7ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第4回「性と出会いのメカニズム」[二][字] 2018.01.26

261月 - による admin - 0 - 未分類

地球の至る所で豊かで多様な文明を築いてきた私たちヒト。
でもチンパンジーと同じ動物の仲間でもあります。
ヒトはなぜこのような進化を遂げたのでしょうか。
この疑問に挑んだのが…ジャンルを飛び越え斬新な発想でヒトの歩みを探求してきました。
私たちは今さまざまな問題を抱えています。
博士は未来を担う若者と一緒に解決のヒントを探りたいと考えました。
進化の謎をひもときながら人間の本質を見つめる特別授業。
博士と生徒の知の冒険が今始まります!今回のテーマは「性と出会いのメカニズム」。
ヒトや動物は異性と出会いひきつける技能をどのように進化させてきたのでしょうか。
そしてより多くの子孫を残そうと選び取ってきた仕組みはヒトと動物でどのように違っているのでしょう。
ダイアモンド博士が私たちの命をつないできた神秘のからくりを解き明かしていきます。
(拍手)皆さんこんにちは。
(一同)こんにちは。
今日はいよいよ君たちの人生に直接関係してくる大事な事をお話ししましょう。
アートや言語みたいなお勉強ではなくて私たちがどのように異性のパートナーを選んでいるか見ていきます。
とても大事な事ですからね。
これは人間だけでなく動物にとっても大切な問題です。
もちろん私たちが両性具有でアメーバのようにセックスや交尾をする事なくただ分裂して増えていく生物ならばその必要はありません。
その場合は分裂した両方に自分の遺伝子が残ります。
しかしもしも異性とのセックスで子孫を増やしていこうとする場合子どもはあなたとパートナー双方の遺伝子を引き継ぎます。
もしもきちんと生き残っていくような遺伝子を残したい場合パートナーはしっかり選ぶ必要があるんです。
まず皆さんにお聞きしましょう。
私の経験談ですが皆さんにも思い当たる事があると思います。
私たちはどの人が魅力的かどうやって瞬間的に判断しているのでしょう。
例えばあるパーティー。
初めての人たちが大勢集まります。
男性も女性もいます。
これぞという人と出会ういいチャンスです。
その時2つのやり方があります。
1つは37項目ぐらいのチェックリストを持っていって目は青くて髪の毛はストレートか背は高いかラテン語を話せてカトリック信者かみたいに気になるところを確認して10分ぐらいで選ぶやり方です。
もう一つはリストなどは持たずに出かけてただ身を任せる。
そして見渡してみる。
そうするとすぐにああこの男子がいいとかあの女性だ!と分かるという考え方です。
皆さんはどうですか?こういったパーティーで誰かと出会うという時にチェックリストを持って10分過ごすか部屋に入って5秒でこの人だと気付くか。
そういう経験をした事がある人はいますか?はいあります。
どのくらい時間がかかったか教えてくれますか?いやほんの一瞬。
入ってすぐでした。
そうですか。
じゃあその時そこで見つけた人の何が君の心をつかんだんですか?顔だと思います。
顔の何が気になったのかは?そこまでは…。
よろしいそういうもんですよね。
どこからそういう思いが湧き起こるか分からないのですがそういう場所に行くとどの人が気になってどの人は特に気にならないのかすぐに分かるといいます。
動物の場合も同じです。
動物は特に一瞬で決める必要があります。
ここからは私たちヒトと動物がどのようにパートナーを選んでいるか見ていきましょう。
全ては進化の2つの考え方に関係しています。
自然淘汰と性淘汰という考え方です。
自然淘汰はよくダーウィンと関連づけて語られます。
博士が紹介したのは19世紀の生物学者チャールズ・ダーウィンが提唱した自然淘汰の理論。
全ての生物は周囲の環境に適応するように変化してきたという理論です。
