私はブログ上において、これまであまたの戦いをくり広げてきた。そもそもの発端はすべて相手側にあり、私は失礼で不愉快な言葉を浴びせてきた悪人たちを成敗する意図での義戦のみをおこなってきたと自負している。
そんな私の相手の中には中・高生の子供たちも多くおり、私はそうした子供たち相手にでも情け容赦のない“仕返し罵倒ミサイル”を発射し続けてきた。
中でも最もむごたらしい仕返し罵倒ミサイルをお見舞いしたのがバンビーくんという少年。彼は第1次アメブロ聖戦の際、反メシア派の組織MYBの“20歳以下のエースアホ隊員”として歴史に残る大活躍をした人物だ。
そんなバンビーくんは当時、私に向かって『おまえは小学生以下だな!』『おまえは読解力がないな、バカ丸出しだぞ!』といった罵詈雑言を浴びせてきた。それに対抗して私は≪バンビーくんのおつむは蛆虫級≫
という記事を公開したりしたものだった。内容のほうはバンビーくんが少しかわいそうになってしまうものではある。
相手は中・高生の子供。そんななにも知らない無知な子供相手にムキになるとは大人気ない━━思慮深い視点から見れば私の姿は少し滑稽なのかもしれない。しかし私は相手が中学生の子供だろうと、小学生の子供だろうと、失礼で不愉快な言動をとられたら容赦なく、完膚なきまでたたきつぶす。屈辱感と敗北感の沼に突き落とし続ける。
では、なぜ私がこんなにも子供たちの嘲罵に怒りを爆発させるのか?理由は簡単なこと。たとえば、バンビーくんは年上で見ず知らずの私に『バカ丸出しだぞ!』という罵倒を浴びせたが、それは学校のクラスメートに浴びせたものとまったく同じなのだ。まったく同じ、ひとつの罵倒なのである。
『バカ丸出しだぞ!』━━このひとつの罵倒が原因でクラスメートが自殺するかもしれないし、現にバンビーくんのような人間に浴びせられた罵倒によって無数の子供たちが自殺し続けている。私は彼らの復讐の意味も込めてバンビーくんに仕返し罵倒ミサイルをぶちこんだというわけなのだ。
第1次アメブロ聖戦の終わり頃から急にバンビーくんは改心し出し、人生の先生と仰いでいるらしいパント総帥にこのようなことをいっていた。
「パントさんにいわれたとおり、親や学校の友達にやさしくします」
このあとこのような言葉がつけくわえられていた。
「あとはメシアさんしだいなんですね?」
それまでバンビーくんは私のことを“おまえ”、または呼び捨てにしていたのだが、このときから唐突に私のことを“メシアさん”と呼ぶようになり、キャラクターを激変させて新たな人生を歩み出したようだった。
が、だ。私に対する謝罪というものが一切なかったのである。パント総帥にいわれたとおりに親や友達にやさしくするのは勝手だが、その前にさんざん罵詈雑言を浴びせた私に謝罪はないのだろうか?
バンビーくんは第1次アメブロ聖戦の終わり頃に突然いいやつに変身を遂げたが、私に対する謝罪がひとつもなかったので仕返し罵倒ミサイル記事をいくつか書くことにした。
が、はっきりいって謝罪だけでは済まされない。反省し、頭を下げて謝罪するのは当然である。それにくわえ━━ここから先は新世界観の話になるので長くなってしまう。よってこの場では説明はよそうと思う。
あともうひとり、バンビーくんと同じくらい怒りに駆られた少年がいた。偽クリスタル・チルドレンのAくんである。
彼は私の記事に不愉快なコメントを送りつけたというだけでなく、当時私も入っていた自分のグルっぽに私に恨みを持つとあるふたりの人物をメンバーに引き入れたのだ。無論、自分の味方を増やすために。
この行為、敵対したひとりのクラスメートをつぶすべく、ほかのクラスの関係のない生徒たちを味方につけるようなものだ。そんな卑怯な真似をAくんはとったのである。それに怒りが心頭し、≪メシアが偽クリスタル・チルドレンを斬る!≫
を書くにいたったというわけなのだ。
なにはともあれ、いい大人である私が中・高生の子供に怒りを爆発させて罵倒を浴びせ返すのは、いじめ苦に自殺した子供たちの復讐の意図が含まれてのことなのである。