漫画家三田紀房さんが書いている投資漫画「インベスターZ」は、投資家として必読の書です。
漫画に出てくる名言は、投資家として感銘を受けることが多いため、ブログで1つずつ紹介させていただきます。
名言
「株は入り口にあらず、出口にあり」
意味合い
株に限りませんが、投資は始める前に終わりをイメージすることが大事だ、という意味です。
終わりをイメージするとは
出口戦略という言葉があります。
1.軍事行動で、軍隊の損害を最小限にとどめて戦線から撤退するための作戦。撤退作戦。
2.(1から転じて)不況、競争激化などから収益減の見込みとなり、企業が損害の少ないうちに規模を縮小または撤退するための方策。また、投資した株式・債券などを売却して資金を引き上げることもいう。
(デジタル大辞泉より引用)
つまり、終わりをイメージするとは、出口戦略(=いつ、どの条件の時に売却して、いくら資金を引き上げるか)を明確にすることを言います。
いつ、どの条件の時に売るのか
売却するのは、利益が得られる時だけでなく、損失を確定する時の2パターンがあります。
「条件」とは、いくら利益が得られたら、もしくは、いくら損失を出したら、という具体的な数値設定のことです。
最適な条件を決めるには
最適な条件は、投資経験や投資の種類によって異なるため、自分で決めるしかありません。
自分で決めるためには、勉強だけでなく、失敗を繰り返しながら経験を積む必要があります。
最適な出口戦略を決める
一定の経験を積むことで、最適な出口戦略(=いつ、どの条件の時に売却して、いくら資金を引き上げるか)を決められるようになっていきます。
まずは経験あるのみ、ですね。
まとめ
「株は入り口にあらず、出口にあり」
株に限らず、すべての投資に共通して言える名言で、奥が深いですね。
他の名言も記事にしているので、ぜひ読んでみてください。
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