一方ダーウィンは自然淘汰では説明が難しい特殊な例に対して性淘汰という概念を考えました。
この性淘汰とはどんな進化なのでしょう。
性淘汰とは異性の体の形や行動にひかれてパートナーとなり子孫を残すうちにその形や行動が定着する進化です。
まず動物のパートナー選びと性淘汰について見てみます。
性淘汰で好まれる特徴が自然淘汰でも有利であるかというと分かりません。
例えばオスのクジャクは巨大な飾り羽を持っていてメスのクジャクは巨大な飾り羽を持ったオスを好みます。
でも自然淘汰の観点から見た時この美しい巨大な羽はどんな意味があるのでしょう。
巨大な羽の方が生き残るのに有利なのでしょうか。
恐らくそうではありません。
羽の小さいオスと同じくらいでしょうか。
むしろ飾り羽が大きいクジャクの方が短命でしょう。
羽が邪魔なはずです。
クジャクのオスの飾り羽は異性をひきつける性淘汰の上では有利でも自然淘汰から見れば不利かもしれないという事になるんです。
セリーナ?動物の場合どのような体の特徴が異性をひきつけて性淘汰で好まれるんでしょうか。
セリーナ君は生物学最大の疑問を提示したね。
どのような体の形や行動が性淘汰によって選ばれて残るのか。
他の動物に捕まらず健康でたくましい種が残っていく自然淘汰のほかに異性の好みで決まる性淘汰が存在する事が分かりました。
クジャクのオスは天敵に捕まってしまう可能性が高いにもかかわらず大きな飾り羽が生き残っています。
性淘汰ではどのような特徴が好まれるのでしょうか。
博士は3つの考え方で説明します。
1つ目は自然淘汰で有利な特徴が性淘汰でも好まれるという説。
自然界で生き残る能力が異性をひきつけます。
2つ目は性淘汰で好まれる特徴は自然淘汰と全く関係がないとする説です。
生き残る能力と関係ない特徴が異性をひきつけ遺伝して残っていく事もあります。
更にハンディキャップ理論という説があります。
自然淘汰にとっては不利な特徴が逆に性淘汰で好まれ広まっていくという考え方です。
クジャクの羽はこの説に当てはまります。
あんな羽を持っていたらすぐに虎に見つかってしまいますから生き残るのに有利な事など一つもありません。
でもメスはこう考えます。
あんなに目立つ大きな羽があるのにちゃんと生きているという事は彼はタフで強い遺伝子を持っているに違いない。
なぜならあんな目立つ羽があるのに虎にも捕まらずに生き延びているのだから。
これがハンディキャップ理論です。
ニコライ君もう一つ鳥の写真を見せて下さい。
これはアフリカに生息するコクホウジャク。
右がメス。
ごく普通の茶色の鳥です。
しかし左のオスはこれが本当に常軌を逸しています。
オスのコクホウジャクは自分の体よりも長い尾を持っています。
そして羽には赤と黄色の斑点があって空を飛んでいる時に遠くの鷹からすぐに見つかるぐらい目立つんです。
コクホウジャクは南アフリカに住む全長15cmほどの鳥。
繁殖期にオスの尾が長く伸びる事で知られています。
オスの長い尾羽が遺伝して続いているという事はメスもオスの長い羽を好む遺伝子を持っているという事を意味します。
もしメスがオスの長い尾を気に入らなかったら長い尾のオスは不人気となりその遺伝子は数世代のうちに途絶えるはずなんです。
次の写真を見せてもらえますか。
生物学者はこのコクホウジャクでちょっとした実験をしたんです。
1982年に行われたこの実験。
繁殖期のオス36羽のうち12羽の尾を切り別の12羽に付け足しました。
すると長い尾のオスには通常の倍の数のメスが集まり多くの巣が出来た一方尾を切られたオスにはメスが寄りつかず巣の数が激減したのです。
この実験はオスの長い尾が実際にメスをひきつけている事を示しています。
性淘汰で勝ち残った体型は自然淘汰では不利になるかもしれません。
それでも長い尾が遺伝するのは生存には不利でもその魅力でメスと出会い繁殖する力が勝っているためです。
長い尾のオスは短いオスの2倍から3倍のメスをひきつけます。
