする。

  • マスタースパーク
→旧作の幽香幻月が似たような技を使用。
(公式で明言されてないが二次ではパクり扱いされる事が多い。似た技を使うのは他にもいるが、何故か咎められていない。
 また、作者のZUNはこの技自体が式神の城のとあるキャラクターのボムのパクリと公言している)

  • ノンディレクショナルレーザー
→パチュリーの通常弾幕

  • コールドインフェルノ
永夜抄でのレミリア自機ショット


本人曰く「死ぬまで借りるだけ」らしいが…。


負けず嫌いでひねくれ者だが根は真っ直ぐ。努力家で勉強家。

「派手じゃなければ魔法じゃない」「弾幕はパワー」

等の持論を持っており、その言葉通り、パワーに偏った魔法を得意とする。
特に彼女の代名詞とも言うべきボム、恋符「マスタースパーク」が圧倒的な知名度を誇る。
全ボム中最高の攻撃力と派手さがあり、上述の持論を裏付けている。

上述の通り派手な魔法を好むが、そこに至るまでの道程は…。
魔法の森からキノコを採取→家に持って帰って実験
→使えそうなら自分の魔法に生かし、使えなくてもその反応等を細かくメモし、後の実験に生かす
→魔法の森からキノコを(以下ループ)
…という、非常に地味な作業の繰り返し。
実は見えないところで相当の努力を積み重ねているのだ。
これが魔理沙が努力家と言われる由縁である。

The Grimore of Marisaでは、他の人妖が扱うスペルカードを纏め、自分なりに考察している。努力家。

基本ジャイアニズムの塊なので何処へ行っても迷惑がられ、実際に迷惑な行動を起こすことも多い。

ただし求聞史記では『一緒にいると面白い』という阿求からのお墨付きを頂いたりもしている。
迷惑だけど“しょうがない奴”くらいで済ませてもらえる不思議な魅力を持っている、ということだろうか。
また、変な奴に好かれやすいとのこと。
実際白蓮からはすぐに気に入られ、からはツチノコの一件で親しい仲になっている。
紺珠伝ではヘカーティアから興味を抱かれており、珍しく困惑する場面も。
あっちの元ネタは魔術を司る神様なので今後の関係が気になるところである。

霊夢とは友人であり、各作品のエンディング等では博麗神社へ遊びに来る事も多い。
神社で宴会をする際には幹事役を担ったりもするらしい。
他には紅魔館や香霖堂へ遊びに行く姿も見受けられる。
また永遠亭や地底の旧都へ遊びに行く事もあり、異変が終わる度に行動範囲を広げている節がある。

一応霧雨魔法店という名で何でも屋?をしており、報酬は成功したら貰うという事で意外と良心的である。
三月精で槌の子=ツチノコを捕まえてペットとして飼っていたりもする
(理由は『こんなに可愛いのに退治なんてとんでもない!』から)。


実家は人間の里の大手道具屋「霧雨店」で、その一人娘であるが、魔法の道具を扱っていないことに何かあったとかで、
魔理沙はどうやら実家から勘当された身らしく、魔理沙のほうも実家には関わるのを避けていて絶縁状態にある。

森近 霖之助は魔理沙が生まれるよりも昔に霧雨店で修行していたことがあり、
魔理沙が物心ついた時には既に独立して香霖堂を開いていたが、
幼い頃から何度も実家に訪ねに来ていた為知り合いである。
ちなみに魔理沙は香霖堂で物を盗んだ描写が無いとよく言われるが、普通に店の商品を勝手に持って行ったりしている。
霖之助が「ツケ払い」という体裁をとっているので、名義上は泥棒ではないというだけの話である。

東方香霖堂では、桜の花びらを帽子に乗せて可愛く飾ったり、料理をしたり、家庭的で女の子らしい一面も見せている。
あと、妖々夢の古いバージョンの絵は一度は見ておくべき。
魔理沙可愛い。

旧作の魔理沙は「きゃはは」「うふふ」等と笑ったり口調が普通だったりする。
夢時空の2Pカラーから黒歴史ならぬ白歴史と呼ばれる。

霧「雨」という名前に反して派手で火力重視な弾幕を好む。
が五行の属性では「水」らしく、じじつ布都にも「おぬしは水属性」と断言されている。
つまり現在の魔理沙は 自分とは違う属性に突っ走っている 状態である。
それであの火力と強さなのだから恐ろしい。余程努力したのだろう。
余談だが木属性の霊夢と戦闘では相性が悪く通常生活では相性が良いとの事。

◆二次設定

カップリングは、霊夢、パチュリー、咲夜フラン、アリス、にとり、霖之助、魅魔、ヘカーティアetc...
…と、主人公ゆえの行動範囲の広さからか霊夢と並んで二次創作内最多のバリエーションを持つ
(公式で親しい設定のある白蓮や三妖精等とは何故かあまり絡まない)。
霊夢にはない旺盛な好奇心で幻想郷中を駆け回る。

鈍感にかかれることが多いのか相手に想われていても気づかない描写をよく見かける。バッドエンドは殆ど無い。
あっても死亡エンドな事が多い。
例:なんやかんや(寿命、被弾等)で魔理沙死亡。相方取り残される。

○○年後の幻想郷といったシチュエーションでは人間として元気に長生きしているか、本当の魔法使い(不老長寿)になっているかが多い。
不思議と早死にしている設定はあまり見かけない。

ギャグ、日常ではトラブルメーカーでありツッコミ役でもあると言う結構おいしいポジション。
周囲が魔理沙以上に破天荒な性格のキャラが多いというのもあるが。
やたら乙女らしさを強調されたりもする。

バトルものの同人では、持ち前の粘り強さと主人公補正、ド派手な魔法で、数々の強敵に勝利してきている。
どこぞの紅白なんかよりよっぽど主人公らしい。
ただやり過ぎを嫌う人もいるので注意。

東方キャラにありがちな事だが書き手によって性格が180度異なる。
特に魔理沙は主役のため書かれることも多く、受けだったり攻めだったりと性格面も多種多様な姿が見られる。

もちろんキノコ派。
幻想郷一のキノコマニアといわれることも。
子供が読んだらいけない薄い本では大体怪しいきのこで生やされる

その口調や多くの二次創作から新規、にわかファンから誤解される事も多い。
だからこそファンにはしっかりと『一番普通の女の子(神主談)』な彼女を見てあげてほしい。


アニメ版うみねこのなく頃にの第6話で魔理沙のそっくりさんが変な電波ソングを歌っているが、気にしてはいけない。

アリスや咲夜、射命丸みたいのもいるが気にしてはいけない。

画伯曰く「なんだこれは…、馬鹿みたいじゃないか…」






魔理沙「あー?追記、修正に頭脳?馬鹿じゃないのか?追記、修正はパワーだよ」

アリス「そういう事言うから馬鹿扱いされるのよ。追記、修正はブレイン。常識よ」

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