短い尾のオスが生き延びる率が1.5倍だったとしても長い尾のオスの繁殖力が勝っていたとなる訳です。
オスの長い尾がメスをひきつけて繁殖に成功したコクホウジャク。
生物は独自の形と行動によって異性との出会いを演出しています。
自然界がさまざまな色彩と形に満ちているのは性淘汰の結果だと言えるのかもしれません。
講義の合間博士は生徒と語り合います。
今日は自然と動物が大好きな生徒との対話です。
将来の夢は?はい獣医か動物学者になりたいです。
いいね。
家で何か動物を飼ってるんですか?はいうちに動物がたくさんいるんです。
犬ウサギトカゲ魚ネズミハムスターなど。
小さい頃からいろんな動物が来ては去っていきました。
どんなトカゲ?フトアゴヒゲトカゲです。
専用の籠に住んでて私もちゃんと面倒を見てます。
ちゃんと庭で散歩もさせてますよ。
大学に入ったら生物学を専攻したいという…学校では写真のワークショップに参加。
色彩豊かな動物や自然の写真をソーシャルネットワークで多くの人々と共有しています。
僕もバードウォッチングが好きなんで聞きたいんだけど鳥の写真でいい写真は撮れた?一番よく撮れてて私も好きなのは…カナダカケスです。
確かコロラドにいた時に偶然見かけて木に止まっていたのを撮る事ができたんです。
すばらしい。
写真に撮るとほかの人にも伝えられるしそれまで関心がなかった事にも興味を持ってもらえるし身の回りのいろんな事に気を配るいいきっかけになると思います。
「性と出会いのメカニズム」。
続いてはヒトの場合を見てみましょう。
ここでも性淘汰の原理が当てはまると博士は考えています。
動物も人間もパートナーを見つける時自然淘汰と性淘汰の影響を受けます。
理想的には一番優れた遺伝子を持った相方を選べれば成功です。
しかしあなたのパートナーがどんな遺伝子を持っているかは分からないので私たちは外見から推察するしかありません。
人間には好きなタイプというものがありますよね。
君たちも思い当たる節があるかもしれません。
ある特定の顔だちがあって何度も繰り返し同じタイプの人を追い求めてしまうんです。
私たちは異性にどんなイメージを求めているのでしょう。
心理学者が結婚10年以上の夫婦を調べたデータがあります。
目の色から信仰する宗教肌の色から背丈まで夫婦2人のありとあらゆる体型と行動の特徴を調べました。
そして2人がどのような特徴を共有しているかを数値化したのです。
長年結婚している夫婦2人が同じような宗教や人種社会的な立場年齢や政治的な見方を共有していてもあまり驚かないですよね。
でも外見についての研究結果は意外でした。
細かく調べてみると結婚した2人の体型や外見の特徴がさまざまな点で似ている事が分かったんです。
本当に意外な特徴なんです。
スリムで青い目の人同士が結ばれているという事ではなくて中指が長い人同士が結婚していたんです!中指の長さなんて気にする事ありませんよね。
博士が注目したこのリサーチによると200組の夫婦を調査した結果中指が長い人同士中指が短い人同士が結婚しているなど夫婦に意外な共通点がある事が分かりました。
耳たぶの大きさや背の高さについても夫婦で似ている事が多いようです。
私たちにはふだんはあまり気にしていないけど求めている好みのイメージがあるようです。
私の場合はマリーという女性とのデートの時にそれが判明しました。
マリーと私はその後結婚するのですが最初のうち何か引っ掛かる事がありました。
何が気になっていたのか。
それが分かったのは彼女と一緒にバレエを見に行った時でした。
僕は家からオペラグラスを持ってきていました。
ステージを見ていたダイアモンド博士。
マリーさんに渡したオペラグラスを返してもらった時違和感の原因が分かったと言います。
オペラグラスで舞台を見ようと思ったら見えない。
彼女はオペラグラスを折り曲げていたんです。
私はオペラグラスを少し開く必要がありました。
気付いていませんでしたがマリーの両目は近く私の目はやや離れていたんです。
思い返せば私の妹も母親もやや目が離れていて14歳からこのかた僕がデートしてきた女性は皆目が離れていました。
目が離れた女性が僕のタイプだったんです。
幸いマリーと僕は音楽や宗教などで気が合ったのでうまくいきました。
もしかしたら耳たぶや中指の長さも程よかったのかもしれません。
目が近い事が気にならないぐらい相性がよかったんです。
通常自分に似ている人が好きという場合にはその相手が自分とは反対の性の親や兄弟姉妹に似ているからという場合が多いようです。
成長するに従って母親や父親兄弟の面影が呼び起こされそのイメージを一生追い求めるのです。
なぜ私たちは自分と似ているヒトにひかれるのか。
博士はある動物実験に注目しました。
ウズラの実験をご紹介しましょう。
生まれたウズラの卵を別の巣に移動するという実験です。
この実験ではオスの行動に注目しました。
ウズラは普通母鳥のもと兄弟姉妹同じ巣で育ちます。
しかし今回この巣に血のつながっていない雛鳥を持ち込みました。
オスのウズラはそれを兄弟だと信じて育つのです。
博士が紹介したのはニッポンウズラを通常と異なる環境で育てパートナー選びの秘密を観察した研究です。
オスのウズラを血のつながらない雛鳥と共に育てました。
母親は本物です。
オスは周りの鳥を自分の兄弟姉妹だと思い込んでいます。
成長してパートナーを探す年頃になったそのウズラを実の姉妹やいとこが暮らしている巣に戻しました。
血のつながった兄弟姉妹や親戚に初めて出会ったウズラはパートナーを選ぶ際にいとこを選ぶ事が分かりました。
妹に対しては近親相姦を避ける本能が働きました。
はとこなど遠い親戚ではなくいとこを好むのです。
ウズラは一緒に育った母鳥の面影を求めますが妹のように近すぎる存在は避けたのです。
好きなタイプは自分に似ているけど近すぎない人。
私たちも動物がパートナーを選ぶ性淘汰の仕組みをそのまま受け継いでいるのかもしれません。
博士が最後に問いかけるのはヒトの人種の違いです。
同じヒトなのになぜ人種が分かれたのか。
博士は性淘汰をヒントにその謎に迫ります。
性淘汰に関連して今日最後にお話ししたいのは私たち人種の起源についてです。
人種の分類は議論が分かれるところでこれまでも人種は6つあるとか3つだとか10とか非常に恣意的に分類されてきました。
しかし人種が地理的な環境に影響を受けている事も確かです。
私たちの祖先ホモ・サピエンスは6万年ほど前アフリカを出て世界中に散らばっていきました。
そしてそれぞれの土地の環境に適応するように進化したといわれています。
なぜ地域によって人の姿が違うのかは生物学上の大きな謎です。
ご存じのようにアフリカやニューギニアオーストラリアの赤道近くの人々は大概黒い肌をしています。
一方緯度が高い地域では色白になる傾向が強いようです。
なぜ赤道近辺の人々はより黒い肌をしているのでしょう。
太陽の光に対抗するためでは?そうだね。
黒い肌が太陽光を防いで守る効果があるという事は自然淘汰の考え方で説明できます。
黒い肌は皮膚がんを防ぐ効果があるのでもし肌が黒くないと皮膚がんを患って死んでしまい自然淘汰で消滅していきます。
一方緯度の高い地域で大切なのは日光を十分に浴びる事。
そうしないと体内でビタミンDを生成できずくる病になってしまいます。
スウェーデンなど緯度の高い地域では自然淘汰によって白い肌のヒトが増えたといわれています。
光を透過させる白い肌のおかげでビタミンDを体内でつくりくる病を予防できたのです。
多くの生物学者が肌の色は自然淘汰の結果だと語っています。
ただし例外も報告されています。
オーストラリアの先住民族であるタスマニア島のタスマニア人は南極の近くに住んでいて白い肌でもおかしくないんですが実際は黒い肌をしていました。
もう一つの例外は南米アマゾンの先住民です。
この地域は大変暑く皮膚がんになる可能性も高いはずですが比較的色白です。
そして彼らは1万3,000年もの間何の問題もなくここで暮らしてきたのです。
自然淘汰だけでは全ての人種の特徴を説明できないのです。
そのもう一つの例は青い目と金髪です。
青い目の人は北欧など限られた地域。
赤道直下のニューギニアにはいません。
ではスウェーデン人にとって青い目にはどんな利点があるのでしょう。
そして金髪。
なぜスウェーデンでは金髪がよくてナイジェリアでは役に立たないのでしょう。
もしも分かったら是非発表して下さい。
生物学者たちもまだ説明できていません。
もう一つの説は肌の色は自然淘汰で決まってくるが…目の色や髪の色は性淘汰によって定着したという考え方です。
これは自然淘汰の理論では説明できないので創始者効果が当てはまるケースかもしれません。
自然淘汰性淘汰と並び博士が注目しているのが…大きな集団から一部の人々が島などの離れた場所に移住し何世代もの長い間離れて暮らしている間に起きる現象です。
移住した人々の中に全くの偶然によって珍しい遺伝子例えば大きな耳の遺伝子を持った人がいたとします。
その後移住先の人口が増えた時大きな耳が支配的に広まる事がある。
これが創始者効果です。
自分と似ている異性を選ぶ性淘汰もこの現象を後押しする事があるといいます。
もしかすると最初にスウェーデンに入植した人々に金髪で青い目の人が多かったのかもしれません。
そうするとそれが性的魅力の標準になり青い目で金髪の人同士で結婚する訳です。
でも私がよくフィールドワークに行くニューギニアでは黒い髪と黒い肌を持ち目も黒い。
そこにヨーロッパから青い目で金髪の女性が来てもニューギニアの人々は「わあ美しい人が来た」とは言いません。
「おお神様。
彼女の髪は焼かれて乾いた草みたいだ。
青い目は何か病気で具合でも悪いのか?」などと言われるに違いありません。
人種の起源はとても繊細な問題で細心の注意を払って取り組む必要があります。
世界の人種の問題は肌の色に関しては自然淘汰と何か関係がある。
しかし創始者効果や性淘汰の結果も関係していると考えられます。
今回のエピソードで博士は私たちが異性にひかれるメカニズムを見てきました。
動物で発見された性淘汰という考え方をもとにヒトの場合を見ていくと自分と近いけれど近すぎない姿の異性にひかれる事が分かります。
そしてその仕組みが私たちの人種の違いにも影響しているのです。
今日の授業はいかがでしたか。
これまで私たちは人間独自の特質と思われた言語とアートを語り今回はパートナーをどう選ぶのかという動物と共通の性質について見てきました。
これからの人生で誰かに心ひかれる時少し科学的に観察してみて下さい。
ただしそれもほどほどに。
運命に身を任せるのが一番です。
(拍手)2018/01/26(金) 22:00〜22:30
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ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第4回「性と出会いのメカニズム」[二][字]

ダイアモンド博士は、「銃・病原菌・鉄」でピュリッツァー賞を受賞した進化生物学者。人間の進化によって現代社会を考察する博士の特別授業を12回にわたって放送する。

詳細情報
番組内容
第4回は性と出会いのメカニズムについて。ヒトや動物は、異性と出会い、引きつける技能をどのように進化させたのか。また、より多くの子孫を残そうとして、選び取ってきたその仕組みは、ヒトと動物でどのように違うのか。ダイアモンド博士が、私たち人間の命をつないできた神秘のからくりを解き明かす。
出演者
【出演】進化生物学者…ジャレド・ダイアモンド,【声】糸博

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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